まち・文化

  • 2009年7月12日

    レキジョのための基礎知識 3
    石田三成「像」を巡る旅

     戦国時代、近江を制する者は天下を制すといわれていた。特に、信長や秀吉をはじめ、多くの武将たちが手を伸ばした湖北地域だが、やっぱり石田三成の存在感が大きい。敗軍の将でありながら、後世に語り継がれるだけの何かを持った人物だったのだろう。  現在でもそのカリスマ性は強く、像が建てられている場所は思いつくだけで4箇所あり、一... 続きを読む

  • 2009年7月12日

    湖上という非日常
    湖上タクシー

    尾上港から出発した湖上タクシー  曇天と湿度の高い日が続いている。顔をしかめていた私にリフレッシュできるよ、とすすめられたのが「北びわこ湖上タクシー研究会」の湖上タクシーだった。  湖北町の尾上港から出発する。港に停泊している漁船がタクシーである。甲板にはベンチが設置されていた。行き先も乗船時間も自由にリクエス... 続きを読む

  • 2009年7月12日

    コルトレーン ナイト

    高橋知己(sax) 竹内 直(sax)  7月18日、陶芸家の村長泰如さんがプロデュースするJAZZライブ第2弾が、2月に行われた渡辺貞夫さんのライブに続き、岡村本家の酒蔵を改装したホール「蔵しっく館」で行われる。ご自身もJAZZプレーヤーであった村長さんが「本物が伝える感動を、より多くの人に知ってもら... 続きを読む

  • 2009年7月12日

    宗安寺の幽霊の絵 公開

    六条御息所をモチーフとした通称「幽霊の絵」  人間の側が活気づいてくると、どうやらあちらの世界も賑やかになってくるようで、夏は怪談の季節でもある。彦根市の夢京橋キャッスルロードにある宗安寺で、一晩だけ「幽霊の絵」が公開される予定だと聞き、訪ねてみた。  宗安寺は、江戸時代の初め、彦根城下町が作られたときに現在の... 続きを読む

  • 2009年6月28日

    エジプト館と梅雨の高月

    北近江リゾート エジプト館  エジプト館は、4年前に開催された「愛・地球博」のパビリオンを移設したもので、当時の展示品をそのまま見ることができる。ツタンカーメンの黄金マスクや大英博物館の入り口にあるロゼッタストーン、人々の生活を描いたパピルス……誰でも一度は耳にしたことがあるだろう。どれもレプリカとはいえ、目の... 続きを読む

  • 2009年6月28日

    受け継がれる尼子のカロム

    尼子カロム大会の様子  彦根市を中心に、湖東湖北地域で100年以上親しまれ続けているカロム。実は、大きく別けて二種類のスタイルがある。  一つは、カロム日本選手権大会(日本カロム協会主催)の公式戦スタイル。そこには、一介の盤上遊戯から競技として洗練される過程で定められた、細かいルールが存在する。そして、もう一方... 続きを読む

  • 2009年6月28日

    大通寺山門に登る

    夏中の期間、露店がずらりと並ぶ。  子どもの頃、夏の楽しみといえば「げちゅうさん」だった。露店がずらりと並び、人ごみをかきわけてあちこちのお店をきょろきょろして、何を買ってもらおうかとわくわくした……。綿菓子はなぜか買ってもらえなかったので、大人になった今は気兼ねなく食べることができるのが嬉しい(別な気兼ねはあ... 続きを読む

  • 2009年6月14日

    ウサギとカメ・階段・小学校
    豊郷町立図書館

    豊郷小学校旧校舎 5月末……、豊郷小学校旧校舎の一部が町立図書館としてオープンした。教室のいくつかの壁を取り払い、書架が設置してある。かつての学び舎の雰囲気はできるだけそのままに残され、教室ごとにおいてあった掃除用具入れは、塗り替えられ物入れになっていたりする。 長く、広い廊下を歩いていると、ここで学んだことは... 続きを読む

  • 2009年5月24日

    彦根りんご復活とロームビューティー

    平成の彦根りんごの花  和名を「芹川」というリンゴが彦根のリンゴ園で栽培されている。「ロームビューティー」という品種で、現在、国内で栽培されているのはここだけであるという。  アメリカでロームビューティーという新品種のリンゴが発見されたのは1816年。明治時代に他の西洋リンゴと共に日本に輸入された。国内では青森... 続きを読む

  • 2009年5月24日

    ステンショ道・幻の春照駅

    「米原 汽車 汽船道」の道標  きっかけは中山道番場宿にある「米原 汽車 汽船道」の道標の謎だった。十字路の片隅に建っている。不思議なのは汽船。知る限り米原から琵琶湖を渡る船の便は無かったはずである……。  ふと思い出した。かつて、国鉄の線路は現在のルートとは違い、関ヶ原から伊吹山麓を通って長浜駅まで伸び、そこ... 続きを読む

  • 2009年5月24日

    歯痛に効くらしい!? 平方天満宮の犬塚

    平方天満宮  さわやかな天気が続いて気分がいい。こんな日は自転車にまたがり、行く先を決めずに走るのがお気に入りだ。  琵琶湖岸にほど近い「平方天満宮」という神社を見つけた。「犬塚はこの奥」と看板が立っている。静まりかえった境内に、看板の文字がひときわ目立つ。犬塚は本殿のそば、柵に囲われてひっそりとあった。  犬... 続きを読む

  • 2009年5月24日

    レキジョのための基礎知識 2 「義」の物語
    頭痛が治るらしい!? 大谷吉継の首塚

    大谷吉継の首塚とされる畑の片隅の祠。  米原市下多良の畑の片隅に、祠がポツンと建っている。車通りの多い幹線道路から外れた場所で、案内板も出されていない。地元の人でも、知る人ぞ知る祠である。僕が訪ねたときは長閑な風景に人の気配はなく、少し寂しい雰囲気だった。祠の前に、パック酒とペットボトルのコーヒー飲料が供えられ... 続きを読む

  • 2009年5月10日

    ピアノ生誕300年・ハイドン没後200年 クラシックをもっと楽しもう!

    左から、ベーゼンドルファーのピアノ、スタインウェイのピアノ、チェンバロ  クラシック音楽を近くに感じた夜があった。  先月、ひこね市文化プラザで開かれた『ひこね音楽夜話クラシック事始』と題した「初心者こそ楽しめる、クラシックのレクチャーコンサート」のときのことだ。国内外で活躍するピアニストの福田直樹さんをナビゲ... 続きを読む

  • 2009年4月26日

    会いに行く桜レポート 2
    三津町の3つ 宇曽川の桜ライトアップ

    ライトアップされた宇曽川の桜  彦根市三津町には遠方から人々の集まるスポットが3つある。 1つめは、全国でも珍しい福の神「勝鳥神社」。2つめは絶好の稚アユ釣りポイント。そして3つめは、宇曽川沿いの桜並木である。三津町の3つ。おそらく偶然の産物なのだろうけど、数字が符合しているのが面白い。  なかでも、宇曽川の堤... 続きを読む

  • 2009年4月26日

    会いに行く桜レポート 1
    綾小路きみまろライブ

    彦根城の桜  彦根で一番気持ちのいい日。それは4月10日なのだそうだ。  なぜ、彦根で一番気持ちのいい日なのか……。それは彦根城の桜が満開となる確率が高い日だからだそうだ。今年も、まるで申し合わせていたかのように、予定通りに満開となった。  この日、現在日本でもっともチケット入手が困難なお笑いタレント・綾小路き... 続きを読む

  • 2009年4月26日

    レキジョのための基礎知識 1
    石田町を歩こう!
    長浜市石田町

    石田会館はかつての三成屋敷跡に建てられている。 石田会館の敷地内には三成の銅像がある。  今、10代から20代の若い女性を中心に、戦国時代が一大ブームである。  長浜市石田町を訪ねたときのことだ。石田町は関ヶ原の合戦で、西軍を率いた戦国武将・石田三成の出生地として知られている。カメラを片手に独り、路地裏... 続きを読む

  • 2009年4月26日

    奇祭 茶わん祭

    2008年の茶わん祭の様子  5月4日。余呉町上丹生で伝統の「丹生茶わん祭」が行われる。  茶わんで飾りつけられた高さ10数メートルの曳山渡御を中心に、神輿や舞、しゃぎり(お囃子)などを子どもから大人まで、村中が一体となって奉納する奇祭だ。かつては3年に1度行われていたが、ここ数年、人手不足などが原因で、今年は... 続きを読む