お店

  • 2017年2月8日

    湖畔にひらかれたVOID
    VOID A PART

    ハコミドリ 周防苑子さん  滋賀に旅に来たらこんな場所に車を停めたいな、と思うような琵琶湖畔にたたずむ、「VOID A PART」。代表の周防苑子さんが廃ガラスと植物を組み合わせてつくる作品「ハコミドリ」を制作する“アトリエ”があり、こだわりのご飯や喫茶が楽しめる“キッチン”があり、さ... 続きを読む

  • 2016年11月17日

    古民家タイ食堂 ラムちゃん

    後藤ラムヤイさん  「ラムちゃん」こと後藤ラムヤイさんにはじめて会った時、「微笑みの国・タイ」というあのフレーズが浮かんだ。それぐらいすてきな笑顔で、ラムヤイさんは迎えてくれる。  大工だったご主人のお父さんが建てたという日本家屋で、ラムヤイさんが「古民家タイ食堂 ラムちゃん」を始めたのは昨年七月。店名の「ラ... 続きを読む

  • 2016年10月10日

    ワイルドキッチン石窯パン工房

     マルシェなどのイベントで見かけるワイルドキッチン石窯パン工房の店頭には、いつも列ができている。ワイルドキッチンの堀内悟さんとツジタカコさんは2人で休まず立ち働くが、なかなか列は途切れない。ようやく列が切れたと見計らって行くと、パンが売り切れていた…そんな経験もあって、行列が苦手なわたしも、ワイルドキッチンの列に... 続きを読む

  • 2016年9月5日

    ホラアナから響く音

     約150年前、江戸時代後期の建築とされるその古民家は、入母屋造で、トタン屋根の下に草屋根を隠している。当時の農家の面影をよく残すとして、彦根市指定文化財にもなっているこの建物に、青柳亮さん・麻美さん夫妻は昨年10月、神奈川県から移り住んだ。そして工房とショールーム「horaana」をかまえ、オーディオメーカー「... 続きを読む

  • 2016年7月26日

    いつか思い出す、まるいパン
    つるやパン まるい食パン専門店

     味の記憶そのものは、写真や録音のように閉じ込めることができないから、もしかしたらどこか不確かなものなのかもしれない。けれども、誰と、どこで、どんな季節に、どんなものを食べたか。そんなまるごとの風景の記憶が、食べものの記憶なんだと思う。  今年4月。長浜駅から歩いてすぐ、地元の人に長く親しまれていた「内藤製パン」... 続きを読む

  • 2016年6月27日

    風が緑になるとき
    奥山の癒し処 風緑

     河内の風穴を目指し、緑に染まる谷沿いの道を車で走る。細く窓を開けると、川の音と山の空気が入り、心地よい。一本道をのぼっていくとやがて河内の風穴の駐車場に到着するが、実はわたしの目当ては河内の風穴ではなく、入り口の橋のたもとにある、「奥山の癒し処 風緑」。今年3月末にオープンした、かき氷と多賀そばのお店だ。  店... 続きを読む

  • 2016年4月11日

    うわさのシフォンケーキ屋
    シフォンケーキ yon

     一年ほど前に会ったきりになっていた方が、わざわざ電話をくださって、おいしいシフォンケーキ屋があると教えてくれた。なんでも、シフォンケーキだけをこだわって作っていて、知る人ぞ知る店になりつつあるのだという。これは行かねばと、すぐに訪れた。  店の名まえは「シフォンケーキ yon」。店のドアを開けると、磨かれたアメ... 続きを読む

  • 2016年4月1日

    せせらぎの里に、ピザ職人がやってきた
    Pizzeria UNO

     「東京からピザ職人がきた!」と話題である。場所は甲良町の道の駅「せせらぎの里こうら」。店の名まえは「ピッツェリア ウノ」という。  駐車場からもよく目立つ、オレンジ色のルーフがついた小さな建物がピッツェリア ウノだ。大きなガラス越しに、生地を広げたり具を載せたり、その奥に鎮座する石窯でピザを焼いたりとピザづくり... 続きを読む

  • 2016年2月17日

    チョコレート専門店 ボンボンショコラ
    LE BONBON ET CHOCOLAT

     黒壁スクエアの喧騒から少し離れた大通寺近くの通りに、小さなチョコレート専門店ができた。お店の名まえは「ボンボンショコラ」。口にするだけでこころが弾むようなこの店名は、フランス語で「le bonbon et chocolat」。ひとくちサイズの小さなチョコレートのことなのだそうだ。  ボンボンショコラのショーケー... 続きを読む

  • 2016年1月15日

    日本の心を伝えるワークショップ&カフェ
    ワークショップ&カフェ 和結

     彦根市本町、キャッスルロードから少し入った古い街並みが残る路地沿いに築120年の町家を改装したカフェがオープンした。ワークショップとカフェという一風変わった組み合わせのこのカフェ「和結(わゆ)」は、華道翠香流の4代目となる御代麻理子さんが営む。  入り口を入ってすぐの土間にカフェスペースがあり、さらに奥の座敷に... 続きを読む

  • 2015年12月30日

    本のまちを夢みて
    あいたくて書房

     木之本町の北国街道沿いに、「あいたくて書房」という私設文庫ができた。私設文庫……「図書館」でもなく、「本屋」でもないという。  あいたくて書房は、戦後間もなくに建てられたという古い民家にある。それぞれの座敷に並んだ本棚から好きな本を選び、読むことができる。絵本、古い文庫、その時代の暮らしを刻んだ生活雑誌、存在感... 続きを読む

  • 2015年12月18日

    よろずをひとつに
    よろず淡日

     彦根市日夏町の巡礼街道沿いにたたずむよろず屋「淡日」。ガラスのはまった木戸をカラカラ、と開けると、裸電球が灯る店内で、古い時計がコチコチと時を刻んでいる。土壁、土間、使い込まれた木箱や棚に商品が並ぶ。時が止まったような空間にしばしぼんやり…でも、「淡日」は今年の夏に開店したばかりの店だ。店主夫妻の疋田実さんと美... 続きを読む

  • 2015年10月19日

    おばあちゃんの味をつなぐ店
    道次商店

     オレンジ色の庇に「餅・生菓子 道次商店」の文字が懐かしい佇まいのこの店は、長浜市永久寺交差点にある。ここで、道次美津枝さんが35年ほど営んでいたという。その前には、長浜市朝日町でも30年お店をしていたというので、美津枝さんは合わせて65年ほど、餅と和菓子を作りながら店頭に立ち続けた。昭和5年生まれの美津枝さんが... 続きを読む

  • 2015年9月28日

    あしもとにある恵み
    山のごはん よもぎ

     谷すじは、日が落ちるのが早い。刻々と日が傾いてゆく奥伊吹の山あいの道を、夕暮れに追われるように車で登っていく。刈り取りの始まった棚田、その端に建てられた古びた小屋に目を奪われた。  甲津原の集落に入ると、澄んだ水が流れる水路で、ミョウガをざぶざぶ洗っているひとがいた。鮮やかな紅色が山盛りになっていて、なんだか良... 続きを読む

  • 2015年9月1日

    しし肉づくし
    隠れ里 重内

    さっと焼いて塩こしょう、わさびでいただく「しし肉焼き」、「しし骨スープのだし巻き」、外はかりっとほのあたたかく中は冷たい「アイスの天ぷら」  ここ数年、じわじわと「ジビエブーム」なのだそうだ。ジビエとは、フランス語で狩猟によって得られる野生の鳥獣の食肉のこと。フランスでは歴史的に高級食材とみなされてきたが、近... 続きを読む

  • 2015年8月17日

    たこ焼き道
    多幸屋

     「たこ焼きが好きなんだね」と言われてようやく気がついた。よくたこ焼きを食べている。店ごとに食べ比べることはあまりしない。「うまい」と思った店に通い続ける。そういうタイプの「好き」なのである。そんな私が近ごろ通っているのは、「多幸屋」というたこ焼き屋だ。  多幸屋は昨年秋、彦根市京町の交差点に、たこ焼き職人歴14... 続きを読む

  • 2015年7月15日

    賢治のカレーセット登場
    テイシンカフェ

     ハンドドリップで丁寧に淹れた珈琲が美味しい「テイシンカフェ」で『賢治のカレー』を食べることができるようになった。ドリンクが付いたセット1000円(税込)。  『賢治のカレー』というのは、以前も書いたがタマネギの甘さが生きた懐かしい味のカレーである。  大正11年(1922)6月18日オープンした「金亀食堂」は... 続きを読む