「そば」を含む記事一覧
-
2016年6月27日
風が緑になるとき お店
奥山の癒し処 風緑河内の風穴を目指し、緑に染まる谷沿いの道を車で走る。細く窓を開けると、川の音と山の空気が入り、心地よい。一本道をのぼっていくとやがて河内の風穴の駐車場に到着するが、実はわたしの目当ては河内の風穴ではなく、入り口の橋のたもとにある、「奥山の癒し処 風緑」。今年3月末にオープンした、かき氷と多賀そばのお店だ。 店... 続きを読む
-
2012年11月9日
紅葉の永源寺で手打ちそばとラーメンを…… お店
店長の西澤健治さん(左)と西阪和男さん 自然休養村センターという施設をご存知だろうか。自然休養村とは、昭和50年代頃から農林水産省が農業観光地域を指定し整備した事業で、当時は全国各地に様々な施設がつくられたそうだ。東近江市自然休養村センターもそのひとつで、昭和51年に永源寺の旦度橋のたもとに設立されて以来... 続きを読む
-
2011年11月21日
赤い花のそば、赤そば! お店
そば処 赤そばの郷赤そばの花 蕎麦はまだ 花でもてなす 山路哉 芭蕉 「蕎麦」は、秋の季語である。ちょうど稲刈りの時期の前後だろうか、田園風景の中にそばの花が咲き乱れているのを見かけることがある。そばの花といえば真っ白い小ぶりなものだとばかり思っていたのだが、赤い花のそばがあるという。赤そばは、赤い... 続きを読む
-
2011年8月19日
2011の夏を快適に過ごす
旨さの秘訣は乾燥にあり、ゆで具合には個性がある まち・文化さまざまな種類の乾麺 夏、冷たい麺類がおいしい季節だ。 たっぷりの湯をわかし完全に沸騰したら、麺をパラパラと入れる。再沸騰するまで蓋をし、蓋が持ち上がったら外す。(吹きこぼれに注意) 麺がふわっと回るくらいに湯の温度を保ちながら所定の時間ゆがく。(98℃の法則) 麺をあげ、冷水でぬめりがとれるまで洗う。... 続きを読む
-
2011年1月17日
手打ちそば屋で食べる冬期限定うどん お店
そば廣冬季限定の四川うどん 長浜の手打ちそば店「そば廣」さんへは、何度となく訪れている。そば廣さんの天ぷらそばは少々時間がかかる。注文を聞いてからタネにコロモをつけて揚げてくれるからだ。運ばれてきた大きな海老と野菜の天ぷらのさっくさくの揚げ具合に、待ったかいがあったと必ず思う。以前はそばの上に天ぷらが載っていたの... 続きを読む
-
2010年12月22日
お多賀さんの門前で食べる「縁結びそば」 お店
もんぜん亭多賀大社前駅のもんぜん亭 近江鉄道多賀大社前駅を出ると大きな鳥居がある。随分前のことになるが、鳥居の側には旅館があった。このあたりはかつて町の中心部だったというから、お多賀さんへの参詣者でさぞ賑わっていただろう……。旅館の建物は今年の春から「もんぜん亭」というコミュニティースペースとして生まれ変わり、再び賑わい... 続きを読む
-
2009年11月22日
鮭とまいたけのイタリア風そば つくって、食べよう
白い小さな花が一面に広がるソバ畑、これを見ておなかがすいてくるのは私だけでしょうか。救荒作物として世界で栽培されているソバですが、ここ滋賀県の伊吹でも、おいしいソバが育てられています。ちょっと趣向を変えてイタリア風に、でも独特の食感と香りを損なわないように、今回は鮭とまいたけのシンプルなバター炒めとあわせてみました。... 続きを読む
-
2009年10月27日
笹きりと白雪 お店
手打そば そば吉変わり蕎麦は職人の高度な技術が必要だ。 秋といえば、山々の紅葉を愛でながら食べる新蕎麦である。ここ数年、湖東・湖北にも独特の蕎麦専門店が増え、店の個性に触れながら食べ歩く嬉しい季節だ。僕にとって思い出深い店のひとつに多賀町の「そば吉」がある。たまに立ち寄る程度だが、僕の大切なシーンの中にそば吉はある。 大... 続きを読む
-
2009年9月30日
瓦の上、そばの下 お店
レストラン「小谷城」の戦国瓦そば須賀谷温泉 すき焼きのルーツは、畑を耕すのに使う鋤(すき)の金属部分の上で肉を焼いて食べたのが始まりだという。ずっと以前、教科書か何かで読んだ……、その大胆な発想に感心したことを覚えている。何故、鋤を使う必要があったのか、書かれていたのかもしれないが記憶にない。 小谷山に近い須賀谷温泉内のレストラン「小... 続きを読む
-
2009年7月26日
福田屋のスペシャル お店
JR木ノ本駅前の福田屋 JR木ノ本駅前の「福田屋」は、創業から70年以上続く老舗の食事処である。店の前にある大きな柳の古木が目印で、土間を改装した店内の落ち着いた雰囲気や裏口から馴染みが来店する様子は、今も昔も相変わらずである。 現在、3代目となる福田和夫さん(58)と眞千子さん(58)がお店を切り盛りして... 続きを読む