彦根市の記事一覧

  • 2012年5月21日

    波兎、再び まち・文化
    鍾馗さんにはかなわぬ、波兎

    長浜市湖北町小今 小泉神社本殿  僕は、波間を跳ぶ兎のキュートな文様に魅せられコレクションしている。この文様の別名は「竹生島文様」という。「波兎」「波に兎」「波のり兎」などの呼び方もある。  前回、『波兎に呼ばれる!』というタイトルで、野田神社(長浜市野田町)の竹生島文様の記事を書いたが、5月19日午前10時... 続きを読む

  • 2012年5月18日

    “人とビール”が主役の店 お店

    Peterの店内 西堀満さんと、従業員のフローランスさん ランチの沖縄そば定食 ビールの味を引き立てるメニューが揃っている  「ビール」と聞いて思い浮かぶのは、キリン、サッポロ、サントリー、それともアサヒだろうか。長年国産大手メーカーの寡占状態にあった国内のビール市場だが、地ビー... 続きを読む

  • 2012年5月16日

    彦根とラーメンのおいしい関係 まち・文化
    第2回彦根ラーメングランプリ開催

     おいしいラーメンとは一体何なのか。最近、ラーメンのことばかり考えている。  僕の生まれた広島県東部では、ラーメンといえば尾道ラーメンである。鶏ガラでとった澄んだ醤油スープに豚の背脂が浮かび、麺は中細のストレートというのが基本だ。「尾道ラーメン」という呼び名は最近になって広まったもので、地元では一般的に中華そばと... 続きを読む

  • 2012年5月14日

    古事記 まち・文化
    ふることぶみ

     2012年は、古事記編纂1300年という記念年である。とは言っても恥ずかしながら「古事記」について全く知識が無い。あるとすれば「いなばのしろうさぎ」「やまたのおろち」と手塚治虫の漫画で得た知識くらいだ。だから、『古事記』は「コジキ」と読むのではなく「フルコトブミ」なのだと知ったのも、つい先日のことで、江戸時代の... 続きを読む

  • 2012年5月3日

    龍神とトンネル まち・文化

     今年は辰年、龍神について調べていたら、龍神とトンネルの話にいきあたった。  東海道本線・米原~彦根間には、昭和31年(1956)11月19日に電化されるまで、短いトンネルがあった。仏生山(むしやま)トンネルという。現在のJR琵琶湖線より山側、滋賀県東北部浄化センターの敷地内を走っていた。当初、トンネルではなかっ... 続きを読む

  • 2012年4月26日

    中国料理 招禄の白麻婆豆腐 お店
    中国料理 招禄

     癖のようなものかもしれない。ある一定期間が過ぎると無性に食べたくなるものがある。或いは、何かをきっかに、必ず思い出す類のもの……。中国料理招禄の「白麻婆豆腐」がそれだ。 招禄では3年ほど前から夏の一押しの単品メニューになっている。  白麻婆豆腐は、ホワイトという冠が付いているだけあって、麻婆豆腐に比べると確かに... 続きを読む

  • 2012年4月23日

    映画で遊べば地方が盛り上がる
    映画「一遍上人」がつなぐ縁  まち・文化

    秋原北胤監督  2012年6月2日(土)、彦根ビバシティシネマにて『一遍上人』が封切られる。富士川(長野県・山梨県及び静岡県を流れる河川)以西では初公開となるこの映画の成功に向けて、「彦根を映画で盛り上げる会」が動いた。「一遍上人を盛り上げる会」として、秋原北胤監督を招待。4月17日(火)、花しょうぶ通り商店... 続きを読む

  • 2012年4月18日

    一遍上人 まち・文化

     「一遍上人」は鎌倉時代中期の僧侶で、現代でもその生き方に憧れる人は多い。  平治の乱、源平の合戦、承久の乱、天変地異や飢饉……、一遍上人は、仏教を人々救済の為に生かそうとした宗教家の一人だ。「捨ててこそ」のキーワードを思い出す人もいるだろう。  すべてを捨て去る為に、一遍上人は留まることなく諸国を歩き続けるわけ... 続きを読む

  • 2012年4月13日

    庭に箒もあてず、樹に木鋏を入れることもせず…… まち・文化

    五老井の句碑  「五老井」は森川許六の号である。井戸の名前ではない。一般的に「許六」は「きょろく」というが、彦根では「きょりく」と発音するらしい……。  許六は、明暦2年(1656)8月14日の生まれ。本名を森川百仲といい、禄高300石。通称を五助、五老井・菊阿佛・無々居士を号した彦根藩士である。代々、武術指南... 続きを読む

  • 2012年4月9日

    3.11 東北にろうそくのあかりとともに流れた時間 まち・文化

     今年の3月11日を、滋賀県立大学の学生6名は宮城県南三陸町歌津田の浦の小さな漁港で迎えた。  昨年8月、建築を学ぶ学生たちが、被災した漁港に漁師さんたちの休憩や作業に使う番屋を建てたことがきっかけだった。以来毎月、先生や学生数名が田の浦へ通っている。 秋からは、漁業復興までの間浜の女性たちに仕事をと、学生と田の... 続きを読む

  • 2012年3月28日

    私が出会った宇宙 ひと
    眞野丘秋さん

     昔……、高い熱が出て浅い眠りしかできない日には、なぜか同じ夢を見た。私の場合、小さい人と模様だった。小さい人はいつも3人で、甲高い声で何かを話し続けており、不規則な形の模様は浮かんでは消えていく。その形や質感や色彩を人に説明するのは難しい。ただ、強烈な印象だけを残し、今でも忘れることはできない。眞野丘秋(まのたか... 続きを読む

  • 2012年3月22日

    主婦のシェフのごはん お店
    ごはん家 くまくま

    築100年以上の古民家 熊川さん(左)と熊谷さん(右)  お店に入ってすぐ、「はいどうぞ」と出していただいたのは熱々のコーン茶だった。韓国料理のお店などではおなじみだが、界隈の飲食店でコーン茶を出してくれるのは珍しい。とうもろこしの粒を焙煎したお茶で、豊かな香ばしさが口いっぱいに広がる。  彦... 続きを読む

  • 2012年3月12日

    時を遡り、旅するように…… ひと
    フルート奏者 井伊亮子さん

    井伊亮子さん  私にとって笛は小学校時代のリコーダーである。だから井伊亮子さんが手にしているフルートを間近に見たときは、70センチはあるだろうその長さに驚いた。「端のキィまで手が届かないために、小さな子どもはフルートに触れ合う機会がなかったんです。今はU字管のフルートも登場し、手の長さを気にせず練習することも... 続きを読む

  • 2012年3月2日

    3.11 つながろう東北へ ひこね まち・文化

     今、世界中の人々が3月11日に向けて、それぞれの思いをそれぞれのやり方で、東北へ届けようとしている。 「3.11つながろう東北へ」もそのひとつだ。既に、彦根市民会館ギャラリーでは、日本経済新聞社の協力で『東日本大震災写真ギャラリー「記憶」2011.3.11PM2:46』が開催され、日本経済新聞社編集局写真部記者が... 続きを読む

  • 2012年2月27日
    No Image

    正反対の勘違い まち・文化

     最近は、ツイッターやらフェイスブックやらで、わらわしている。「あたふた」ではなく、「わらわら」である。友人は絶対にツイッターやらフェイスブックをしないと固い決心をしている。それもまた良い選択であると僕は思っている。タイムラインを流れるつぶやきに酔うこともなく、一人はひとりの思考のまま眠りに落ちる……。  先日、タイム... 続きを読む

  • 2012年2月22日

    生姜のランチで冬を乗り切る お店

     湖北は雪に覆われ、相変わらず鈍色の低い空、寒いのはつらいと嘆いてばかりいても仕方ない。積極的に体を温める努力をしようと、運動をしたり、衣類や身体を内側から温める食材にも気を配っている。一番に思い浮かぶのは、スパイスたっぷりのホットワインという人もいるだろうが、私の場合、生姜だ。  生姜は、血行を促進し身体を温め... 続きを読む

  • 2012年2月15日

    ほたてあかりで広がるつながりの環 まち・文化

     宮城県本吉郡南三陸町歌津田の浦地区。昨年、8月に滋賀県立大学の建築科の学生が中心となって番屋(漁師さんの小屋)を建てさせてもらったのをきっかけに、以来、毎月この小さな漁村に通っている。  「漁業復興まで浜の女性に仕事はない。その間、何か皆で集まれる場と仕事をつくれないか。そしてその仕事が少しでもお金になればいい... 続きを読む