東近江市の記事一覧

  • 2012年1月13日

    更新する山を目指して! まち・文化
    薪遊庭

    村山英志さん  「薪 売ります」。  旧愛東町の田園地帯にこんな看板が立っている。薪(まき)を専門に販売する「薪遊庭」である。  私の場合、薪は郷愁を誘う。祖父母の家に五右衛門風呂があり、薪割りを手伝うことがあった。実に懐かしい……。薪は思い出の中に存在する。  薪とは燃料となる木材のことを指す。薪遊庭では、... 続きを読む

  • 2012年1月4日

    おいしくバランスよくBENTO.のお弁当 お店
    BENTO.

    八日市のBENTO.  9月、八日市の警察署や役所がある通りに、お店がオープンした。赤茶色のシンプルな建物は、デザイン住宅のようだ。お店の名前は「BENTO.」。上原知子さん(32)、吉田升江さん(36)の手作り弁当の販売店である。店内のテーブルにはおかずが詰められたパックが並び、購入時に温かいご飯を詰めても... 続きを読む

  • 2011年12月16日

    長崎のちゃんぽんと皿うどんの食べ方! お店
    茶袴

    大倉匡勝さんと久子さん  JR能登川駅前にある茶袴(ちゃこ)は、大倉匡勝さん、久子さんが営む居酒屋である。ランチタイムの営業もしていて、お得な日替わりに、ボリュームたっぷりの定食類、丼物がそろう。カウンターにテーブル席、奥には個室の座敷席もあり、ネクタイ姿のサラリーマンや女性グループで賑わっ... 続きを読む

  • 2011年12月14日

    木の生き方に背かない ひと
    工房「木の家具 智」平尾智子さん

    平尾智子さん  約束したその日、平尾智子さん(41)は近江八幡の山から帰ってきたばかりだった。木を伐る専門の人による、伐採現場に同行してきたのだ。ごろごろと楠が軽トラックの荷台に転がっていた。  平尾さんは椅子やテーブル、棚など「木の命を繋ぐ」家具を作る人である。動物などをモチーフに木工彫刻をも手がけている。... 続きを読む

  • 2011年11月30日

    ファブリカ村から始まる…… お店
    ファブリカ村

     能登川にファブリカ村というスペースがある。カフェがあり、ギャラリーがあり、アトリエがあり、ライブスペースがある。そして織機がある。ここは、10年前まで麻製品をつくる北川織物工場という場所だった。  ファブリカ村を運営するのは、北川陽子さん(49)と順子さん(47)姉妹だ。 「創業者の父の死後、操業を停止していま... 続きを読む

  • 2011年11月21日

    赤い花のそば、赤そば! お店
    そば処 赤そばの郷

    赤そばの花  蕎麦はまだ   花でもてなす    山路哉     芭蕉  「蕎麦」は、秋の季語である。ちょうど稲刈りの時期の前後だろうか、田園風景の中にそばの花が咲き乱れているのを見かけることがある。そばの花といえば真っ白い小ぶりなものだとばかり思っていたのだが、赤い花のそばがあるという。赤そばは、赤い... 続きを読む

  • 2011年10月27日

    ジャムベリースタイル お店
    Jam Berry

    クレープショップ「Jam Berry」  近江鉄道市辺駅を降りてすぐのところに、クレープショップ「Jam Berry」はある。ログハウス調のお店でイートインスペースもある。私の中でクレープは、どこか陽気でうきうきとした「ハレ」の日のイメージがあるのだが、そのうきうきした気分をさらに膨らませてくれるのが、大きな... 続きを読む

  • 2011年9月2日

    八日市で出会ったハンカチ王子 お店
    喜多スポーツ店

    社長の喜多高義さん  施設にランドセルなどを寄付する伊達直人(タイガーマスクの主人公)が全国的に話題になっていた頃である。八日市図書館前の道路を走っていると、「喜多スポーツ店」の店先に2メートルはあるだろうか、タイガーマスクが立っていた。「喜多スポーツ店」は野球用具専門店で、野球教室や大会も定期的に開催してい... 続きを読む

  • 2011年8月24日

    深い緑と惟喬親王祭 まち・文化

     7月18日、僕は深い緑の中にいた。大きな台風6号が接近し、ざわざわと雨がまじっていた。なでしこジャパン優勝の話題で日本中が盛り上がった日だ。  昔、湖東3ダム巡りを友人と志したことがあった。オフロードバイクが健在だった頃だ。永源寺ダム、宇曽川ダム、犬上ダムを同じ道路を通らずに巡るというものだ。何度も試みたが未だ... 続きを読む

  • 2011年8月19日

    2011の夏を快適に過ごす
    旨さの秘訣は乾燥にあり、ゆで具合には個性がある まち・文化

    さまざまな種類の乾麺  夏、冷たい麺類がおいしい季節だ。 たっぷりの湯をわかし完全に沸騰したら、麺をパラパラと入れる。再沸騰するまで蓋をし、蓋が持ち上がったら外す。(吹きこぼれに注意) 麺がふわっと回るくらいに湯の温度を保ちながら所定の時間ゆがく。(98℃の法則) 麺をあげ、冷水でぬめりがとれるまで洗う。... 続きを読む

  • 2011年8月3日

    2011の夏を快適に過ごす
    柿渋染めアロハシャツ まち・文化
    天然成分の消臭・殺菌作用

    柿渋染めの生地  今年の夏は、スーパークールビズ実践の人もいるだろう。夏の定番ウェア、アロハシャツも注目を浴びている。開襟で大胆な柄が特徴だが、柿渋染めの生地を使った個性的なアロハシャツがあると教えてもらった。  旧能登川町にある「おおまえ」は生地や織物を企画開発し、製品化している会社だ。  「25年前にお客... 続きを読む

  • 2011年7月26日

    波うさぎ、再び まち・文化

     少し前、編集部に封書が届いた。波うさぎの棟瓦と町史だろうか、コピーが2枚入っていた。東近江市の猪子山『上山天満天神社』に波うさぎ(竹生島文様)があるらしい…。資料をお送りくださったDADAの読者の方、ありがとうございました。  資料の出典は記されていないのだが『旧本社の棟瓦と神輿の四方の台座の所に「なぎさに走る... 続きを読む

  • 2011年7月6日

    団子茶屋ならぬ、団子喫茶にて お店
    mille

    店主の千菊紀子さん  八日市を走る八風街道を南に入ったところに「mille(ミル)」という喫茶店がある。ドリップで淹れるコーヒーに紅茶、モーニング、サンドイッチ。週刊誌を片手にカウンターの一人客、テーブル席ではグループがにぎやかにしている。皆が思い思いの時間を過ごす、ごく当たり前の喫茶店の時間が流れている。 ... 続きを読む

  • 2011年6月14日

    石の側らに…… ひと
    磯部瑛仁さん

    アメリカ先住民居住区でペリドットを採集(2歳)  小さな男の子がハンマーを手に岩場にいる写真を見せていただいた。磯部瑛仁(いそべあきひと)さん1歳。父に連れられて採集に訪れた場所での記念写真である。瑛仁さんは、現在近江兄弟社高校3年生、17歳になる。12歳のとき多賀の鍾乳洞・佐目の風穴で、古代人の歯を発見した... 続きを読む

  • 2011年5月13日

    高靇神 — 龍に戴く冠 まち・文化

     田に水が入る頃、名前の解らない神様に出会った。東近江市池田町辺り、愛知川沿いの堤防にその神様はおられる。雨を冠に龍と書く漢字を読むことができない。「毎月1日と15日に、お花を供えています」という地元の夫人の話では、「水の神様と聞いています」ということだった。愛知川河岸の「高靇神」は、龍神様には違いはなかろ... 続きを読む

  • 2011年5月8日

    和室の小宇宙 ひと
    齋藤友佳子さん

    床の間の書と生け花  床の間に、書が掛けられ花が生けてあった。庭に視線を転じると濃い桃色の花の残像が重なった……。  齋藤友佳子さんは、「どの道も上達しなければという気負いをもたずにいたことが、続けてこられた理由のひとつです。書道をしてちょっと疲れたなと思ったらお茶を点て一服して、一息ついたらピアノを弾いて…... 続きを読む

  • 2011年4月13日

    毎週金曜日はパン日和 お店
    ガレージ パン日和

    小さな看板が開店の目印  永源寺の八風街道沿いに、週に一度、オープンするパン屋さんがある。金曜日に歩道に出る木製の小さな看板が「ガレージ パン日和」開店の目印だ。食パンの断面が描かれただけのシンプルなものである。そのシンプルさに心惹かれた……。  ガレージ パン日和は、平岩節子さん(40)が2年前に開いたパン... 続きを読む