木之本町の記事一覧

  • 2018年4月5日
    No Image

    山内さんの愛おしいもの・コト・昔語り 2 まち・文化

     ご縁があって、長浜市木之本町古橋にお住まいの山内喜平さん(90)和子さん(90)ご夫妻にお会いしてお話を聞き色々教わっている。ふと耳にする山内さんのお話が面白い。「愛おしいもの・コト・昔語り」は、私が聞いたなかでも、これはと思った、或いは伝えておきたい山内さんの記憶である。今回は「オコナイ」に関するものだ。  1月か... 続きを読む

  • 2018年4月2日

    御鏡餅 まち・文化
    オコナイ(木之本町古橋)

     「オコナイ」は少し前までは当たり前に行われていた祭礼で、現代社会が失ってしまった何かしらの欠片があることを感じる。過去より受け継いだ文化の最後の砦であるような気もする。オコナイをカタカナで書くのは「行」「神事」「お講内」など地域によって様々な表記があるからだという。  古橋のオコナイについては今号4頁で『山内さ... 続きを読む

  • 2018年3月5日

    山内さんの愛おしいもの・コト・昔語り まち・文化

    山内喜平さんと和子さん  先月、長浜市木之本町古橋にお住まいの山内喜平さん(90)が、伊吹大根復活に尽力されたお話を書いた。蒔いた種の80パーセント近くが基本形の伊吹大根に育つようになるまで20年近い歳月を要したが、この間、畑には毎年200本近い規格外の大根が育っていたことになる。  奥さまの和子さん(90)... 続きを読む

  • 2016年11月10日

    オトチの岩窟へ まち・文化
    木之本町古橋

    出発前の記念写真  慶長5年(1600)の関ヶ原の合戦。敗れた西軍の将・石田三成が、再起を図るため落ち延び身を隠したと伝わるのが、長浜市木之本町古橋の山中にある「オトチの岩窟」だ。数年前から地元の「古橋史跡文化保存会」のメンバーらが岩窟へ続く林道を整備し、「尾根道ルート」と「林道ルート」の2コースでたどること... 続きを読む

  • 2016年1月18日

    伊香のイカすもの まち・文化
    IKA'S MONO STORE

    店長の稲舘俊彦さん  木之本地蔵院の前は、鉄道の方へ向けてなだらかに下る坂道と北国街道がまじわる、T字の交差点になっている。昨夏、その角に、イカのマークがあしらわれたお店ができた。  「IKA’S MONO STORE」。2010年に長浜市と合併するまで伊香郡と呼ばれていた4つの町、木之本町、高月... 続きを読む

  • 2014年10月3日

    官兵衛の影武者たち まち・文化

     秋の始まりの気持ちよい風に吹かれながら、木ノ本駅前から地蔵坂商店街の方へと歩く。バスガイドさんが掲げる旗について、団体客がぞろぞろと坂を登っていく。旗の先がさす空は高く澄み渡っている。行楽日和だなあと思う。  商店街から少し北に位置する木之本町黒田は、黒田氏発祥の地と言われている。今年は「ながはまの官兵衛 大河... 続きを読む

  • 2014年8月4日

    こずえアート まち・文化
    「暮らしの山」をもっと身近に

     三連休の初日、木之本町藤ヶ崎で行われた「こずえアートってなに?」というワークショップに家族で参加してきた。小枝を使った鉛筆づくりや、山の木で画用木炭をつくって絵を描いたりといった体験ができるワークショップだ。  この催しは、藤ヶ崎の雑木林をフィールドに、整備や資源利用、森林空間利用の推進などの活動をしている伊香... 続きを読む

  • 2014年4月21日

    黒田をだしに、かんぴょうをネタに、こめて お店
    創作和ダイニング 丸忠

    「黒田官兵衛」一色の木之本町  大河ドラマ「軍師官兵衛」ゆかりの地として盛り上がる、長浜市木之本町へ行ってきた。官兵衛は姫路の生まれだが、黒田家発祥の地は、木之本町黒田と言われているのである。  JR木ノ本駅から東にのびる地蔵坂商店街は、「黒田官兵衛博覧会」の幟やポスターがそこここに見られ、「黒田」の「黒」と... 続きを読む

  • 2013年7月19日

    お客さんと一緒に想いを馳せる味 お店

     国道8号線、木之本インターから賤ヶ岳トンネルへ向かう途中の左手の田んぼの一角に、ひときわ目を引く紺色の建物がある。一見すると何かの倉庫か事務所のように見えるが、屋根の上には「ラーメン想味亭」という看板が掲げられている。そう、ここはれっきとしたラーメン店なのである。  店長の 続きを読む

  • 2013年2月15日

    アーチの窓辺にて まち・文化

    江北図書館4連アーチ  木之本の江北図書館のことが気になっている。「江北図書館 存続の危機」と題した記事が読売新聞(2013.1.25.滋賀版)に出ていた。「100年余りの歴史を持つ県内最古の図書館「江北図書館」(長浜市木之本町)の存続が危ぶまれている。資金難や建物の老朽化にあえいでおり、運営する公益財団法人... 続きを読む

  • 2013年1月30日
    No Image

    湖北の地で黒田官兵衛を思う その弐
    黒田氏発祥の地・木之本町黒田 まち・文化

     2014年に放映される大河ドラマの主人公、黒田官兵衛。彼に連なる黒田氏の出自がどこかには諸説あり、議論の種になっている。しかし近世福岡藩主となった黒田氏の子孫が認めたのが、近江国伊香郡黒田村(長浜市木之本町黒田)なのだ。  黒田郷のほぼ中央に建つ集会所の左隣が黒田氏旧縁之地もしくは、黒田家始祖御廟所とでもいう場所にあ... 続きを読む

  • 2012年11月28日

    桜の名所からモミジの山へ まち・文化

     木之本小唄は「春は田上の桜の盛り どこを向いても人の波」という一節ではじまる。17番まであるというこの唄は、春祭りなど木之本の人たちの宴の場では必ず歌われたそうである。  ここで「田上(たがみ)」と歌われているのは、木之本地蔵尊の少し北に位置する田上山だ。賤ヶ岳の戦いにおいて豊臣秀吉が築いたという田... 続きを読む

  • 2012年5月7日

    語り部が伝える賤ヶ岳合戦 まち・文化

    「賤ヶ岳合戦語り部の会」 山口忠義さん、小川敬子さん、村上宣雄さん  「長浜戦国大河ふるさと博」の会場のひとつ木之本エリアは、織田信長の後継を巡って羽柴秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳合戦に焦点をあてている。ふるさと博は、史跡を野外博物館として位置づけ、北近江の戦国史を紹介しており、賤ヶ岳もそのひとつだ。頂上では... 続きを読む

  • 2012年2月3日

    この冬は熊油でしっとり肌を守る! まち・文化
    ふれあいステーション おかん

    藤田和司さん あかぎれやしもやけに効くという 熊油  冬は大の苦手だ。寒さのせいばかりではない。乾燥による静電気と肌荒れが拍車をかけている。時に痒い。更に、手もがさがさ、ひび割れはひどくて悩みの種。ハンドクリームの類も色々と試しているが理想にはほど遠い……。JR木ノ本駅構内の物産販売所「お... 続きを読む

  • 2011年12月30日

    KUWASAKEスイーツ お店
    山路酒造

    北国街道沿いの山路酒造  木之本、北国街道沿いの山路酒造の創業は、天文元年(1532)。480年の歴史をもち日本でも最古級に数えられる酒蔵である。創業当時から作られてきたのが桑酒。文豪島崎藤村も愛飲したことで知られている。  桑酒は、桑の葉を使ったリキュールである。原料もつくり方も日本酒とはまったく異なってい... 続きを読む

  • 2011年10月19日

    木之本発 鹿と猪のハム・ソーセージ! お店

     湖北地域の、山が迫る田園地帯で、獣害対策のために飼われた牛が放牧されているのを見たことがある。大きな牛がいることで猿や猪が恐れて近づかず、田畑の作物を守る効果があるのだと教えてもらった。獣害は、山間部では深刻な問題だ。田畑にネットや電気柵などを設けるのは、もう当たり前になっている。そんななかで狩猟した肉を有意義... 続きを読む

  • 2011年9月26日

    火の用心を呼びかける独特の響き
    夜回りの錫杖 まち・文化

    木之本の夜回り  私が住んでいる町内では、数週間に1度夜回り当番が回ってくる。拍子木を打ち、担当エリアを巡回する。隣町では拍子木の代わりにドンドンと太鼓が鳴る。太鼓も新鮮だったが、木之本町木之本では拍子木と共に錫杖を使う。錫杖に付けた紐を持ち、引きずって歩くのだ。  錫杖は、僧侶が仏道修行のために持つ道具の1つ... 続きを読む