身体に優しい……エチボウルで健康になる!!

愛知川ボウル

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 愛荘町 2011年12月5日更新

赤いピンが目印

 正式には「愛知川ボウル」なのだが「エチボウル」という愛称でも知られるボウリング場がある。国道8号線沿いの赤いボウリングのピンが目印だ。エチボウルの創業は昭和53年、県下でも老舗のボウリング場である。
 エチボウルのプレースペースは木材を使った板張りだ。支配人の加門久司さん(61)によると、県内では2軒だけだという。
「今多くのボウリング場はプラスチック製です。木製だと膝や腰の負担を吸収してくれるんです。アスファルトより土を歩く方がいいというのと似ていますね」。
 木製レーンの手入れは大変だ。表面の傷をならすため数年に一回は表面を削り、コーティングを施さなければならない。削れば木は磨り減る。「あと何度か手入れをしたら今の板は限界でしょう……」。

圏内では2件だけという木製のレーン

 助走を行うアプローチとレーンの境目にはファウルラインがひいてある。投球時にこのラインを踏むと音が鳴り、ファウル。得点されない。エチボウルは、正式なボウリングルールにのっとっているのである。
「遊びの中にもルールとマナーを守ってプレーしてほしいという考えからです。右側優先のルールはご存知ですか。隣のレーンとボールを投げるタイミングが重なったときには、事故防止のため、右側の人のプレーを優先させます」。
 加門さんは、スポーツとして、ボウリング愛好者が増えることを願っている。だからこそルールやマナーを守るスポーツマンシップにのっとったプレーをしてほしいと考えている。

「夢はマイボール、マイシューズ、マイバッグで来てくださるお客様を増やすことです。スポーツジムに通うように、ボウリングをしてもらえたら素敵です」。
 ボウリングは、普段使わない筋肉を使うため楽しく筋力トレーニングできると聞いた。世代を選ばないことから痴呆防止にも役立つそうだ。娯楽的な要素も強いボウリングだが、健康面に優れたスポーツなのである。
 加門さんに、ボウリングの基本中の基本を教えていただいた。
 ボールに指をはめたときぶかぶかにならないこと / 体を使って振り子運動で投げること / 投球はタイミングの問題であること。あとは繰り返し身体に覚えさせる……。ボウリング教室もあるから、華麗なボウラーへと変身を遂げることも夢ではないのだ。

エチボウル(愛知川ボウル)

滋賀県愛荘町長野231 / TEL: 074942-4141
営業時間 10:00〜23:00 / 年中無休

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

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