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淡海の妖怪

  • 2011年10月3日

    璞蔵主(ハクゾウス)

    佐々木道誉の墓  理由があって、淡海の妖怪を再考することになった。まず、「璞蔵主」である……。  甲良町正楽寺の古刹・勝楽寺は、いかなる権威にもとらわれない自由奔放な思想…「婆娑羅」の典型として知られる佐々木道誉(1296~1373)の菩提寺だ。道誉は、坂田郡山東町(現米原市)に生まれ、41歳の時、勝楽寺に移... 続きを読む

  • 2011年9月4日

    ケセランパサラン

     彦根市高宮町周辺に「オタマサン」という妖怪がいたらしい。漢字で書くと「お玉さん」もしくは「お珠さん」となるのだろうか……。と話をしてもう5〜6年になる。「オタマサン」は毛玉妖怪である「ケセランパサラン」の地方名だ。河童(かっぱ)が全国区の名であり「がわた」「かわそ」が、湖東湖北の地方名であるのと同じだ。  ケセ... 続きを読む

  • 2009年10月11日
    No Image

    おはま狐

    余呉町中之郷と東野の境に「おはま狐」の伝承が今も語り継がれている。  『かつてこの付近に、地元の人々が「さみや辻」と呼んでいる場所があった。何本もの道が交差しているのだが、普段から人通りは少なく、寂しい場所だったそうだ。そのさみや辻に、いつ頃からか母狐と子狐が住み着き、仲睦まじい姿を見せながら辻を見守るようになった。地... 続きを読む

  • 2009年8月23日

    先食烏

    参詣曼荼羅(多賀大社蔵)に描かれた先食烏と先食台  多賀大社のお使いは「烏」。『多賀大社由緒畧記』には『祭りの前に必ず、本殿の脇に据えられた先食台(せんじきだい)と呼ばれる木の台に神饌の米をお供えする。すると、森からこの烏が飛んできて、神饌に穢れがないとこれを啄ばむ。古くは、もし烏が啄ばまない場合は、改めて神... 続きを読む