編集部の記事一覧

  • 2019年10月29日

    戦国武将とSDGs まち・文化

     最近「SDGs」という文字列を目にする機会が増えた。「Sustainable Development Goals」の頭文字で「持続可能な開発目標」という日本語訳が与えられている。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために17のゴール(目標)を掲げ... 続きを読む

  • 2019年10月4日
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    マンスリー三成会開催 まち・文化
    石田三成に、『逢える』ブックカフェ

    9月14日  マンスリー三成会  米原市朝日の観音寺では、今年も「石田三成に『逢える』ブックカフェ」がオープンしました。ブックカフェのある本坊には真新しい青もみじと紅葉がデザインされた暖簾(のれん)が掛けられ、カフェのメニューにも伊吹の牛乳で作られたアイスクリームが新しく加えられました。8月3日、カ... 続きを読む

  • 2019年8月16日

    湖東・湖北 ふることふみ 59
    野良田の戦い(前編) まち・文化

     前回まで肥田城水攻めを紹介し、肥田城主高野瀬秀隆が城に籠って六角義賢の攻撃から城を守りきったと紹介した。  しかし、この一度きりの戦いで六角氏の勢力が損なわれたわけではなく、翌永禄3年(1560)に義賢は再び総力を結集して北上を始めた。水攻め時に雨による堤防決壊での撤退を反省したのか梅雨が終わり、台風が襲ってく... 続きを読む

  • 2019年7月17日

    半月舎だより 31 まち・文化

    近所のイベントに三輪自転車で赴き、出店 野外映画上映会「びわ湖の渚映画館」での出店 古本屋台  ワイン屋とけんかをした。  ワイン屋とは古本とワインを半月の晩に楽しむ「半月ワインバー」を一緒に続けてきたが、それも小休止することとした。けんかといっても絶交するようなけんかではなく、言いたいことを言っ... 続きを読む

  • 2019年6月24日

    小さなラジオスタジオ まち・文化

     彦根の「伝統的建造物群保存地区」にある花しょうぶ通り商店街の一画に「逓信舎」という建物がある。昭和9年に洋風に改装した郵便局舎(国指定登録有形文化財 旧川原町郵便局舎)を、中心市街地域活性化を図るために、地元の有志・団体・大学生と連携しながら、シェアオフィスやコミュニティスペースとして利用している。事務机にパソ... 続きを読む

  • 2019年6月7日

    啻豈に有形の徳のみならんや まち・文化
    薩摩治兵衛記念館 開館

     「バロン薩摩」とよばれ、戦前のパリ社交界で華々しく文化人たちと交流した薩摩治郎八というひとがいる。彼自身は明治34(1901)年に東京で生まれているが、その祖父・薩摩治兵衛は、天保元(1830)年、現在の豊郷町四十九院の貧しい農家の生まれで、丁稚奉公から苦労の末に木綿商として一代で成功し、「木綿王」と呼ばれるま... 続きを読む

  • 2019年5月30日

    令和の時代の「一圓屋敷」 まち・文化

     「多賀さとの宿一圓屋敷」が6月1日にオープンする。一圓屋敷は、平成の最後の10年間、「多賀里の駅」として、多賀町のまちおこしの拠点だった。地元の女性が自分で作った野菜を自分たちの料理でもてなす「農家レストラン」があり、地元で活躍する人たちが自分の仕事の魅力を紹介する「集い」をし、それから何と言っても「野鳥の森の... 続きを読む

  • 2019年5月6日
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    半月舎だより 30 まち・文化

    かえる先生のお引っ越し  帳場に座ったひとだけが見える場所に、一枚の写真が貼ってある。かえる先生こと細馬宏通さんとわたしが写っていて、古本市で絵はがきなどの箱をふたり並んで漁っている。「こんな写真見ながら働いているんですか」と、たいていのひとに苦笑いされる写真だが、わたしとしてはそんなに深い意味はない。パソコンを開い... 続きを読む

  • 2019年4月30日

    平成のDADA Journal article 未解決ベスト3 特集

     669号。平成最後の発行となる。DADAジャーナルは昭和64年(1989)に創刊、平成という時代、まるまる在り続けたことになる。あと数日で令和元年を迎える。当然、来月のDADAは令和初の号である。  特別感がありなんとなく嬉しい……。平成元年の頃は、人生まだまだ斜に構えていたが、令和は大袈裟ではなく素直に喜びを受け入... 続きを読む

  • 2019年3月28日
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    半月舎だより 29 まち・文化

    春からはじまる本づくり  誰にでもあることだと思うが、なんでもないやりとりをふと思い出すことがある。店をはじめて最初に迎えた春のこと。「最近お店はどう?」と訊かれたので、「春になって、しぜんとお客さんが増えてきました」と所感を述べた。「そうかあ」とこたえたそのひとは、少し間をおいて思いがけずわらい、「春になって、とい... 続きを読む

  • 2019年2月28日
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    近江の民謡1
    鈴鹿馬子唄 まち・文化

    〜坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 アリャ 雨が降る〜  滋賀県は古くから交通の要衝だった。南北を結ぶ道、東西に伸びる道。琵琶湖を囲むように発達した道は、北国街道や中山道、東海道として整えられ、今もその名残を見ることができる。 〝馬子〟とは、人や荷物を馬の背に乗せて運ぶ人の事である。  鈴鹿山脈の南端で滋賀県と三... 続きを読む

  • 2019年2月25日

    半月舎だより 28 まち・文化

    まちの定点観測者  親族があるわけでもなく、そういう意味では縁もゆかりもない彦根にどうして店を構えているのかと尋ねられることがある。高校卒業後、彦根にある大学に進学して、気に入ったのでそのままこのまちに住みついています。そう答えれば、大方納得してもらえる。そう答えながら思い浮かべているのは、まちの風景よりも、こ... 続きを読む

  • 2019年1月31日

    カロム ミニ・スリム登場 まち・文化

    一番上がカロム ミニ・スリム。  カロムは滋賀県の北東部で明治時代中頃から遊び継がれてきた伝統遊具だ。四隅にポケット(穴)がある正方形の盤上で、扁平な円筒形の玉を指で弾きながら行うビリヤードに似たボードゲームである。キャロム、カランボ、カロン、康楽球(カーロンチュー)など呼び方やルール、盤のデザインは少しずつ... 続きを読む

  • 2019年1月28日
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    半月舎だより 27 まち・文化

    冬眠するお店たち  年が明けた。どうしてか今年は年末年始という感覚がいつもに増してうすく、ぼんやり過ごした。  「一年の目標は100ほど書き出すとよい。誓いをひとつにしてしまうと果たせなかったときに痛手だが、100も挙げればいくつかは果たせる」という知人のことばに感銘を受けた。先日から、目標らしきことを思いつくたびに... 続きを読む

  • 2019年1月4日

    半月舎だより 26 まち・文化

    絵のある日々  秋から冬にかけてのふた月ほど、半月舎の壁に絵のある日々を過ごした。10月なかばから11月初旬にかけてはマメイケダさんの個展「彦根の飲食店」、12月初旬からなかばにかけては後藤美月さんの絵本「おなみだぽいぽい」原画展と、店で立て続けに絵の展覧会をひらいたためだ。出舎し、店のシャッターを... 続きを読む

  • 2018年11月26日

    半月舎だより 25 まち・文化

    3つの本屋の「おなみだぽいぽい」  2016年から、滋賀県立大学教授の細馬宏通さんをお迎えし、「かえるの学校」というシリーズ名で、音楽やマンガなどの講座をさせてもらってきた。年ごとにテーマを決め、半月舎で隔月開講してきたが、今年は絵本をテーマに、近所のカフェ・朴さんで4回開いた。  絵本というと、「名作」とい... 続きを読む

  • 2018年10月31日

    半月舎だより 24 まち・文化

    かたよった彦根案内  7年前、半月舎の開店に先んじてはじめた一箱古本市「ひこねウモレボン市」。今年で8回目を迎えた今回はお天気もよく、たくさんの方がお越しくださった。なにをもって催しを「成功」というのかいまだにわからないが、今回50を超えた出店者さんの多くが、「また来年」と言ってくださったことに、ひとまずほっと... 続きを読む