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編集部の記事一覧

  • 2020年3月21日
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    「かけがえのない」もの まち・文化

     最近は眼鏡を3つくらい使っている。ビジネス、ドライブ、スポーツ、それぞれ用途に合わせて吟味して買ったものではない。今まで使ってきた眼鏡ばかりである。年を重ね、レンズの度数と老眼の進行が上手い具合に、シーンに合うのだ。  スポーツ用に使っているものは20年になる。スタイルは勿論今の時代には合わないし、フレームの地金も見... 続きを読む

  • 2020年3月11日

    三成の戦 九 まち・文化

     3月15日(日)ビバシティ彦根2階ビバシティホールで、「三成の戦 九」というイベントが開催される。主催は「三成の戦実行委員会」。石田三成の人物像を再評価し、その魅力を全国に発信することで、三成ゆかりの地として彦根市をPRする目的で、2011年より活動を続けている。佐和山の頂上や鳥居本駅ホームに置いてあるベンチは... 続きを読む

  • 2020年3月9日

    移動式炭焼き器を使ってみたら・・・・・・ まち・文化

     「移動式炭焼き器を使ってみよう!」と、有志が集まるらしいのでウッディパル余呉へ行ってきた。主催者のながはま森林マッチングセンターが「使ってみよう!」と声がけしたのは正式には「移動式炭化炉」と呼び、同センターが森づくり活動を行う人や団体のために無料で貸し出しているものだ。一見すると、ひと昔前のロケットのよう... 続きを読む

  • 2020年2月5日

    戦国武将とSDGs その2 まち・文化

     最近「SDGs」という文字列を目にする機会が増えた。「Sustainable Development Goals」の頭文字で「持続可能な開発目標」という日本語訳が与えられている。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために17のゴール(目標)を掲げ... 続きを読む

  • 2020年1月29日
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    七草囃子 調査について まち・文化

     正月7日、七草粥を食べる風習がある。昔は6日の晩に「七草囃子」を唄いながら七草を刻んだそうだ。明治時代の彦根では「唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、七草なづな、七草なづな」と唱えながら、囃して刻んだらしい。  『高島の昔ばなし』には、「唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、七草なぐさ、祝いの薬草 祝いましょ」と歌... 続きを読む

  • 2020年1月21日

    湖東・湖北 ふることふみ 64
    その後の高野瀬家と肥田城 まち・文化

    歴代肥田城主の菩提寺・崇徳寺  2019年は肥田城水攻め460年であったため1年をかけて関連する歴史の流れを紹介した。最後に高野瀬家と肥田城を追ってまとめとしたい。  浅井長政が織田信長に滅ぼされたのち、高野瀬秀隆・景隆父子が信長に仕えた記録が残っている。想像の域は出ないが、信長の浅井攻め戦略の一つとして周囲... 続きを読む

  • 2019年12月17日

    湖東・湖北 ふることふみ 63
    織田信長と浅井長政の同盟 まち・文化

    織田信長と浅井長政の対面の地・高宮城跡  浅井賢政が元服したとき、六角家重臣平井定武の娘を妻として迎え、六角義賢の一文字を与えられて「賢政」と名乗るようになったが、これは平井家と同じ身分であると国内外に知らしめることでもあった。賢政はこの屈辱に耐えることができずすぐに離縁して反六角の旗を鮮明にしたと言われてい... 続きを読む

  • 2019年12月10日

    明智光秀多賀出身説 まち・文化

     2020年のNHK大河ドラマは「麒麟がくる」。智将・明智光秀が主役だ。光秀が築いた「坂本城」や一族の墓のある「西教寺」がゆかりの地として有名だが、新たに光秀公の出身地と名乗りを上げたのは犬上郡多賀町佐目である……と、今年7月に「佐目十兵衛会」がボランティアで整備を進める「十兵衛屋敷跡」の記事を書いた。「十兵衛」... 続きを読む

  • 2019年10月29日

    戦国武将とSDGs まち・文化

     最近「SDGs」という文字列を目にする機会が増えた。「Sustainable Development Goals」の頭文字で「持続可能な開発目標」という日本語訳が与えられている。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために17のゴール(目標)を掲げ... 続きを読む

  • 2019年10月4日
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    マンスリー三成会開催 まち・文化
    石田三成に、『逢える』ブックカフェ

    9月14日  マンスリー三成会  米原市朝日の観音寺では、今年も「石田三成に『逢える』ブックカフェ」がオープンしました。ブックカフェのある本坊には真新しい青もみじと紅葉がデザインされた暖簾(のれん)が掛けられ、カフェのメニューにも伊吹の牛乳で作られたアイスクリームが新しく加えられました。8月3日、カ... 続きを読む

  • 2019年8月16日

    湖東・湖北 ふることふみ 59
    野良田の戦い(前編) まち・文化

     前回まで肥田城水攻めを紹介し、肥田城主高野瀬秀隆が城に籠って六角義賢の攻撃から城を守りきったと紹介した。  しかし、この一度きりの戦いで六角氏の勢力が損なわれたわけではなく、翌永禄3年(1560)に義賢は再び総力を結集して北上を始めた。水攻め時に雨による堤防決壊での撤退を反省したのか梅雨が終わり、台風が襲ってく... 続きを読む

  • 2019年7月17日

    半月舎だより 31 まち・文化

    近所のイベントに三輪自転車で赴き、出店 野外映画上映会「びわ湖の渚映画館」での出店 古本屋台  ワイン屋とけんかをした。  ワイン屋とは古本とワインを半月の晩に楽しむ「半月ワインバー」を一緒に続けてきたが、それも小休止することとした。けんかといっても絶交するようなけんかではなく、言いたいことを言っ... 続きを読む

  • 2019年6月24日

    小さなラジオスタジオ まち・文化

     彦根の「伝統的建造物群保存地区」にある花しょうぶ通り商店街の一画に「逓信舎」という建物がある。昭和9年に洋風に改装した郵便局舎(国指定登録有形文化財 旧川原町郵便局舎)を、中心市街地域活性化を図るために、地元の有志・団体・大学生と連携しながら、シェアオフィスやコミュニティスペースとして利用している。事務机にパソ... 続きを読む

  • 2019年6月7日

    啻豈に有形の徳のみならんや まち・文化
    薩摩治兵衛記念館 開館

     「バロン薩摩」とよばれ、戦前のパリ社交界で華々しく文化人たちと交流した薩摩治郎八というひとがいる。彼自身は明治34(1901)年に東京で生まれているが、その祖父・薩摩治兵衛は、天保元(1830)年、現在の豊郷町四十九院の貧しい農家の生まれで、丁稚奉公から苦労の末に木綿商として一代で成功し、「木綿王」と呼ばれるま... 続きを読む

  • 2019年5月30日

    令和の時代の「一圓屋敷」 まち・文化

     「多賀さとの宿一圓屋敷」が6月1日にオープンする。一圓屋敷は、平成の最後の10年間、「多賀里の駅」として、多賀町のまちおこしの拠点だった。地元の女性が自分で作った野菜を自分たちの料理でもてなす「農家レストラン」があり、地元で活躍する人たちが自分の仕事の魅力を紹介する「集い」をし、それから何と言っても「野鳥の森の... 続きを読む

  • 2019年5月6日
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    半月舎だより 30 まち・文化

    かえる先生のお引っ越し  帳場に座ったひとだけが見える場所に、一枚の写真が貼ってある。かえる先生こと細馬宏通さんとわたしが写っていて、古本市で絵はがきなどの箱をふたり並んで漁っている。「こんな写真見ながら働いているんですか」と、たいていのひとに苦笑いされる写真だが、わたしとしてはそんなに深い意味はない。パソコンを開い... 続きを読む

  • 2019年4月30日

    平成のDADA Journal article 未解決ベスト3 特集

     669号。平成最後の発行となる。DADAジャーナルは昭和64年(1989)に創刊、平成という時代、まるまる在り続けたことになる。あと数日で令和元年を迎える。当然、来月のDADAは令和初の号である。  特別感がありなんとなく嬉しい……。平成元年の頃は、人生まだまだ斜に構えていたが、令和は大袈裟ではなく素直に喜びを受け入... 続きを読む