『多賀の 食べるを つなぐ』  多賀の本

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 多賀町 2021年6月2日更新

 お正月や法事、地蔵盆などに親戚やご近所さんをお招きする「寄り合い」の事を「よびし」という。「よびし」は多賀町付近の方言である。そして、「よびし」のご馳走レシピを集めたのが、多賀の本『多賀の 食べるを つなぐ』だ。喜多充さんが『唄屋の縁』第170回〜多賀の食文化を伝承、「YOBISHI」活動の足跡が書籍に〜で紹介している。「YOBISHI」とは官民がタッグを組み地域の魅力を発信するプロジェクト名であり、その活動である。
 『多賀の 食べるを つなぐ』は、「多賀の食を知る」「よびしの伝統料理」「伝えたいおやつ」「多賀のやさい」「多賀のお米」「お味噌」「YOBISHIプロジェクトの活動」というコンテンツで構成されている。
 「多賀のお母さんから学んだ伝えたいおやつのレシピ、素朴な味で簡単に出来るおやつも掲載しました」という多賀の食文化を未来につなぐ、制作に携わった方々の多賀への懐いを感じる一冊である。

 

『多賀の 食べるを つなぐ』

販売価格 1,500円
発行・販売・問い合わせ
多賀町立文化財センター
TEL: 0749-48-0348
【制作】 YOBISHIプロジェクト / 多賀町立文化財センター / grow rice project 【監修】 堀田 裕介

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

編集部

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