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編集部の記事一覧

  • 2013年7月5日

    渾身の煮干ソバ お店
    煮干中華ソバ 麺屋ぶらいじ

     「麺屋ぶらいじ」は、長浜駅前通りから長浜楽市のほうに少し入ったところにあるラーメン店だ。  昨年の5月にオープンした。近くを通る度に気になっていて、もう随分と経つように思っていたけれど1年と聞いて意外だった。そのくらいとにかく気になっていたお店なのだ。  店主の森田豊和さんは、もともと大工だったと聞いてさらに驚... 続きを読む

  • 2013年5月22日

    大一大万大吉の中華 お店
    万両力石 能登川本店

    「大一大万大吉」の看板  能登川駅の近く、県道2号線沿いに「大一大万大吉」の看板を掲げたラーメン店がある。「大一大万大吉」は「一人が万民のために、万民は一人のために尽くせば、天下の人々は幸福になれる」という意味で、石田三成の旗印としても有名だ。店の前を通る度に気になっていたのだけれど、今回お話を聞く機会をいた... 続きを読む

  • 2013年5月17日

    西村雅彦さんが、ひこね市文化プラザに来館 まち・文化

     西村雅彦さんといえば、コミカルな役からシリアスな役までこなす渋みある演技派俳優として知られているが、絵を描いたり、写真を撮ったりするアーティストとしての一面は、よほどのファンでなければご存じないかもしれない。  ひこね市文化プラザでは、5月14日~19日にかけて、「俳優 西村雅彦の絵画・写真展『しあわせなマリー... 続きを読む

  • 2013年4月19日

    耳を澄ませ! スティーヴ エトウ 酒蔵ライブ まち・文化

     昨年、10月26日から28日までの3日間、豊郷、米原、彦根の3地域で、秋原北胤監督の『家』の滋賀ロケが行われたことは以前に話したが、いよいよ6月1日より彦根のビバシティシネマで公開となる。  原作の『家』は、明治44年(1911)に島崎藤村が発表した自伝的長編小説で、藤村自身を投影した小説家を主人公に据え、生家... 続きを読む

  • 2013年4月17日

    何度でも食べたくなるお菓子とおやつ お店
    季節のお菓子とおやつ gatto

    井上三紀さん  連載「gatto no gateau」でおなじみのgattoこと井上三紀さんが、彦根市銀座町に『季節のお菓子とおやつgatto』をオープンする。明治時代の町家を改装した住居兼店舗の菓子店だ。彦根の人には、かつてのマルビシ百貨店前旧土橋商店街の一角、最近では「らーめん本気の隣」と言った方がわかり... 続きを読む

  • 2013年4月4日

    マンボな話 まち・文化

    大野木ワンダーランドのマンボ  マンボである。先日、先輩からフェイスブック経由で問い合わせがあった。   隧道の話題で気になることがありました。マンポという言葉をご存じでしょうか。昨年出版された『湖猫、波を奔る』(弟子吉治郎著 / サンライズ出版)という竹生島と湖北地区を舞台にした小説があります。前半部分で西... 続きを読む

  • 2013年2月25日

    ジプシー・ジャズ まち・文化

     世界中に一体どれだけの種類の音楽文化が存在するのだろうか?  ひこね市文化プラザで開催されている「ワールド・ミュージック・トリップ」シリーズは、2011年の4月よりスタート。世界各国の伝統に培われた独自の素晴らしい音楽や舞踊を本場のアーティストを中心に、その魅力あるステージで紹介していくことを目的としている。飛... 続きを読む

  • 2013年2月11日
    No Image

    真冬の怪談話 まち・文化

     昨年10月13日、「日本号」という演目でひこねのための新作講談があった。地域の歴史を講談仕立てで学ぼうという企みらしい。講談師は有名な旭堂南海師である。来年のNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」にも関係する話だった。  民謡黒田節に、「酒は呑め呑め 呑むならば 日本一のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士... 続きを読む

  • 2013年2月4日

    「思い出の味」を目指して お店
    六本木家

    六本木家の店内  彦根市後三条町の六本木家(ろっぽんぎ・ハウス)は、第2回・第3回ラーメングランプリを連覇した人気のラーメン店だ。  店主の柏原成人さん(44歳)のラーメンキャリアは長い。23歳で屋台のラーメン店を開き、以来20年以上ラーメンに関わり続けてきた。屋台の時代が長かったが、2009年12月に今の場... 続きを読む

  • 2013年1月22日

    米原で作る、米原のタウン誌誕生!! まち・文化

    編集長の川瀬篤志さん(右)と副編集長の立澤竜也さん  2012年12月15日、米原市の専門タウン情報誌『まいスキッ!』が誕生した。現在手に取ることができるのは準備号の「0号」。発行部数1万5000部のうち、1万2500部ほどが米原市内に全戸配布され、残りの2500部については彦根市と長浜市の一部の銀行、郵便局... 続きを読む

  • 2012年12月10日

    大人のデザート お店
    Le Vacabon

    ヨーロッパの街角に迷い込んだかのような外観  最初に告白しておくと、僕は甘いものがあまり得意ではない。どちらかというと、塩辛いもののほうが好きな典型的な酒飲みのタイプである。最近では、めっきり甘いものを食べなくなって、先日、それを覆す素敵なお店に出合った。お店の名前はLe Vacabon(ル・ヴァカボン)。ヴ... 続きを読む

  • 2012年11月30日

    全国初!「道の駅」プロデュース
    10000人でつくる、湖鳥(MIZU-DORI)写真集 まち・文化

    田邉理人さん  水鳥が琵琶湖へ飛来する季節がやってきた。この季節は三脚を据えコハクチョウたちを待つカメラマンの姿をあちこちで見かける。実は今年、水鳥写真の面白いプロジェクトが湖北で動きはじめた。長浜市湖北町の「道の駅」湖北みずどりステーションが、全国で初めて「道の駅」プロデュースの写真集を作るのだ。 ... 続きを読む

  • 2012年11月9日

    紅葉の永源寺で手打ちそばとラーメンを…… お店

    店長の西澤健治さん(左)と西阪和男さん  自然休養村センターという施設をご存知だろうか。自然休養村とは、昭和50年代頃から農林水産省が農業観光地域を指定し整備した事業で、当時は全国各地に様々な施設がつくられたそうだ。東近江市自然休養村センターもそのひとつで、昭和51年に永源寺の旦度橋のたもとに設立されて以来... 続きを読む

  • 2012年11月5日

    懐かしくて新しい……、消しゴムはんこの世界 お店

    いとうまきさん  消しゴムを彫ってはんこを作る。子どもの頃、年賀状の時期など彫刻刀やナイフ片手に悪戦苦闘した経験を持つ人も少なくないだろう。この「消しゴムはんこ」というジャンルが熱い。子どもではなく、ハンドクラフトが好きな層や、イラストを描く人たちを中心に、大人の愛好家が増えているのだ。入門書や図案集など関連... 続きを読む

  • 2012年9月25日

    築100年の古民家で、時を忘れる お店
    和cafe たち季

    築100年の古民家を改装  醒井の「和cafe たち季」は、地蔵川の源流のすぐそばにあるカフェだ。醒井で生まれ育った店長の立木厚子さんが「訪れる方にゆっくりくつろいでもらえるスペースをつくりたい」と築100年の古民家を改装し、昨年8月にオープンした。古民家ならではの落ち着いた雰囲気の中で、こだわりの手作りスイ... 続きを読む

  • 2012年9月5日

    ありそうで、どこにもない味 お店
    めん屋 樹

    白と黒をモチーフにした店内  「めん屋 樹」の鯰江智一さんと出会ったのは今年の3月、東日本大震災の追悼イベントでのことだ。ちょっと怖そうな出で立ちとは裏腹に、物腰の柔らかさが印象的だった。「彦根ラーメングランプリ」の仕掛け人の一人であり、僕がこうしてラーメンに夢中になったきっかけをつくった人といっても過言では... 続きを読む

  • 2012年8月29日

    受け継ぐということ——太鼓踊り まち・文化

     余呉町下余呉の太鼓踊り(滋賀県選択無形民俗文化財)が8月19日、乎彌神社で奉納された。僕は『緑に包まれた境内で揺れる「シャグマ」を見たい』と文章を書いた。それは実現した。  幼稚園年長組から高校生までの同町の子どもたちが、夏休みに入ってから毎日、大太鼓、小太鼓、鉦、囃子、タンバリンの練習を積み重ね、彼ら、彼女ら... 続きを読む