お店

  • 2013年5月1日

    のほほん ワッフルカフェ
    no-ho-ho-n tanacafé

    田仲訓さん 「ばーら(おばちゃんたち)の存在が生きがいなんですよね。ばーらがいてくれたから、ここに残ろうと思えたんだと思います」。のほほんとそう話してくれるのは田仲訓さん(42)。昨年11月から、姉川の源流である奥伊吹地域の米原市甲賀でカフェ「no-ho-ho-n tanacafé」を始めた。  田仲さんは2... 続きを読む

  • 2013年4月17日

    何度でも食べたくなるお菓子とおやつ
    季節のお菓子とおやつ gatto

    井上三紀さん  連載「gatto no gateau」でおなじみのgattoこと井上三紀さんが、彦根市銀座町に『季節のお菓子とおやつgatto』をオープンする。明治時代の町家を改装した住居兼店舗の菓子店だ。彦根の人には、かつてのマルビシ百貨店前旧土橋商店街の一角、最近では「らーめん本気の隣」と言った方がわかり... 続きを読む

  • 2013年4月1日

    水に願いを、パンに想いを
    石窯パンcafeつむぎ

     愛知川の源流、永源寺ダムからもう少し奥へ進んだ東近江市蓼畑(たてはた)町に石窯でパンを焼く小さなパン屋がある。川沿いに建てられた店には石窯と併設してカフェスペースもあり、漂うパンの香りと四季折々の川の眺めを楽しみながらゆっくりとした時間を過ごすことができる。  パンを焼くのは高橋幸恵さん。7年ほど前、第二の人... 続きを読む

  • 2013年3月4日

    石窯と薪で作る湖北の特製パン

     長浜駅近く、曳山博物館や金屋公園のある長浜大手門通り商店街は、一年を通じて観光客が集まる地域だ。商店街の店には、遠くから長浜に足を運んだ人々と、地元の買い物客が混在している。そんな商店街に、いつもパンを焼くいい匂いをただよわせる店がある。魅惑の香りで人々を引き寄せているのは、商店街の一角にある「手作りパン工房い... 続きを読む

  • 2013年3月1日

    憩いの時間が生まれる場所に
    Marz-Kitchen Cafe + Bar Route206

    木の香りが漂う店内  県道206号線沿いに昨年12月に出来たカフェレストラン「Marz-Kitchen Cafe+Bar Route 206」。店に入るとほのかに木の香りがし、大きな薪ストーブが出迎えてくれる。  カフェ好きにとって嬉しいのが店内の広さ。天井まで吹き抜けになっている1階にはゆったりとしたソファ... 続きを読む

  • 2013年2月4日

    「思い出の味」を目指して
    六本木家

    六本木家の店内  彦根市後三条町の六本木家(ろっぽんぎ・ハウス)は、第2回・第3回ラーメングランプリを連覇した人気のラーメン店だ。  店主の柏原成人さん(44歳)のラーメンキャリアは長い。23歳で屋台のラーメン店を開き、以来20年以上ラーメンに関わり続けてきた。屋台の時代が長かったが、2009年12月に今の場... 続きを読む

  • 2013年1月15日

    そこはインド&ネパールだった!
    インド&ネパールレストラン デリー

     インド&ネパールレストラン「デリー」は、昨年6月にオープンした店で、そこは確かにインド&ネパールだった。おかしな表現だが、インド&ネパールなのである。  まず、色彩が異国である。次に匂いがスパイシーである。そしてBGMがインドであり、お店の人が全員インドの人なのだ。インドやネパールに行った経験がなくても、テレビ... 続きを読む

  • 2013年1月10日

    リアルに振り返ることができる時代
    もったいない堂 傾奇小僧J

    西川章さん  僕らの記憶にある古いものが雑然とディスプレーされている店に足を踏み入れたのは、彦根・豊郷・醒井でロケが行われた映画『家』(西村知美主演・秋原北胤監督・2013年春公開)で使う文机とスタンドを探していた時のことだ。「きっと、ありそうだ」と思った。西川章さんが2010年にオープンしたお店で『もったい... 続きを読む

  • 2012年12月28日

    ワッカに想いを込めて
    多賀のドーナツ専門店 wakkaya

     ここのドーナツは作り手によく似ている。見た目はほんわかかわいらしいのに、中身はしっかりしている。「素朴なものほど素材の味が出ます。だからちゃんとしたもので作りたいんです」。そう話すのはドーナツ専門店wakkaya(ワッカヤ)の店主高木裕子さん。  彦根出身の裕子さんが多賀にこの店をオープンしたのは今年の秋。... 続きを読む

  • 2012年12月10日

    大人のデザート
    Le Vacabon

    ヨーロッパの街角に迷い込んだかのような外観  最初に告白しておくと、僕は甘いものがあまり得意ではない。どちらかというと、塩辛いもののほうが好きな典型的な酒飲みのタイプである。最近では、めっきり甘いものを食べなくなって、先日、それを覆す素敵なお店に出合った。お店の名前はLe Vacabon(ル・ヴァカボン)。ヴ... 続きを読む

  • 2012年12月3日

    ラガーマンの届ける和の味
    Japanese Dining 和ow

    カウンターに立つ山鹿雅さん  繊細な料理人と熱きラガーマンの顔を併せ持つ山鹿雅さん37歳。Japanese Dining「和ow」のオーナーである。7年前、JR坂田駅にほど近い住宅街に店をオープンした。うっかりすると通り過ぎてしまいそうな控えめな店構え、店内はカウンターが5席と座敷が19席の落ち着く空間である... 続きを読む

  • 2012年11月9日

    紅葉の永源寺で手打ちそばとラーメンを……

    店長の西澤健治さん(左)と西阪和男さん  自然休養村センターという施設をご存知だろうか。自然休養村とは、昭和50年代頃から農林水産省が農業観光地域を指定し整備した事業で、当時は全国各地に様々な施設がつくられたそうだ。東近江市自然休養村センターもそのひとつで、昭和51年に永源寺の旦度橋のたもとに設立されて以来... 続きを読む

  • 2012年11月5日

    懐かしくて新しい……、消しゴムはんこの世界

    いとうまきさん  消しゴムを彫ってはんこを作る。子どもの頃、年賀状の時期など彫刻刀やナイフ片手に悪戦苦闘した経験を持つ人も少なくないだろう。この「消しゴムはんこ」というジャンルが熱い。子どもではなく、ハンドクラフトが好きな層や、イラストを描く人たちを中心に、大人の愛好家が増えているのだ。入門書や図案集など関連... 続きを読む

  • 2012年10月24日

    3代目のピーナッツ煎餅
    みつとし本舗

    2代目の山口ともこさんと息子の大地さん  西浅井町大浦にピーナッツ煎餅だけを40年焼き続けている店がある。築130年を越える集落一の古民家に店舗を構えるみつとし本舗だ。  ピーナッツ煎餅「丸子船」。刻んだピーナッツが混ぜ込まれている生地はほどよい厚さで、噛めばふわっとピーナッツの香りが広がる。やさしい甘さの秘... 続きを読む

  • 2012年10月2日

    時と人と想いをつなぐセレクトショップ
    TuRu Legend

    TuRu Legendの店内  江戸時代より浜ちりめんの町として栄えた長浜。大通寺へ通じる表参道には今も数軒の呉服屋がある。黒壁スクエアから一歩奥に入るこの通りには、昔ながらの雰囲気を残す店が多い。セレクトショップ TuRu Legendは大通寺から徒歩2分、参道沿いにある。  木のやさしさを感じる店内に... 続きを読む

  • 2012年9月25日

    築100年の古民家で、時を忘れる
    和cafe たち季

    築100年の古民家を改装  醒井の「和cafe たち季」は、地蔵川の源流のすぐそばにあるカフェだ。醒井で生まれ育った店長の立木厚子さんが「訪れる方にゆっくりくつろいでもらえるスペースをつくりたい」と築100年の古民家を改装し、昨年8月にオープンした。古民家ならではの落ち着いた雰囲気の中で、こだわりの手作りスイ... 続きを読む

  • 2012年9月5日

    ありそうで、どこにもない味
    めん屋 樹

    白と黒をモチーフにした店内  「めん屋 樹」の鯰江智一さんと出会ったのは今年の3月、東日本大震災の追悼イベントでのことだ。ちょっと怖そうな出で立ちとは裏腹に、物腰の柔らかさが印象的だった。「彦根ラーメングランプリ」の仕掛け人の一人であり、僕がこうしてラーメンに夢中になったきっかけをつくった人といっても過言では... 続きを読む