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椰子の記事一覧

  • 2010年10月21日

    塩津の駅で、「ちょっと一服」しょ〜 お店
    ちょっと一福

    JR近江塩津駅構内の「ちょっと一福」 沢田清美さん、増谷和子さん、増谷淑子さん よもぎ餅入りのうどん  突然だが、コロッケの話だ。ご飯のおかずにも、小腹を満たすおやつにもなる気安さを気に入っている。家で揚げ物をするのは気合が必要なので、出来上がったものを買い、温めて食べることが多い。コロッケと... 続きを読む

  • 2010年10月3日

    井伊直興公の2つの墓 まち・文化

    2010年9月19日に井伊直岳氏が永源寺を公式参拝 明治以降歴代藩主参拝は、公には途絶えていたが、井伊家第18代当主井伊直岳氏が公式に墓参りをされ、霊廟が一般に公開された。 松雲寺の井伊直興公霊廟(東近江市妹町644) 永源寺の井伊直興公霊廟(非公開)  彦根藩井伊家の墓所は、彦... 続きを読む

  • 2010年9月3日

    英語で空手をマスターする! ひと
    「ブラックベルト・イングリッシュ」ロバート・ノットさん

    空手の指導をするロバートさん  彦根の旭森小学校近くに空手道場がある。「ブラックベルト・イングリッシュ」はアメリカ人のロバート・ノットさんと智恵さん夫妻が去年から開校している。日本語に訳すと「黒帯英語」道場となるのだろうか。ロバートさんは幼い頃からアジア文化に興味をもち、空手を学んできた。今は空手道七段(教士... 続きを読む

  • 2010年8月18日

    大縁日と、秀吉、秀頼 まち・文化

    木之本地蔵院の鰐口  夏休みが残り少なくなった頃の最大の楽しみは木之本地蔵大縁日だった。長浜に住んでいた私の距離感覚では木之本はちょっとしたお出かけで、北国街道沿いに立ち並ぶ露店に心躍らせていた……。木之本地蔵大縁日は年に一度執り行われる木之本地蔵院のご本尊・地蔵菩薩の大法要であり、境内の大きなお地蔵様は、秘... 続きを読む

  • 2010年7月22日

    退屈する贅沢の時間 お店

    田舎の一軒家をイメージした外観  365号線沿い、姉川の合戦の舞台にほど近いところに、日帰り温泉「あねがわ温泉」がオープンした。お場は温泉の醍醐味「源泉かけ流し」のほか、体の代謝を高める高濃度の「炭酸泉浴」、天然鉱石を使った「蘇生の湯」やジャグジーがある。半分は露天風呂になっていて、光があふれ、開放感たっぷり... 続きを読む

  • 2010年6月20日

    いちごシフォンとさんしょうのラングドシャ お店
    洋菓子店 ミュール

    伊吹山のふもとにある「ミュール」  伊吹山のふもとに洋菓子店「ミュール」がオープンしたのは、去年のことだ。ふもとへ続く、それこそ長閑な一本道の途中にある。小さな手作りの看板と周囲の家と異なる雰囲気で「ここかもしれない」と通り過ぎることはないだろう。  「ミュール」はフランス語で「ブラック ベリー」のことだ。シ... 続きを読む

  • 2010年5月17日

    こめかの過ごし方 お店
    コーヒーとピザの専門店 こめか

    店主の坪居明子さん  長浜の大手門商店街の真ん中あたりに、「こめか」はある。サイフォンでたてたコーヒーを味わうことができる店だ。観光客が多くにぎやかな界隈だが、お店に入るとそのざわつきはふっと消える。ときどき一人で訪れては、隅っこのテーブル席で時間を過ごしていた。  こめかは「コーヒーとピザの専門店」だ。開店... 続きを読む

  • 2010年4月29日

    庭園を眺めながら食事ができる青岸寺 お店
    食彩処六湛庵

    青岸寺の庭園  米原にある曹洞宗の古刹・青岸寺の庭園を知る人々は「あそこのお庭はすごいでしょ」という。「六湛庵」はその庭を愛でながら食事ができる食彩処だ。  ご住職の永島亮昭さん、妻の慧子さん、お嬢さんの慧明さんにお迎えいただいた。少し緊張した。  客間の向こうには、裏山の太尾山を借景にした枯山水の庭園が広が... 続きを読む

  • 2010年4月15日

    漂泊の料理人、おすすめはチキンカツ お店
    ばがぼんど

    青木大和さん  長浜駅近くの静かな路地裏に洋食店「ばがぼんど」はある。店名からイメージするのは、宮本武蔵を主人公にしたあの有名漫画。戦国好きのオーナーなのかなあなんて考えていた。  迎えてくれたのは青木大和さん。がっしりとした体格とりりしい風貌、聞けば長く空手をされていたそうで、名は体を表すんだなあーと、納得... 続きを読む

  • 2010年4月2日

    一人を楽しむパスタ お店
    創作パスタ Cocotte

    あさりとエビのぺペロンチーノ  一人で外食をする時がある。女性にとってはけっこう勇気が必要だ……、と思う。なかには絶対に無理という人もいる。私は比較的平気だが、それでもお店の雰囲気や食べるものは限定されてくる。遠出をしたのに、一人ゆえに、何処にも入ることができず、結局、ファーストフードというときもある。  彦... 続きを読む

  • 2010年3月5日

    ラーメンの食べ歩きから生まれた坦々オムライス お店
    OMUHICO

    OMUHICOの唐揚げと坦々オムライス  オムライスと書かれた大きな黄色い旗が、長浜の駅前通りに登場したのは昨年7月のことだ。  お店の名前は「OMUHICO」、オムライス専門店であることは間違いない……。  「オムライスがメインですが、目指すのはまちの洋食屋さんです。サイドメニューだけでのご注文でも、カフェ... 続きを読む

  • 2010年2月18日

    なつかしくて新しい揚げパン お店
    ぱんげあ

    給食の店番メニューといえば揚げパン  「好きだった学校給食は」という話になると、必ず話題になるのが揚げパンのように思う。揚げパンが給食メニューになかった地域に住んでいた私にとって、その具体的な姿や味は未知のものだった……。  旧近江町に揚げパン専門店「ぱんげあ」がオープンしたと聞いてさっそく訪れた。揚げパンに... 続きを読む

  • 2010年1月29日

    シフォンケーキ×整体 お店
    元張りまスイーツ 詩音

    「元張りまスイーツ 詩音」のショーケース  彦根の銀座界隈を歩いていた時、1階が整体院、2階がシフォンケーキを販売しているお店があった。看板が実にユニークだった。 『インフル遠茶(緑茶・さつまいも)…インフルエンザ対策に! ウィルスを遠ざけましょう』と書かれている。ケーキの名前が「インフル遠茶」、「インフルエン... 続きを読む

  • 2010年1月21日

    黒のスイーツ 特集
    黒どらと黒シュー

     ここ数年来、「黒色」モノが流行っている。まな板、耳掃除用の綿棒など……。以前なら考えられないモノが、すんなり受け入れられている。食べ物も然り。彦根では黒いスイーツが登場し好評だという。 「菓心おおすが」の「黒どら」 「菓心おおすが」の「黒どら」  どら焼きの皮の部分に食用の竹炭を配合し黒味を出し、生クリー... 続きを読む

  • 2010年1月3日

    豊国さんの虎石 まち・文化
    加藤虎之助清正が寄進した庭石

    豊国神社の「虎石」  JR長浜駅北側にある豊国神社は、長浜のまちの基礎を築いた豊臣秀吉を祀る神社だ。地元では「豊国(ほうこく)さん」の愛称で親しまれている。  境内のひょうたん池のすぐそばに「虎石」と呼ばれる大きな石が、木々に囲まれるようにしてひっそりとある。秀吉の忠臣であった加藤清正が寄進した庭石である。こ... 続きを読む

  • 2009年12月20日

    かるたで知る井伊直弼 まち・文化

    彦根城博物館謹製  直弼かるた  彦根城博物館が製作した「直弼かるた」が好評だという。このかるたは、昨年、博物館で開催された小学生向けのイベントで作られたものが原型となっている。当時は7セットだけだったが、より広く郷土の偉人・井伊直弼の生涯や業績を知ってほしいと、一部改良を加えこのたび新装版が完成し... 続きを読む

  • 2009年12月3日

    職人まちの小さなシフォンケーキ お店
    コテト工房

    コテト工房の看板  大通寺の東側を南北に走る道を十里街道と呼ぶ。職人が多く住んでいたことから職人まちとも呼ばれ賑わったというが、現在はひっそりとしている。だからこそというのだろうか、なぜか気になる通りとして時々思い出したように十里街道を訪ねることがある。  「コテト工房」を見つけたのはそんなときだった。シフォ... 続きを読む