お店
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2010年1月29日
シフォンケーキ×整体
元張りまスイーツ 詩音「元張りまスイーツ 詩音」のショーケース 彦根の銀座界隈を歩いていた時、1階が整体院、2階がシフォンケーキを販売しているお店があった。看板が実にユニークだった。 『インフル遠茶(緑茶・さつまいも)…インフルエンザ対策に! ウィルスを遠ざけましょう』と書かれている。ケーキの名前が「インフル遠茶」、「インフルエン... 続きを読む
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2010年1月5日
「うちの」というましっそ弁当
ましっそ家お弁当の店「ましっそ家」 お弁当の店「ましっそ家」は、家庭の味を大切にしたお弁当を食べてもらいたいと、衣斐典子さんがオープンしたお店だ。 衣斐さんと、マネージャーの奥長豊文さん、そして衣斐さんのお子さんとご両親も手伝いながら、どのおかずも手作りで、注文を聞いてから、調理して盛りつける。「うちのからあげ弁当... 続きを読む
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2009年12月31日
山内製菓店のカステラパン
焼き上がった山内製菓店のパン 山内辰昭さんご夫妻 袋詰めをする山内さん カステラパン以外にもさまざまなパンがある JR木ノ本駅1階の「ふれあいステーションおかん」に立ち寄ったときのこと。農産品や特産品にまじってパンが置いてあった。カステラパンと書かれたパッケージは、初めて見るのに懐か... 続きを読む
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2009年12月18日
鉄板焼かスイーツか迷った末に
鉄板焼きダイニング&スイーツ&グリルバー MASAOMASAOの店内 長浜、大通寺の表参道にこの夏、鉄板ダイニング「MASAO」がオープンした。お店のホームページにはケーキを紹介するページがあって、オペラのケーキに「ビールが合う」とある。スイーツと鉄板焼……、意外な組み合わせだ……。バタークリームやチョコレートを使った濃厚なオペラにビール、この組み合わせがか... 続きを読む
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2009年12月3日
職人まちの小さなシフォンケーキ
コテト工房コテト工房の看板 大通寺の東側を南北に走る道を十里街道と呼ぶ。職人が多く住んでいたことから職人まちとも呼ばれ賑わったというが、現在はひっそりとしている。だからこそというのだろうか、なぜか気になる通りとして時々思い出したように十里街道を訪ねることがある。 「コテト工房」を見つけたのはそんなときだった。シフォ... 続きを読む
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2009年11月17日
とんかつ・つゆしゃぶ あ桜
四番町ダイニング内の「あ桜」 天高く、馬肥ゆる秋。さわやかな気候で食欲が旺盛になることを表す言葉だと思っていたけれど、どうやら本当の意味はずいぶん違うようだ。中国北方の古い諺で、秋になると襲ってくる騎馬民族への警戒を指しているとあった。 それにしても、食べることが楽しくなる季節である。秋の始まりにとんかつ... 続きを読む
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2009年11月4日
サントスさんたちのインド料理
モティマハルインド風に装飾された店内 例えば、外国の料理を食べるとき。その風味や味わいや素材の用い方は、その国ならではの自然条件や文化を背景に生まれているのだなあ、としみじみと感じ入ることがある。料理にはその土地柄があらわれている、と考えれば行ったことのない国でも少しわかったような気分になる。旧近江町域にオープンした「モ... 続きを読む
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2009年10月27日
笹きりと白雪
手打そば そば吉変わり蕎麦は職人の高度な技術が必要だ。 秋といえば、山々の紅葉を愛でながら食べる新蕎麦である。ここ数年、湖東・湖北にも独特の蕎麦専門店が増え、店の個性に触れながら食べ歩く嬉しい季節だ。僕にとって思い出深い店のひとつに多賀町の「そば吉」がある。たまに立ち寄る程度だが、僕の大切なシーンの中にそば吉はある。 大... 続きを読む
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2009年10月16日
秋の雨の日に、茶くらで
茶房 茶くら蔵を改装した「茶房 茶くら」 旧愛東町。稲刈りの終わった田が連なる集落のなかに、茶房「茶くら」はある。 お隣から譲り受けた蔵を改装して、「茶くら」を開店したのは、木村和美さん。永源寺から運ばれこの地に移されたという蔵は、築何年経つかわからないほど古く、骨董や古いものを愛する木村さん夫妻にとって、憧れの存在... 続きを読む
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2009年10月8日
憧れの場所から生まれる
つつじ作業所のパンつつじ作業所のパン販売車。 高月町の辺りをパンの販売車が走っている……。そんな噂を聞いた。それらしき車を見つけたのは、高月町柏原にある「つつじ作業所」。車体にはパンや女の子のかわいらしいイラストが描かれている。 お話を聞いてみると、パンはつつじ作業所で製造し、町内を中心に、今年5月から専用車で移動・訪問し販... 続きを読む
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2009年9月30日
瓦の上、そばの下
レストラン「小谷城」の戦国瓦そば須賀谷温泉 すき焼きのルーツは、畑を耕すのに使う鋤(すき)の金属部分の上で肉を焼いて食べたのが始まりだという。ずっと以前、教科書か何かで読んだ……、その大胆な発想に感心したことを覚えている。何故、鋤を使う必要があったのか、書かれていたのかもしれないが記憶にない。 小谷山に近い須賀谷温泉内のレストラン「小... 続きを読む
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2009年8月26日
どこもやっていないことを!
コロッケを買うなら「まるさ」まるさの二代目中嶋亮和さんとご家族 お肉屋さんのコロッケはおいしい……と言う話はよく耳にする。いつか機会があればお肉屋さんで「なぜおいしいのか」質問をしてみたいと思っていた。 以前から、高月町で「コロッケを買うなら『まるさ』」と町の人から聞くことがあった。まるさは高月駅近くにあり、町で唯一の精肉店である。... 続きを読む
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2009年8月16日
夏こそタイ料理
ヤム・タイヤム・タイの店内 長浜で5月にオープンしたタイ料理店「ヤム・タイ」は、タイのいろんな家庭料理が揃っている。タイ料理といえば辛いイメージがあるが、単に辛いだけではないそうだ。例えばトムヤンクンに代表されるように、酸味とさまざまなスパイス、ナンプラーの香りが絡まりあった料理が多い。 ヤム・タイのテーブルには砂... 続きを読む
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2009年7月26日
練習しただけうまくなる
音楽貸スタジオ リバーノース練習を重ねるバンド「S. H. Y」ヴォーカル HAZUKI、ギター YOSHIE、ドラム SHEENA 静かなバンドブームが続いている世の中である。 「子どもからお年寄りまで、誰だって生きている間は音楽と関わっている。幸運なのは、それをおもいっきり楽しめる人だ」。 最近、そう熱く語った知人は、かつてバン... 続きを読む
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2009年7月26日
福田屋のスペシャル
JR木ノ本駅前の福田屋 JR木ノ本駅前の「福田屋」は、創業から70年以上続く老舗の食事処である。店の前にある大きな柳の古木が目印で、土間を改装した店内の落ち着いた雰囲気や裏口から馴染みが来店する様子は、今も昔も相変わらずである。 現在、3代目となる福田和夫さん(58)と眞千子さん(58)がお店を切り盛りして... 続きを読む
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2009年7月12日
永源寺温泉 八風の湯 リニューアル
新築された「はなれ・八風庵」 「八風の湯」は臨済宗大本山永源寺の門前にある天然温泉だ。愛知川の本流に接するようにあり、深い緑に囲まれた自然を五感で味わうことができる。 7月……、中庭だった場所に「はなれ・八風庵」が新築された。テレビ付のリクライニングシートを備え付けた休憩室やカラオケルームなどがあり、同窓会... 続きを読む
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2009年6月28日
夏は三口屋
三口屋菓子玩具卸店倉庫を改装した店内 夏といえば、駄菓子屋である。気温と湿度が高くなるにつれ、駄菓子屋熱も高くなる。 毎年、誰から言い出すでもなく自転車で近くの店に乗りつけ、握り締めた小銭で最初に瓶の炭酸ジュースを買う。ジュースの冷蔵庫に栓抜きがぶら下げてあって、セルフサービスで王冠を開け、店先で喉を冷やしながら、今日はこれ... 続きを読む