おいしいケーキで笑顔を届けるパティスリー

スリール パティシエオガワ

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 彦根市 2014年3月31日更新

 子供の頃、どんなときにケーキを食べただろうか。家族や友達の誕生日、クリスマス。食卓にケーキが出てくるのは、決まってうれしい記念日。ケーキを見る人、食べる人も笑顔になっていたはず。そうケーキは笑顔を運び、笑顔を生む、うれしく幸せな存在なのだ。
 2014年1月30日、彦根市後三条町に誕生した「スリールパティシエオガワ」。店には次々と人が訪れ、カラフルなケーキや焼き菓子を選び、買い求める。店の箱を持って出て行くお客様はみんな笑顔になっている。店名の  スリール  はフランス語で“笑顔”の意味。稲枝出身、大阪で修行を積んだオーナーパティシエの小川英彦さんは、「ケーキは笑顔を演出するアイテムのひとつだと思います」と話す。お祝い事や、うれしいことがあったとき、家族や仲間が喜び、笑顔で食べる。ケーキとは少し特別の意味を持つお菓子なのだという。店名の“スリール”には、ケーキを買って食べるお客様、そして「迎える私たちも笑顔で」という意味も込められている。厨房と売場の間には大きな窓が切られており、厨房の様子や音がよくわかる。また厨房のスタッフに直接言葉をかけることもできる。ケーキが生み出されていく様子を見たり、生の声を届けたりしながら、互いに笑顔を交わす。これもスリールの元になっているのだろう。
 店内のショーケースには毎日15〜20種のケーキが並ぶ。高齢の方から小さな子供まで家族全員がおいしく食べられるように、あっさりしていて食べやすく、ふわふわなのが特徴だ。人気は牛乳瓶のような容器に入ったプリン「後三条プディング」。店の所在地である後三条の名を持つこのプリンは、牛乳と生クリームをたっぷり使ったとろとろの食感。甘さ控えめなので、後味もさわやか。「通常よりも長時間かけて、丁寧に低温で焼いているのが特徴です」と小川さん。性別も年代も越えて根強いファンを獲得しそうだと感じた。
 同店がとくに力を入れているのは、焼き菓子なのだという。イチオシの「焼酎バターカステラほのか」は、箱を開けるとふわりと焼酎の香りがただよう、やわらかなカステラ。「せっかく日本で作るのだから、洋酒ではなくて日本のお酒を使いたい」と考えた小川さん。滋賀は酒処であることから、まずは日本酒を使ってみたという。しかし甘みが出すぎたために日本酒は断念。試行錯誤の末にたどり着いたのが焼酎だったという。アルコールは完全に飛ばし、香りだけを残しているので、子供でも安心して食べられる。
 もうひとつの看板商品は、コロリと丸い形の焼きドーナツ「彦根コロン」。通常のドーナツ型ではなく、半球型を使ったため、火加減や焼成時間が難しく、こちらも試作を繰り返したという。その甲斐あってか、サクッと、かつモッチリとした食感のドーナツに仕上がった。
 彦根 というまちの名前を冠したドーナツ。これから彦根スイーツの新定番に成長していくのかもしれない。

スリール パティシエオガワ

滋賀県彦根市後三条町265-1 / TEL: 0749-24-2422
営業時間 10:00〜19:00 / 定休日 火曜日

「彦根コロン」各種168円、「焼酎バターカステラ ほのか」1,050円、「後三条プディング」241円。ふわふわ食感の「苺ショートケーキ」は346円、愛媛や熊本の栗を使った「和栗のモンブラン」472円、レアチーズムースとパイナップルのコンポートが相性抜群の「レアチーズケーキ」420円。シェフのひらめきで作られる、今だけのお楽しみ「シェフ気まぐれスウィーツ」399円など。

 

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

みなみ

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