サントスさんたちのインド料理

モティマハル

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 2009年11月4日更新

インド風に装飾された店内

 例えば、外国の料理を食べるとき。その風味や味わいや素材の用い方は、その国ならではの自然条件や文化を背景に生まれているのだなあ、としみじみと感じ入ることがある。料理にはその土地柄があらわれている、と考えれば行ったことのない国でも少しわかったような気分になる。旧近江町域にオープンした「モティマハル」は、インド料理とベトナム料理のお店だ。

店長のサントスとスタッフ

 店内は、スパイスの香りで満たされている。スタッフは、店長のサントスさんらネパール出身の3人。ネパールはインドに隣接していることもあり、言葉や料理などもよく似ているのだとサントスさんが教えてくださった。インドとネパールのカレーは使うスパイスが若干違う程度なのだという。私は健康な食欲に促され、チキンカレーとナン、タンドリーチキンやサモサのセットを注文した。出てきたナンには圧倒された。50センチはあろうかという大きさなのだ。ナンだけを食べると甘さを感じるのだが、カレーにつけるとその甘味が辛さによく合うことがわかった。私が気に入ったのは、サモサ。マッシュしたじゃがいもなどの野菜を厚めのパイ生地で包み揚げたものだ。いわば野菜の天ぷらである。ネパールでは、朝ご飯にサモサを食べるのだという。

チキンカレーとナン、タンドリーチキンとサモサのセット

 さて……、サントスさんは日本に来て5年。日本語は難しいと苦笑いする。私はネパールの言葉をまったく知らない。まず、「おいしい」は「ミトーサ」、「ごちそうさま」は「フェリベタウラ ビダウ」だと教えていただいた。お店を出るときに「フェリベタウラ ビダウ」と伝えると、サントスさんはにっこりしてくださった。
 インド料理を食べ、ネパールという国について想像する。「いただきます」という言葉を教えてもらうのを忘れたことを思い出した。なぜ、モティマハルはインドとベトナムふたつの国の料理のお店なのかも知りたい。モティマハルを訪れるたびに、少しずつ解っていくことができれば、それでいいかなと考えている。

モティマハル

滋賀県米原市顔戸1423-11
TEL: 0749-52-6667 / 無休(11月以降は不定休)
営業時間 11:00〜15:00 17:00〜23:00

ランチ690円〜(+150円でドリンクがセット)、チキンカレー850円などカレー類19種、ナン350円〜、サモサ500円、タンドリーチキン1,080円ほか、ベトナムの生春巻きなど。カレーの辛さは調整できる。

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

椰子

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