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酒呑童子は伊吹弥三郎の息子?

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 米原市 2017年8月25日更新

 前号で「柏原宿 金太郎の謎!?」の記事を書いた。その最後に「実に面白いのは大江山の酒呑童子の出生について、近江国(滋賀県)伊吹山、井口とする説があるのだ。酒呑童子の出生については、次回報告する」と書いてしまったので、福知山市にある大江山の「日本の鬼の交流博物館」に行ってきた。展示のキャプションを読み、資料もいくつか手に入れた。面白かったのは僕と入れ違いに、金太郎伝説が伝わる長浜市西黒田地区の人が訪れていることだった。近江と金太郎(坂田金時)、酒呑童子は何らかの関係があると考えている人たちがいるということだ。
 酒呑童子が近江の出生であるという説は実際にあった。詳しくは次回に持ち越すことになるが、大江山遠征で解ったことは、酒呑童子誕生の伝説は、新潟県西浦原郡分水町であるとするものと、伊吹山であるとする二説がある。
 「伊吹山に、伊吹弥三郎という怪人がいた。洞窟にすみ、夜になると財宝を盗むなど暴れ廻った。この弥三郎と里の代官の姫君との間に生まれたのが伊吹童子である。多くの鬼を従えて暴れるので、伊吹大明神に追われ、比叡山に逃れるが、伝教大師の法力に押され、山王権現の神力を恐れて大江山に移りすみ酒呑童子になった。」(参考 『鬼に横道なきものをー酒呑童子の正体はー』)
 また、伊吹出生説には他のものもあった。「嵯峨天皇のとき比叡山廷暦寺に、酒呑童子という不思議な術を心得た稚児がいました。人々が怪しんで素性を調べたところ、井口の住人須川殿という長者の娘王姫の子であり、伊吹山の山の神=伊吹大明神の申し子であった」(『酒呑童子の出生伝説』日本の鬼の交流博物館website)というもだ。
 伊吹出身の酒呑童子が、西黒田出身の坂田金時に討たれるというのは興味深い。「柏原宿 金太郎の謎!?」と共に、じっくりと調べて記事にしたいと考えている。

小太郎

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