雲行の記事一覧

  • 2020年6月30日

    足腰安全のご利益 まち・文化

     国道306号線、野田山町の信号に「金毘羅宮」「慈眼寺(じげんじ)」の看板がある。何時か行ってみたいと思っていた。DADAジャーナル4月号に彦根藩士平石久平次によって作られた世界初の自転車「新製陸舟奔車」の記事を書いた。「よく似たものが金毘羅宮にある」と友人が言うものだから、ようやく金毘羅大権現に参ることができた... 続きを読む

  • 2020年6月3日

    TOFU CAFE 19 お店

     湖東三山西明寺門前の「一休庵」は、できたての豆腐料理を堪能できる和食処である。「精進料理御膳」(2,160円)などが人気だ。  豆腐は併設された「豆腐工房」で毎日熟練した職人が手間暇かけて作っている。大豆は100%国産にこだわり、タンパク質を多く含む九州産の「フクユタカ」と糖度の高い滋賀県産の「タマホマレ」を独... 続きを読む

  • 2019年10月8日

    山の湯と中島宗達 まち・文化

    「山の湯」の煙突  気になっていたのは「元御殿医」だった。  彦根市中央町の「山の湯」という銭湯が廃業した。前を通る度に、久し振りに入ってみたいと思うことすら叶わなくなった。  『新修 彦根市史 民俗編』の「生活誌」276頁にY湯として載っている。 「創業は明治十二年(一八七九)。」、「創業者である三谷岩... 続きを読む

  • 2019年8月29日

    眺遠的? まち・文化
    第3回 彦根城眺遠的大会

    2017年彦根城眺遠的大会(彦根市弓道連盟提供)  2024年の国民スポーツ大会において弓道競技が主会場の彦根市で開催されるため、彦根の魅力を内外に発信する目的で2017年に始まったのが「彦根城眺遠的大会」である。今年は9月1日に開催され、21都府県から293名が参加する大会となる。  弓道に縁のない者... 続きを読む

  • 2019年4月2日

    佐和山城址、石田三成公御腰掛け まち・文化

    山城攻略 佐和山山頂、御腰掛け設置 清凉寺、御腰掛け設置  佐和山城最後の城主は誰か? 石田三成と答えたいところだが、井伊直政である。関ヶ原合戦の後、慶長6年(1601)1月、井伊直政は徳川家康より佐和山城を賜り、3月には佐和山城に入った。翌年2月1日、合戦で受けた鉄砲傷が悪化し、佐和山城中で... 続きを読む

  • 2018年11月6日

    失われた風景 まち・文化

    題目岩 誓いの御柱 石造七重層塔  多景島には失われた風景が二つある。ひとつは、「題目岩」、もうひとつは「誓いの御柱」が建つことによって失われた。  多景島は、犬上川河口の沖合約5キロ、湖の真ん中に浮かぶ島である。長辺約240メートル、最大幅約80メートル。花崗岩が湖底から屹立し岩肌がむき... 続きを読む

  • 2018年7月3日

    道に至る まち・文化

     漢字には、そのひとつひとつに意味があり成り立ちを探っていくと面白い。昔、「道」という漢字が気になり博識の友人に尋ねたことがあった。部首の「しんにょう」は、「ぶらぶらすること、行くことと止まることを意味している」という。「道」は、「しんにょう」+「首」で、気持ち悪い文字のひとつになった。以来、華道、香道、書道、剣... 続きを読む

  • 2017年5月5日

    彦根城の重軽石 まち・文化

     桜の頃を過ぎ、彦根城は新緑の季節を迎える。「国宝・彦根城築城410年祭」の真っ只中だ。僕らの間では6月4日(日)午後に予定されている「航空自衛隊ブルーインパルス展示飛行」の話題でもちきりだ。彦根城周辺の上空で行われる華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼ぶ)を、何処から撮影するのか……。多分、生きている間二... 続きを読む

  • 2016年12月19日

    彦根で坐禅体験 まち・文化

    長松院での坐禅体験  先月23日から「彦根プレミアム体験」と題して「袴」「鎧」「坐禅」の3つの体験イベントが始まった。  なかでも注目は坐禅。近頃メディテーションがブームで坐禅というものを一度はやってみたいと思っていたのだが、なかなか敷居が高かった。参禅会も近所のお寺で行われているのだが、突然に行くのもなんだ... 続きを読む

  • 2016年7月6日

    近江長浜 しっぺい太郎 まち・文化

    あのことこのこと聞かせんな しっぺい太郎に聞かせんな 近江の国の長浜の しっぺい太郎に聞かせんな すってんすってんすってんてん  日本昔話の『しっぺい太郎』には「近江の国の長浜の」と唄われている。しっぺい太郎は猿神への人身御供から娘を守った名犬である。  よくよく物語を読み直してみると、行念という旅の僧が、「この... 続きを読む

  • 2016年4月25日
    No Image

    ヘレン ケラーが訪れた場所 まち・文化

     『新修彦根市史』に『ヘレン=ケラー女史の来彦』というコラムがある。 『「三重苦の少女」「奇跡の人」と称されるアメリカのヘレン=ケラー女史(一八八〇〜一九六八)が初めて来日したのは、一九三七年(昭和十二)、五十六歳の時のことであった。(中略)彦根では、滋賀県立盲学校での記念植樹のほか、今も滋賀大学経済学部構内にたたず... 続きを読む

  • 2016年3月2日

    信号機、アームの意味 まち・文化

     故あって、DADAジャーナルの過去の記事を読み返していた。今号で629号、どうしようもない記事や、ぎゃーっと叫びそうになる記事も多いが、中にはなかなか面白い記事もある。筆力の問題ではなく、他の媒体ではあまり掲載されないようなものがあるのが、いいなあと思う(勿論、手前味噌だが)。  例えば、長浜曳山祭りの頃に掲載... 続きを読む

  • 2016年2月4日

    謎の角度1 近江インバウンド まち・文化

     近頃、「インバウンド」という言葉をよく耳にする。JTB総合研究所の観光用語集には「インバウンド(inbound)とは、外から入ってくる旅行、一般的に訪日外国人旅行を指す。海外旅行はアウトバウンド(outbound)という」とある。人口減少問題、都市間格差の問題からインバウンド誘致に国や地方自治体が取り組んでいる... 続きを読む

  • 2015年5月25日

    春の交通安全啓発運動 まち・文化

     春の全国交通安全運動の初日となる11日に、ビバシティ彦根で彦根交通安全協会城南支部の皆さんが交通事故防止を訴える啓発活動を行った。会長の高桑稔さんは「彦根市のなかでも城南学区は大型店舗があり道路環境が特殊な地域です。啓発運動など事故を無くすためのこうした活動を各所の皆さんと共に続けています。交通安全協会のことも... 続きを読む

  • 2015年3月11日

    昭和13年に建った履物店を改装 治部少丸オープン!! まち・文化

    墨絵師 御歌頭氏によるライブパフォーマンス  彦根の花しょうぶ通り商店街は戦国をテーマに様々な活動をしていることで知られている。  3月1日、空き店舗になっていた「とも栄」という履物店の店舗部分を商店街が借り受け、石田三成にちなんだギャラリーとして街の駅「治部少丸」がオープンした。式典も「開城式」と呼ぶくらい... 続きを読む

  • 2015年2月23日

    戦国無双の刀剣展 「銘切り」イベント開催 まち・文化

     「銘切り」、聞いたことがあるようなあるような無いような言葉だ。  調べてみると、刀匠が自分の鍛えた作品に鏨(たがね)で名前(銘)を刻む作業を銘切りというらしい。日本刀の柄に被われる刀身部分を茎(なかご)と呼ぶが、ここに銘が切ってある。彫るのではなく「切る」のである。  鏨を槌で叩き、鉄の表面に切り込みを入れ、窪みを作... 続きを読む

  • 2014年11月25日

    エンブレムの付いたユニフォーム まち・文化

     11月9日、冷たい雨が降るなかで、「読売さわやか野球教室」(主催:読売新聞大阪本社・滋賀県読売会湖北ブロック)が、甲良町総合公園で開かれた。巨人軍の投手だった角盈男(すみみつお)さん、前田幸長さん、野手だった原俊介さんの3人が、10チーム約130人に投球や守備、バッティングなどを指導した(参加チーム:甲良東スポ... 続きを読む