石田三成公お手植えの藤

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 米原市 2014年5月21日更新

 米原市世継にある春日神社に「石田三成公お手植えの藤」が伝わっている。5月2日快晴、ゴールデンウィーク真っ只中、湖岸道路の渋滞を回避しようと横道に入り、ボケラーっと休憩を決め込んだ。長閑である。世継会館の駐車場に大きな「世継まちあるきMAP」が建っていた。優れたMAPだと思った。世継という地域の古代から現代までを知る手がかり(記憶装置)が記され、歴史がずっと繋がっていることを意識することができるようになっているのだ。2011年8月作成とだけあり、誰が何の目的で作成したものなのかは記されていない。絵マップだが、文字情報が多い。そしてそれが興味深く、実に面白いのである。
 例えば「世継港跡」の説明は「明治12年に開通した運河。通船路新川の起点。運河は醒井地蔵川で中山道に接続していましたが、鉄道の開通で明治22年に廃川となりました」とある。辺りに広がる景色に当時を想像してみる……。
 「石田三成公お手植えの藤」という文字列があった。藤のある「春日神社」は世継会館と道路を挟さんだ向こう側にある。僕は『三成伝説』(サンライズ出版・2009年)でその藤のことを知り何時かは観てみたいと思っていたから、運命を感じた。『三成伝説』には飯と世継とを結ぶ農面道路の看板を頼りに春日神社にたどり着いたと書いてある。僕が見たMAPは二世代目ということだろう。 春日神社の藤は満開ではなかったが、それでもこの場所に立つことができた喜びは十分にあった。「世継の春日神社で戦勝祈願をした三成はその記念にと一株の藤を植え、美濃(岐阜県)へと出立する」(『三成伝説』)。想像してみる……。
 帰り、湖岸道路の渋滞は解消され、久し振りの道草、ゴールデンウィークに感謝。機会があれば、今度はMAPを頼りに世継ぎを歩いてみたいと思っている。

風伯

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