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七草囃子 調査について

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 2020年1月29日更新

 正月7日、七草粥を食べる風習がある。昔は6日の晩に「七草囃子」を唄いながら七草を刻んだそうだ。明治時代の彦根では「唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、七草なづな、七草なづな」と唱えながら、囃して刻んだらしい。
 『高島の昔ばなし』には、「唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、七草なぐさ、祝いの薬草 祝いましょ」と歌いながら菜の葉を切るとある。近江八幡市でもこの七草囃子を唄ったらしいが、僕の友人は歌詞を忘れてしまったという。
 「七草囃子」はかつて全国にあったらしい。「日本の土地」が「日本の鳥」、「渡らぬ先に」が「出あわぬように」、「七草なづな」は「待ち伏せてご〜ちご〜ち」など各地に様々なバージョンがあるようだ。
 「唐土の鳥」については、今年の年末に書くつもりだが、その前に、淡海の「七草囃子」について調べたいと思う。僕には全く記憶がない。七草囃子を聞いたとか、生まれた地域の歌詞を覚えている方、是非、教えていただければ、とてもうれしい。編集部までご一報ください。

編集部

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