戦国武将とSDGs その2

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 2020年2月5日更新

 最近「SDGs」という文字列を目にする機会が増えた。「Sustainable Development Goals」の頭文字で「持続可能な開発目標」という日本語訳が与えられている。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために17のゴール(目標)を掲げた。SDGsは、この17の目標の中から取り組むことができるものを取捨選択し、行動に移そうということらしい。SDGsを標榜するまでもなく、既に取り組みを進めている人々も多いのではないだろうか。
 ところで、SDGsに関して興味深い歴史講座が開催されている。彦根商工会議所が主催するヒストリア講座だ。「戦乱の終結を夢見、天下人となった武将を支えた近江の強者たち。彼らの目指したものは何か? 講談で生き様を! 講義で思想・政策・業績を! そして、SDGs分析で天下人となれなかった理由を探る!」とある。戦国武将が私利私欲ではなく持続可能な領国統治を目指していたと仮定するならば、SDGsの17の目標で武将を分析することができるだろう。何より、「持続可能な開発目標」の理解の助けとなり、SDGsを身近に感じることができるに違いない。次回は藤堂高虎の章である。いざ。

彦根プレミアム塾 彦根ヒストリア講座2019「神になれなかった近江の強者たち」

各講座受講料  一般700円/学生(中学生以上)無料
定員 各講座100名 
会場  彦根ビューホテル1階ゴールドホール
時間 18:30開場・19:00スタート(講談30分・講義65分・休憩10分・SDGs分析15分)

https://www.hikone-cci.or.jp/2019premium-jyuku/

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

編集部

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