Monologue
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2015年8月9日
Monologue No.616
坂道を登り切ったその先に 必ず湖が見える場所があるのだと知っている 一度くらいは喉が切れるような声でも いいかな 続きを読む
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2015年7月26日
Monologue No.615
思い出すことをしなくなった古い神々がいる 何を願い祀ったのか 人はもう思い出せない 何故、こんなにも動かないでいるのだろう 続きを読む
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2015年7月12日
Monologue No.614
本当の話 かつてレイク・ビワは 麗湖琵琶と記された時代があった この時代も麗湖である 続きを読む
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2015年6月28日
Monologue No.613
睡蓮の英名は「water lily」 未草、明るい午睡 雨の音がかろうじて届く部屋 夢の花である 続きを読む
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2015年6月14日
Monologue No.612
雨の日の青い梅 笹百合 どくだみの花 岩山の日和坊 わざわざ訪ねるのが好ましい 続きを読む
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2015年5月24日
Monologue No.611
いつも思っている 「なにぬねの」 「ぬ」を語尾につけるのは難しい 「な」も「に」も「ね」も「の」も柔らかい 続きを読む
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2015年5月10日
Monologue No.610
夢中になってやっている好きなことは 完結しない 目標もない 命を削っても止められない 続きを読む
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2015年4月26日
Monologue No.609
季節はめぐり また めぐり めぐり めぐり めぐっているはずの 空がある 続きを読む
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2015年4月12日
Monologue No.608
前人未踏 少なくとも前人未踏 多分、前人未踏 それでも僕は眠れない 続きを読む
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2015年3月22日
Monologue No.607
城の櫓跡に咲く桜 僕は母とこの季節を過ごしたことがない 桜餅を買いに 明日、いかなくちゃ 続きを読む
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2015年3月8日
Monologue No.606
今だけ あとひとつだけ 一度だけ これが終わったらと そんなふうに乗り越えている 永遠のピンポンダッシュ 続きを読む
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2015年2月22日
Monologue No.605
樹齢四百年 梅の花が咲く 彦根で一番遅れて咲くという 樹洞にも命が宿る 胸が痛いはずである 続きを読む
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2015年2月8日
Monologue No.604
伊吹山が以前よりも美しい…… そもそも 見るもの全てが浄化されていく 残り時間のようなものだろうか 続きを読む
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2015年1月25日
Monologue No.603
妖怪がブームらしい しかも妖怪と友達になることができるという かつて、越えることができない境界があった だから、美しくはかない物語が生まれるのだ 続きを読む
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2015年1月11日
Monologue No.602
温といところを探している 「ぬくとい」は「温とい」……、「ぬるい」も「温い」 水の温度の感じ方の違いだろうか 春が広がってく 続きを読む
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2014年12月28日
Monologue No.601
今年も一年 お世話になり ありがとうございました 大晦日には また一段と大きな夢をみて 新しい一年を始めたいと思います 続きを読む
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2014年12月14日
Monologue No.600
だから 正々堂々 迷惑かけないていどに 意地をはってみる すくっと立っていたい 続きを読む