Monologue

  • 2014年11月23日

    Monologue No.599

    落ち葉がかさかさと 風鈴の音もして  色とりどり 落ち着かないが いいわけがないと思う 続きを読む

  • 2014年11月9日

    Monologue No.598

    何でもそうだけれど いつの間にかというのが本当の気持ち 何でもいつのまにか 爽やかな朝、新しい一日を頑張ろう 続きを読む

  • 2014年10月26日

    Monologue No.597

    茶柱がたつ そういう期待 息を吸うと冷たいスペアミントが好み 毎日 たしかめながら このくらいでと 笑ってみる そういう気持ち 続きを読む

  • 2014年10月12日

    Monologue No.596

    ぽつぽつと収穫のすんだ田畑を彩る コスモスの季節が終わると さびしい気持ちがいっぱい吹き寄せてくるので 全速力で駆けるのが一番なのである 続きを読む

  • 2014年9月28日

    Monologue No.595

    秋の空だ 軋む気持ちがあった 僕は随分とほっとしていた まだ大丈夫だ 続きを読む

  • 2014年9月14日

    Monologue No.594

    湖の畔 荒ぶる琵琶湖は なりを潜めている 穏やかのようである 続きを読む

  • 2014年8月24日

    Monologue No.593

    南の風が うっすらと 風鈴 季節が移る 続きを読む

  • 2014年8月10日

    Monologue No.592

    道路を横切る 猫の足の裏のことを気にしている 熱いだろうに 今年は靴下がうっとうしい 続きを読む

  • 2014年7月27日

    Monologue No.591

    気がつけば夏の様子 生きている間に 何度くらいちゃんと 足の裏を見るのだろう 続きを読む

  • 2014年7月13日

    Monologue No.590

    どこかにいったことはあるが どこにもいくことができない 何かを言った覚えはあるが 何も言うことができない人である 続きを読む

  • 2014年6月22日

    Monologue No.589

    ゆらゆら てんかふとほたるの季節 そろそろ てんかふしたら 走ってはいけないよ 続きを読む

  • 2014年6月8日

    Monologue No.588

    日記を 書かなくなって 何年にもなる 音の無い息をしよう 続きを読む

  • 2014年5月25日

    Monologue No.587

    寝転ぶはずの野原 飛び込むはずの麦の畑 瞼を透ける景色は 夢に落ちるまでいつでも見えている 続きを読む

  • 2014年5月11日

    Monologue No.586

    田に水が入り 夜はいっそう鏡のよう 電車が重力を失い 滑っていくよ 続きを読む

  • 2014年4月27日

    Monologue No.585

    空も大地もあみだくじ 線をなぞっていくと見えないものが見えてくる 五月はあみだの向こう ただ青いだけのところへ 続きを読む

  • 2014年4月13日

    Monologue No.584

    さくらが咲いて 散る 穏やかな好ましいものが増えていく 何とも笑う自分が気に入らない 朝のシャワーは一時間必要だ 続きを読む

  • 2014年3月23日

    Monologue No.583

    風がふいたらドキドキするのは 昔から 雨が降ったら傘などささずに歩きたい まだ寒いかな…… 続きを読む