Monologue

  • 2013年6月23日

    Monologue No.565

    ざわざわした気持ち 噛みつきたい気分 予感…… それは結果ではない 続きを読む

  • 2013年6月9日

    Monologue No.564

    雨を待っている 空から降る雨の日は部屋にずっといよう 雨が部屋のなかにも降ってきたら 世界が始まる野に出よう 続きを読む

  • 2013年5月26日

    Monologue No.563

    胸の羽毛が 誇らしく 擬人化し語る未来の言葉を 失礼だと思った 続きを読む

  • 2013年5月12日

    Monologue No.562

    ショートカットして生きてきたので やり直そうとスタート地点を探した なんのことはない 今このときがそう…… 続きを読む

  • 2013年5月1日

    Monologue No.561

    何処かの島の岬で車をとめて テッカンをつくる夢をみている 何故、島でテッカンなのかは解らない その時までは秘密なのだ 続きを読む

  • 2013年4月14日

    Monologue No.560

    匂う緑にひそむ 薄いあるはずのない不安 明日にはほどけているから 眠ってしまおう 続きを読む

  • 2013年3月24日

    Monologue No.559

    あのね と始まる言葉がいい 猫の瞳があのねと僕を見つめている あのね に続く言葉に乗せる願いは ほとんどカタチがない 続きを読む

  • 2013年3月10日

    Monologue No.558

    春もひとりである 気にもされずに通り過ぎていくのがいい 日差しが暖かければ暖かいほど ひとりである 続きを読む

  • 2013年2月24日

    Monologue No.557

    冷たい鼻先を押しつけて 遠いとこまで だったか すぐそば だったか 春みたいな空気の匂いがする 続きを読む

  • 2013年2月10日

    Monologue No.556

    フルーツトマトの存在は トマトは野菜であると決定づけている? 否、フルーツだと自覚を促しているのだ スノーホワイト 本当の考え 続きを読む

  • 2013年1月27日

    Monologue No.555

    ストーブの側で夢をみていた 面白いものだから行ったり来たり その日は自由自在で 帰りたくなかった 続きを読む

  • 2013年1月13日

    Monologue No.554

    空から降る雪を食べるくらいに 回復しなければならない 縄跳びと一緒に新しい靴を買った ちょっとした未来がある 続きを読む

  • 2012年12月23日

    Monologue No.553

    昔、世界には僕だけしか存在していなかった 知り得る限りが世界の果て 世界はどんどん大きくなっていったけれど 世界の果ては相変わらず知り得る限りである 続きを読む

  • 2012年12月9日

    Monologue No.552

    フレッシュゆず果汁をいただいた お手搾り 毎年、忘れないでいてくださる 僕の100パーセントである 続きを読む

  • 2012年11月25日

    Monologue No.551

    僕は眠らない 眠ると起きることができないから 僕は話さない 話すと大切なことが減っていくから 続きを読む

  • 2012年11月11日

    Monologue No.550

    昔、ポットから色とりどりの画鋲が 出て来て床の上を飛び跳ね 広がっていく様子が とてもキレイだと想った 続きを読む

  • 2012年10月28日

    Monologue No.549

    引き出しの小さな化粧箱に 腕時計が不揃いのボタンと一緒に 永遠を過ごしていた 何もない空模様のごとく  生きたい 続きを読む