湖東・湖北 記憶のケンケンパー

No.3

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 2010年3月9日更新

 ケンケンパーについて、多くの方からお便りをいただき、感謝しております。ありがとうございます。その中に、「ポコペン」「「探偵」「チリチリ」という遊びを書いてくださった方があり、面白く読ませていただきました(感謝)。特に「探偵」という遊びは不思議でした。
『あらかじめ逃走範囲を何処から何処までと決め、輪になって並び「いろはにほへとちりぬ」で盗人を決める。「るをわかよた」で探偵を決める。何人かの探偵と盗人が出来、逃げた盗人を探偵が捜し出す。缶蹴りに似た遊び。個々の家の軒下まで遊び場所として走り回った』。どんな遊びも、独自に工夫しながら変化しているのがいいですね。ケンケンパーが一段落したら新たなテーマに取り組んでみたいと思っています。引き続き情報をお待ちしております。

 さて、今回は長浜の50代男性が記憶しておられた枠の中に「アメリカ」と書くケンケンパーだ。

  1. Aに各自石を置き、その石を持ってCまでケンケンする。
  2. CからDにもケンケンで進み、Dから「アメリカ」の枠に向かって石を投げる。
     「ア」……歩く
     「メ」……目かくし
     「リ」……後ろ向き
     「カ」……?
  3. 石の入った枠の「ア」「メ」「リ」「カ」に従って、スタート地点までもどる。例えば「リ」なら後ろ向き。
  4. スタート地点に戻ったら、Bに入るように石を投げる。失敗したら次の人に交替し、1〜3を繰り返す。
  5. 石を投げるところは、B以降Cまで順々に進めていく。

 「カ」に関しては、思い出せないということだった。覚えていらっしゃる方がおられたらお知らせいただけたらと思っている。
 「ケンケン」だけで「パー」をするところは無いが、アメリカという枠が面白く「記憶のケンケンパー」の一つとして取り上げることにした。

 次回は、彦根旭森小学校辺りで行われているケンケンパーを紹介する予定。ジャンケンがケンケンパーに加えられている。小学校5年生の方に聞いたので、今も行われていることになる。

 

編集部

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