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彦根市の記事一覧

  • 2014年1月24日

    湖東・湖北の「馬」 特集

    2014年は午年。湖東・湖北の「馬」にちなんだ史跡・名勝を紹介したい。 司馬光 瓶割りの図  屋根瓦の図像は様々で、龍だったり、恵比寿、大黒、或いは波に家紋をあしらったものや宝珠など、その家で暮らす人々の願いが屋根には載っている。 彦根の松原で、今まで見たことのない屋根瓦を見つけた。正面から写真を撮ることができ... 続きを読む

  • 2014年1月7日

    新しいホッケーのカタチを滋賀から発信 まち・文化
    聖泉大学女子ホッケーチーム

    聖泉大学女子ホッケーチーム  滋賀でホッケーといえば伊吹のイメージが強いが、今年、聖泉大学女子ホッケーチームが創部わずか6年目にして全日本学生ホッケー選手権大会でベスト4に食い込み、新たな盛り上がりをみせている。長年、大学女子ホッケーの4強は天理大、東海学院大、山梨学院大、立命館大で不動のものとなっている中、... 続きを読む

  • 2013年12月27日

    大人の書道教室 ひと
    坂根沙綾さん

     「美文字」なるものがブームなのだそうだ。テレビ番組の中で芸能人がボールペン字を競うコーナーで人気に火がつき、「美文字」は今年の流行語大賞にもノミネートされたらしい。その影響もあってか、最近では二十から三十代を中心に若い世代で書道をはじめる人が増えているのだという。  そう話してくれたのは、書家で画家の坂根沙綾さ... 続きを読む

  • 2013年12月24日

    感性・アイデア・場所をシェアする お店
    Takumi Apartment

     彦根市「七曲り」。戦国時代、武具職人が業をなし、現在はその流れを組む店や職人が仏壇作りを営んでいる。かつて、彦根の玄関口であった集落である。その職人街に今秋、貸家・貸間業を営む「Takumi Apartment」がオープンした。  若い夫婦が築170年の町家に移り住み、町家や蔵を改装し、アパートやテナントとして... 続きを読む

  • 2013年12月9日

    二人の「作家」墨彩画とアクセサリーの新作展 まち・文化

    髙橋良さんと奥さんの夏美さん  「作家」と呼ばれる人たちに、漫然とした憧れをずっと抱いている。小説家という意味ではなく、ものを創り出す専門家・芸術家という意味での作家だ。それはきっと、何者かになりたかった20代前半の淡い思い出を引きずっているからなのだけれど、それはさておき、素敵な作家夫婦に出会った。水墨画家... 続きを読む

  • 2013年11月25日

    フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」のワークショップ まち・文化

     麦わらに糸を通して繋いだフィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」。最近日本でもにわかに注目を集めている。ヒンメリは、スウェーデン語で「天」を意味する言葉が語源とされ、家族の幸せを願うものとして食卓の天井に吊るされたり、結婚式の飾りとして用いられたりするそうだ。  そんなヒンメリのワークショップが彦根で開催される。講師... 続きを読む

  • 2013年11月25日
    No Image

    DADAラジオ まち・文化

     手前味噌だが、インターネットラジオのキャスターをやっている。と書いて「手前味噌」って何だ?と思った。手前とは一人称の「自分」のことである。「味噌」は味噌汁の味噌で、昔は味噌は自家製で、自分が造った味噌を互いに自慢し合ったことからできた言葉らしい。どちらかというと自家製味噌なんですが、どうでしょうかという意味に使おうと... 続きを読む

  • 2013年11月18日

    餌指町の「大蔵省」・余呉町菅並の「北海道」 まち・文化

    餌指町の大蔵省用地石碑  僕はずっと場所にある記憶やモノに宿っているはずの記憶、多分、そういうのが好きなのだと思う。勝手に考え盛り上がり、適当なところで遡るのを諦めて喜んでいる。そういう作業が気に入っている。  彦根には城下町特有の地名が残っていて、今でも、地の人は誇りを込めて旧い町名で話をする。例えば、連着... 続きを読む

  • 2013年11月11日

    スミス記念堂で世界一の口笛を! まち・文化

     彦根城の堀端に建つスミス記念堂は日本でも数少ない和風礼拝堂だ。外観はお寺そのものだが、内部は西洋の文様やキリスト教をモチーフとした彫刻が施されている。道路拡幅に伴い解体されることになっていた記念堂を、NPO法人スミス会議が移築再建し、管理運営を行っている。記念堂は彦根の近代化遺産であり国の登録有形文化財だが、一般に公... 続きを読む

  • 2013年11月8日

    新しい楽しさに出会える場に お店
    goodbouldering

    ボルダリング  南彦根駅から東へ徒歩3分のところに今年8月、ボルダリングやスラックラインを楽しめるジムが誕生した。ここには小学生から70代という幅広い世代、そして身体にリスクを抱える人も通い、また、カフェスペースやアンティーク家具ショップも併設しているという、勝手に想像していたジムのイメージとはひと味違った空... 続きを読む

  • 2013年11月6日

    小鮎塚(米原) versus 石川千代松博士(彦根) まち・文化

    醒井養鱒場 小鮎塚  二宮金次郎と零戦の話から皇紀2600年が気になっている。昭和15年は西暦1940年。昭和の年号に25を加えれば西暦の下二桁になった。西暦に660年加えれば皇紀になる。皇紀とは、史上初の天皇となったといわれる神武天皇の即位年を紀元として数える日本独自の年代の数え方である。  さて、琵琶湖の... 続きを読む

  • 2013年11月1日

    石田三成茶の井(伝)竹藪 まち・文化

     今年も「ひこねキャンドルナイト」が行われることになっている。夢京橋キャッスルロード界隈で約2万個のキャンドルに火が灯る。そのうちの300ほどが竹灯である。この竹、実は、「石田三成の茶の井(伝)」がある竹藪の竹を使っている。  佐和山の麓に愛宕山仙琳寺という寺がある。彦根藩4代藩主井伊直興(1656〜1717)の... 続きを読む

  • 2013年10月28日

    琵琶湖流木清掃の一日 まち・文化

     10月13日、彦根の長曽根浜一帯の湖岸の流木清掃ボランティアに参加した。ちょうど、カインズモールの前あたりの琵琶湖岸だ。先月の台風18号で河川から大量の木やごみなどが流れ込み、漂着物として湖岸に打ち上げられているのだ。現在、彦根市の琵琶湖岸には、ざっと見繕って600〜700トンの漂着物があるのだという。琵琶湖の... 続きを読む

  • 2013年10月21日

    彦根も盛り上がるかもしれない「黒田武士と日本号」 まち・文化

    天九郎俊長淬刃之水(天の井)  NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』。ドラマの主人公黒田官兵衛(1546~1604年)のルーツを巡り、長浜市や米原市が盛り上がっている。今回は彦根も「黒田武士」で盛り上がるかもしれないという話である。  彦根市甘呂町に「天九郎俊長淬刃之水(てんくろうとしながさいとうのみず)」という石... 続きを読む

  • 2013年10月18日

    コーヒースタンドという文化 お店

     JR彦根駅西口に「MICRO-LADY COFFEE STAND」(マイクロレディコーヒースタンド)というコーヒースタンドがオープンした。喫茶店でもカフェでもない「コーヒースタンド」というスタイルのコーヒー店が東京を中心に増えているのだ。  今、アメリカのコーヒー文化は「サードウェーブ(第三の波)」を迎えている... 続きを読む

  • 2013年10月16日

    彦根ゴーストツアー「天狗現る」の章 まち・文化

    「目に見えないモノを見ることができるかもしれない旅をしませんか?現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)の狭間、湖東・湖北の伝承を追いかけ文化遺産を巡るTourに出かけませんか?」と湖東・湖北の未評価の文化資源を巡るツアーが「彦根ゴーストツアー」である。番外編を含めると今回で8回目となる。テーマは天狗。東近江市の太郎坊... 続きを読む

  • 2013年9月30日

    零戦 まち・文化

     二宮金次郎のことを書いていて「零式艦上戦闘機」のことを考えた。二宮金次郎像は「皇紀2600年に当たり、銅像建立もピークにだったようである」というくだりでだ。宮崎駿監督のアニメ『風立ちぬ』も話題になっていたからでもあろう……。『風立ちぬ』は零戦設計者堀越二郎と、文学者・堀辰雄の人生に、宮崎駿の思いを投影した... 続きを読む