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彦根市の記事一覧

  • 2013年9月27日

    ゲストハウスと町の関係 お店
    ゲストハウス無我

    村田 一さん・典子さん夫妻  去年くらいから、彦根にゲストハウスができると聞いて、とても楽しみにしていた。古民家を改装したゲストハウスで、以前紹介した小江戸ひこね町屋情報バンクの成約第1号の物件だという。  「ゲストハウス」という言葉には複数の意味があるけれど、ここでいうゲストハウスは、旅人向けの簡易宿所を指... 続きを読む

  • 2013年9月23日

    古本を片手に過ごす一日 まち・文化
    ひこねウモレボン市

    ウモレボン市のキャラクター・「ワサンボン」。2011年の第1回ウモレボン市開催とともに誕生。無口そうにみえて、twitterなどで発言している。  小学生の頃、週末ごとにせがんでは、古本屋に連れて行ってもらっていた。図書館も好きだったけれど、古本屋の方が好きだった。自分のお小遣いでも買える本がたくさんある古本... 続きを読む

  • 2013年9月2日

    幻獣・霊獣コレクション まち・文化

     面白いことに気づかずにいたことで後悔することばかりだったが、最近は「それじゃ、今からやればいいかな」と考えることにした。そんなわけで幻獣・霊獣コレクションを始めた。僕は「波うさぎ(竹生島紋様)」コレクターで、幻獣や霊獣には興味はなかったが、「ベロ出し獅子」がいることに気がついた時、これは面白いと思った。写... 続きを読む

  • 2013年8月26日

    熱い夏! まち・文化
    甲子園観戦記(彦根東高校 対 花巻東高校)

     2013年8月13日、阪神甲子園球場の三塁側アルプススタンドは、赤一色で埋め尽くされた。第95回全国高校野球選手権大会 6日目第3試合、彦根東高校対花巻東高校。  彦根東高校の夏の甲子園出場は初めてということもあって、多くの人々が応援に駆けつけた。なにしろ、県大会で優勝を勝ち取っての甲子園出場だ。選手にとっても... 続きを読む

  • 2013年8月23日

    トンネルと井戸 まち・文化

    2010年(写真上)、2012年(写真下)。  トンネルは横穴、井戸は縦穴。ここ数年、「穴」が気になっている。かつて隧道と呼ばれたトンネル。湖東湖北には明治時代の煉瓦トンネルや、大正から昭和にかけて活躍した村田鶴が設計したいくつかの隧道が今も立派に機能していたりする。山で隔てられた空間をトンネルが結んでい... 続きを読む

  • 2013年8月12日

    昔、戦争があった まち・文化

     父は、毎年夏になると憂鬱になるらしい。どうしようもない戦争の記憶を反芻し溜息がでる。少年通信兵として出征し、フィリピンから生きて帰って来た。若い頃は何とかやり過ごせたが、同期の戦友が数えるほどになり、思うようにならない我が身を抱えながら、仕方のない溜息は毎年深くなっていく。  昔、戦争があったのだ。  NHK大... 続きを読む

  • 2013年8月5日

    味も量も十二分に堪能できるつけ麺専門店 お店
    十二分屋

     滋賀県内で初めてとなる「鳥居式」のラーメン店「十二分屋」が今年1月、彦根にオープンした。「鳥居式」とは、東京の製麺会社 大成食品株式会社が主宰する「鳥居式らーめん塾」のことで、ラーメンの基礎知識はもちろん、開業までのプランの立て方から経営ノウハウまでラーメン業界のあらゆることを学ぶことができるという。その卒業生... 続きを読む

  • 2013年7月31日

    パパの小さい時は…… ひと
    寺西充曜さん

    寺西充曜さん  寺西充曜(みつあき)さん(30歳)独身。読売新聞彦根東の店長であり、クリクラ湖北の所長である。そして、愛すべき「牛乳の蓋」コレクターである。  『経済ってそういうことだったのか会議』(佐藤雅彦・ 竹中平蔵 / 日本経済新聞社)でその蓋の価値と交換について記されているが、それは都会の話である。小... 続きを読む

  • 2013年6月24日

    ロボカップで世界に挑む! ひと
    西村元宏君・渡辺明君

    西村元宏君(右)と渡辺明君  この週末からオランダで世界と戦う彦根出身の少年たちがいる。鳥居本中学校1年の西村元宏君(12)と城南小学校6年の渡辺明君(11)だ。  2人が挑むのは「ロボカップジュニア世界大会」。19歳以下の2人以上が1組となり、自律式ロボットと呼ばれる自作のロボット2台でサッカーゲームを行う... 続きを読む

  • 2013年6月19日

    カロムロード再び まち・文化

    写真1  『カロムロード』(杉原正樹編著 サンライズ印刷出版部)が世に出てから17年、カロム伝来について不確かだったことがようやく整理できたのでここに記しておく。  今年2月、彦根の花しょうぶ通りにある逓信舎で行った「CAROM petit Exhibition」や、6月6日放送のNHK「あさイチ」の番組内で... 続きを読む

  • 2013年6月17日

    3つの異なる店舗が集う「&Anne」 お店
    &Anne

     今年3月1日、彦根中央商店街に真っ白な店が誕生した。外から覗きこむとケーキや焼き菓子を売っている様子と、その時ごとに変わる催事コーナーがあることがわかる。そして奥に並ぶのはたくさんの本。そう、この空間は洋菓子店、書店、そして展示室という3つの顔を持つ複合店舗「&Anne(アンドアン)」。「彦根銘菓三十五... 続きを読む

  • 2013年6月3日

    連日完売! 行列のできるパティスリー お店
    パティスリー フラスコ

    オーナーパティシエの勝間建次さん  2012年11月1日、彦根市安食町国道8号線沿いにオープンした洋菓子店がある。店の名は「パティスリー フラスコ」。豊郷町出身のオーナーパティシエ勝間建次さんが地元に開いたこの店は、オープンから半年も経たないうちに人気店となった。今では「昼を過ぎるとケーキが売り切れる」と噂さ... 続きを読む

  • 2013年5月29日

    ラブ ソングス まち・文化

     大堀山という名前の山が彦根にある。別名を鞍掛山(くらかけやま)。また諸説はあるが、万葉集に登場する「鳥籠山(とこのやま)」の候補地のひとつとされる由緒ある山である。天智天皇の子・大友皇子と、弟・大海人皇子が皇位継承をめぐり国を二分した壬申の乱も「鳥籠山」で戦があった。  僕がこの山に登ったのは、近代化遺産である... 続きを読む

  • 2013年5月22日

    大一大万大吉の中華 お店
    万両力石 能登川本店

    「大一大万大吉」の看板  能登川駅の近く、県道2号線沿いに「大一大万大吉」の看板を掲げたラーメン店がある。「大一大万大吉」は「一人が万民のために、万民は一人のために尽くせば、天下の人々は幸福になれる」という意味で、石田三成の旗印としても有名だ。店の前を通る度に気になっていたのだけれど、今回お話を聞く機会をいた... 続きを読む

  • 2013年5月17日

    西村雅彦さんが、ひこね市文化プラザに来館 まち・文化

     西村雅彦さんといえば、コミカルな役からシリアスな役までこなす渋みある演技派俳優として知られているが、絵を描いたり、写真を撮ったりするアーティストとしての一面は、よほどのファンでなければご存じないかもしれない。  ひこね市文化プラザでは、5月14日~19日にかけて、「俳優 西村雅彦の絵画・写真展『しあわせなマリー... 続きを読む

  • 2013年5月15日

    自転車を「道具」から「愛車」へ お店
    侍サイクル

     4月12日、NPO法人五環生活などが入った「.5bldg(ドットファイブビルディング)」の1階に間借りする形で、自転車店「侍サイクル」が営業をはじめた。びわ湖一周する人をターゲットにしたレンタサイクル「びわこ一周レンタサイクル」を運営するなど、自転車に乗る楽しみを普及させようと活動してきたNPO法人五環生活とタ... 続きを読む

  • 2013年5月8日

    目的地は杉本隧道 2 まち・文化

    杉本隧道  木之本町杉本と余呉町上丹生を結ぶ「杉本隧道」へ行ってきた。以前からこの隧道を利用していたが、僕は10年以上この隧道の名前を「杉野隧道」だと思い込んでいた。近代化遺産を意識しながら訪れたのは今回が初めてだった。いつも資料として使っている『滋賀県の近代化遺産ー滋賀県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書... 続きを読む