弥生の道のキノコ
僕は少し前まで、ふらふらと近くの山を歩くのが好きだった。最近はその機会も少なくなったが、「左手地蔵」のおかげで名越町の「弥生の道」というハイキングコースを歩くことができた。
歩くのは楽しい。例えば、この日は赤、青、黄色のキノコを見つけた。勿論、白いのや変な色のものも見つけたが、僕にはこの日、三色揃ったのが何より嬉しかった。青は「ロクショウクサレキン」。多分、赤は「ベニヒガサ」、黄色は「キホウキタケ」だと思うが同定に自信はない。そして赤いベニヒガサはピントが合っていないのが残念だった。ハイキングコースといえど、山を歩くときは時間に余裕をもちたいものだ。
「弥生の道」の入り口付近は、古墳らしき形状の山で、かつて土器や埴輪が並べられていたようなテラスを歩く。等高線を調べてみたら面白いかも知れないと思っている。外に出かけると、時間が直ぐになくなってしまうのが、実に残念なのである。
【小太郎】