「彦根」を含む記事一覧

  • 2013年11月25日
    No Image

    DADAラジオ まち・文化

     手前味噌だが、インターネットラジオのキャスターをやっている。と書いて「手前味噌」って何だ?と思った。手前とは一人称の「自分」のことである。「味噌」は味噌汁の味噌で、昔は味噌は自家製で、自分が造った味噌を互いに自慢し合ったことからできた言葉らしい。どちらかというと自家製味噌なんですが、どうでしょうかという意味に使おうと...  続きを読む

  • 2013年11月18日

    餌指町の「大蔵省」・余呉町菅並の「北海道」 まち・文化

    餌指町の大蔵省用地石碑  僕はずっと場所にある記憶やモノに宿っているはずの記憶、多分、そういうのが好きなのだと思う。勝手に考え盛り上がり、適当なところで遡るのを諦めて喜んでいる。そういう作業が気に入っている。  彦根には城下町特有の地名が残っていて、今でも、地の人は誇りを込めて旧い町名で話をする。例えば、連着...  続きを読む

  • 2013年11月6日

    小鮎塚(米原) versus 石川千代松博士(彦根) まち・文化

    醒井養鱒場 小鮎塚  二宮金次郎と零戦の話から皇紀2600年が気になっている。昭和15年は西暦1940年。昭和の年号に25を加えれば西暦の下二桁になった。西暦に660年加えれば皇紀になる。皇紀とは、史上初の天皇となったといわれる神武天皇の即位年を紀元として数える日本独自の年代の数え方である。  さて、琵琶湖の...  続きを読む

  • 2013年11月4日

    鍾馗さんの新発見を目指す まち・文化

     1年ほど前、「まち遺産ネットひこね」のメンバーと共に『鍾馗さんMAP』を作った鈴木達也さんにお話をうかがった。  鈴木さんは、「鍾馗は中国からやってきた道教の神様です。私たちは親しみを込めて鍾馗さんと呼んでいます。京都をはじめ近畿・東海地方では瓦でできた小さな鍾馗さんの人形を屋根の上にのせる風習があります。鍾馗...  続きを読む

  • 2013年10月28日

    琵琶湖流木清掃の一日 まち・文化

     10月13日、彦根の長曽根浜一帯の湖岸の流木清掃ボランティアに参加した。ちょうど、カインズモールの前あたりの琵琶湖岸だ。先月の台風18号で河川から大量の木やごみなどが流れ込み、漂着物として湖岸に打ち上げられているのだ。現在、彦根市の琵琶湖岸には、ざっと見繕って600〜700トンの漂着物があるのだという。琵琶湖の...  続きを読む

  • 2013年10月21日

    彦根も盛り上がるかもしれない「黒田武士と日本号」 まち・文化

    天九郎俊長淬刃之水(天の井)  NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』。ドラマの主人公黒田官兵衛(1546~1604年)のルーツを巡り、長浜市や米原市が盛り上がっている。今回は彦根も「黒田武士」で盛り上がるかもしれないという話である。  彦根市甘呂町に「天九郎俊長淬刃之水(てんくろうとしながさいとうのみず)」という石...  続きを読む

  • 2013年10月18日

    コーヒースタンドという文化 お店

     JR彦根駅西口に「MICRO-LADY COFFEE STAND」(マイクロレディコーヒースタンド)というコーヒースタンドがオープンした。喫茶店でもカフェでもない「コーヒースタンド」というスタイルのコーヒー店が東京を中心に増えているのだ。  今、アメリカのコーヒー文化は「サードウェーブ(第三の波)」を迎えている...  続きを読む

  • 2013年9月30日

    零戦 まち・文化

     二宮金次郎のことを書いていて「零式艦上戦闘機」のことを考えた。二宮金次郎像は「皇紀2600年に当たり、銅像建立もピークにだったようである」というくだりでだ。宮崎駿監督のアニメ『風立ちぬ』も話題になっていたからでもあろう……。『風立ちぬ』は零戦設計者堀越二郎と、文学者・堀辰雄の人生に、宮崎駿の思いを投影した...  続きを読む

  • 2013年9月27日

    ゲストハウスと町の関係 お店
    ゲストハウス無我

    村田 一さん・典子さん夫妻  去年くらいから、彦根にゲストハウスができると聞いて、とても楽しみにしていた。古民家を改装したゲストハウスで、以前紹介した小江戸ひこね町屋情報バンクの成約第1号の物件だという。  「ゲストハウス」という言葉には複数の意味があるけれど、ここでいうゲストハウスは、旅人向けの簡易宿所を指...  続きを読む

  • 2013年9月17日

    町屋・古民家の有効活用を目指して まち・文化
    小江戸ひこね町屋情報バンク

    写真:小江戸ひこね町屋活用コンソーシアム提供  いま、町屋・古民家が静かなブームだ。風情のある町屋・古民家を住居や店舗として活用する例も多く、そのままの佇まいで町並みを残していきたいという地元や家主のニーズも高まってきている。  一方で、一説には彦根の中心市街地だけでも500軒以上の空き町屋・空き古民家があ...  続きを読む

  • 2013年9月9日

    24時間テレビ 草の根チャリティーネットワーク登録
    よみうり夏の交通安全まつり まち・文化

    犯罪被害防止や交通安全を呼び掛ける「けいたくん」と「キャッフィー」  8月25日(日曜日)、24時間テレビ36「愛は地球を救う」に合わせ、「24時間テレビ 草の根チャリティーネットワーク登録・よみうり夏の交通安全まつり」が行われた。主催は読売新聞湖北ブロック(木之本、浅井、近江長浜、米原、高宮、甲良、彦根中央...  続きを読む

  • 2013年8月23日

    トンネルと井戸 まち・文化

    2010年(写真上)、2012年(写真下)。  トンネルは横穴、井戸は縦穴。ここ数年、「穴」が気になっている。かつて隧道と呼ばれたトンネル。湖東湖北には明治時代の煉瓦トンネルや、大正から昭和にかけて活躍した村田鶴が設計したいくつかの隧道が今も立派に機能していたりする。山で隔てられた空間をトンネルが結んでい...  続きを読む

  • 2013年7月31日

    パパの小さい時は…… ひと
    寺西充曜さん

    寺西充曜さん  寺西充曜(みつあき)さん(30歳)独身。読売新聞彦根東の店長であり、クリクラ湖北の所長である。そして、愛すべき「牛乳の蓋」コレクターである。  『経済ってそういうことだったのか会議』(佐藤雅彦・ 竹中平蔵 / 日本経済新聞社)でその蓋の価値と交換について記されているが、それは都会の話である。小...  続きを読む

  • 2013年6月24日

    ロボカップで世界に挑む! ひと
    西村元宏君・渡辺明君

    西村元宏君(右)と渡辺明君  この週末からオランダで世界と戦う彦根出身の少年たちがいる。鳥居本中学校1年の西村元宏君(12)と城南小学校6年の渡辺明君(11)だ。  2人が挑むのは「ロボカップジュニア世界大会」。19歳以下の2人以上が1組となり、自律式ロボットと呼ばれる自作のロボット2台でサッカーゲームを行う...  続きを読む

  • 2013年6月19日

    カロムロード再び まち・文化

    写真1  『カロムロード』(杉原正樹編著 サンライズ印刷出版部)が世に出てから17年、カロム伝来について不確かだったことがようやく整理できたのでここに記しておく。  今年2月、彦根の花しょうぶ通りにある逓信舎で行った「CAROM petit Exhibition」や、6月6日放送のNHK「あさイチ」の番組内で...  続きを読む