「彦根」を含む記事一覧
-
2013年6月17日
3つの異なる店舗が集う「&Anne」 お店
&Anne今年3月1日、彦根中央商店街に真っ白な店が誕生した。外から覗きこむとケーキや焼き菓子を売っている様子と、その時ごとに変わる催事コーナーがあることがわかる。そして奥に並ぶのはたくさんの本。そう、この空間は洋菓子店、書店、そして展示室という3つの顔を持つ複合店舗「&Anne(アンドアン)」。「彦根銘菓三十五... 続きを読む
-
2013年6月3日
連日完売! 行列のできるパティスリー お店
パティスリー フラスコオーナーパティシエの勝間建次さん 2012年11月1日、彦根市安食町国道8号線沿いにオープンした洋菓子店がある。店の名は「パティスリー フラスコ」。豊郷町出身のオーナーパティシエ勝間建次さんが地元に開いたこの店は、オープンから半年も経たないうちに人気店となった。今では「昼を過ぎるとケーキが売り切れる」と噂さ... 続きを読む
-
2013年5月29日
ラブ ソングス まち・文化
大堀山という名前の山が彦根にある。別名を鞍掛山(くらかけやま)。また諸説はあるが、万葉集に登場する「鳥籠山(とこのやま)」の候補地のひとつとされる由緒ある山である。天智天皇の子・大友皇子と、弟・大海人皇子が皇位継承をめぐり国を二分した壬申の乱も「鳥籠山」で戦があった。 僕がこの山に登ったのは、近代化遺産である... 続きを読む
-
2013年5月6日
琵琶湖のほとりの小さな居場所 お店
kanaria外海孝子さん 数年前はじめてお会いしたとき、琵琶湖を眺めながら「いつか『かもめ食堂』のような店をしたいと思っている」と話しておられたのを覚えている。「かもめ食堂」とは2006年公開の映画『かもめ食堂』で描かれている、フィンランドの小さな食堂のこと。映画では、その食堂をとりまく人々の姿と美味しそうな料理が丁寧... 続きを読む
-
2013年5月3日
手紙と絵本のカフェ まち・文化
逓信舍は2011年、国の登録有形文化財となった旧川原町郵便局舎の建物で、木造2階建ての伝統的な町家である。昭和9年(1934)に郵便局舎への転用にともない、建物の前面が洋風外観に改造され、2階にも天井高の高い居室が増築された。この郵便局舎部分を利用したカフェが1階にある。「T-shin café」という。 4... 続きを読む
-
2013年4月17日
何度でも食べたくなるお菓子とおやつ お店
季節のお菓子とおやつ gatto井上三紀さん 連載「gatto no gateau」でおなじみのgattoこと井上三紀さんが、彦根市銀座町に『季節のお菓子とおやつgatto』をオープンする。明治時代の町家を改装した住居兼店舗の菓子店だ。彦根の人には、かつてのマルビシ百貨店前旧土橋商店街の一角、最近では「らーめん本気の隣」と言った方がわかり... 続きを読む
-
2013年3月28日
自転車のビジネスに迫る ひと
NPO法人五環生活 近藤隆二郎さん近藤隆二郎さん 3月15日、学芸出版社から『自転車コミュニティビジネス エコに楽しく地域を変える』と題した書籍が出版された。空前の自転車ブームに伴い、全国各地で新たな自転車コミュニティビジネスが次々におこり、地域を変え始めている。各地の自転車コミュニティビジネスの現状と可能性を一挙に紹介した初のガイド本である... 続きを読む
-
2013年3月15日
真田幸村の娘は彦根藩士に嫁いでいた! まち・文化
以前、「彦根に真田信繁(幸村)の娘の墓がある……。」と記事に書いたことがあった。要約するとこんな具合だ。 「大坂方の名将真田幸村には一子大助の外に一女があった。彦根藩士青木五郎兵衛の妻となって、大坂両陣の頃には彦根に在住していたが、父は大坂方の将として弟大助と共に大坂城に入り、夫は井伊家の家臣として、直孝に従っ... 続きを読む
-
2013年3月1日
憩いの時間が生まれる場所に お店
Marz-Kitchen Cafe + Bar Route206木の香りが漂う店内 県道206号線沿いに昨年12月に出来たカフェレストラン「Marz-Kitchen Cafe+Bar Route 206」。店に入るとほのかに木の香りがし、大きな薪ストーブが出迎えてくれる。 カフェ好きにとって嬉しいのが店内の広さ。天井まで吹き抜けになっている1階にはゆったりとしたソファ... 続きを読む
-
2013年2月20日
冬の隧道へ行ってきた まち・文化
2013年1月29日 佐和山隧道 ZTVの「フレッシュ!びわドロップ」という番組取材があって、トンネルにまた行ってきた。国鉄時代の仏生山(むしやま)トンネル、佐和山隧道、旧横山隧道。いずれも美しい煉瓦トンネルだ。仏生山は漢字の違いを指摘されることがよくあるが、トンネル名は「仏生山」、トンネルのある山の名前は... 続きを読む
-
2013年2月18日
バスの記憶とこれから まち・文化
「バスに乗って、ゆられてる。」その後、決まって「ゴー! ゴー!」とあいのてを娘が入れる。娘のお気に入りのCDから流れてきた歌詞である。他にも子ども向け雑誌の多くで親子がバスに乗って公園に出かけるシーンを見かける。しかし、僕は実際に出かけたことはない。最後に乗ったのはいつだったか、と必死になって思い出さなければならないほ... 続きを読む
-
2013年2月15日
アーチの窓辺にて まち・文化
江北図書館4連アーチ 木之本の江北図書館のことが気になっている。「江北図書館 存続の危機」と題した記事が読売新聞(2013.1.25.滋賀版)に出ていた。「100年余りの歴史を持つ県内最古の図書館「江北図書館」(長浜市木之本町)の存続が危ぶまれている。資金難や建物の老朽化にあえいでおり、運営する公益財団法人... 続きを読む
-
2013年1月15日
そこはインド&ネパールだった! お店
インド&ネパールレストラン デリーインド&ネパールレストラン「デリー」は、昨年6月にオープンした店で、そこは確かにインド&ネパールだった。おかしな表現だが、インド&ネパールなのである。 まず、色彩が異国である。次に匂いがスパイシーである。そしてBGMがインドであり、お店の人が全員インドの人なのだ。インドやネパールに行った経験がなくても、テレビ... 続きを読む
-
2013年1月10日
リアルに振り返ることができる時代 お店
もったいない堂 傾奇小僧J西川章さん 僕らの記憶にある古いものが雑然とディスプレーされている店に足を踏み入れたのは、彦根・豊郷・醒井でロケが行われた映画『家』(西村知美主演・秋原北胤監督・2013年春公開)で使う文机とスタンドを探していた時のことだ。「きっと、ありそうだ」と思った。西川章さんが2010年にオープンしたお店で『もったい... 続きを読む
-
2012年12月31日
2012年、解けない謎はない!? まち・文化
2012年は「龍」の年だった。解けない謎はないはずなのだが、どうしても解らない龍がいる。「紫鱗龍王」。昨年の年末からこの龍のことが解ったら記事にしようと思っていたが、遂に、師走最終号で音をあげることにする。と同時にそもそもそう簡単に解るようでは謎でもなんでもないのだとうそぶくのも忘れない。「紫鱗龍王」は、解けな... 続きを読む