玩具伝説 おもちゃの60年史

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 愛荘町 2020年7月16日更新

 愛荘町立歴史文化博物館で、7月23日(木)から始まる夏季特別展「玩具伝説」には200点以上のおもちゃが展示される。パンフレットには、〝戦後初のおもちゃ「小菅のジープ」や、野球盤やカロムといった長く愛されている玩具から、世界初の家庭用ゲーム機である「オデッセイ」や、大人気となった「ファミリーコンピュータ」などのビデオゲーム機を展示し、戦後から平成中期までのおもちゃの歴史を解説いたします〟とある。
 僕は「おもちゃ」がよくわからないのである。広辞苑に「おもちゃ【玩具】」と載っている。「玩具」という熟語は「おもちゃ」「がんぐ」という二種の読み方があるらしいことは解る……。もしも試験で「次の漢字にカタカナで読み仮名を記しなさい」という問題があったとすると、「玩具」に「オモチャ」と記す勇気はない。
 「おもちゃ」と「玩具」には区別があるように思っている。例えば、僕の家は貧乏だったから、お金持ちの友人宅にある遊び道具が「玩具」。ビー玉のようになくしたとしても(後悔はするが)、諦めがつくものは「おもちゃ」である。「おもちゃ」と「玩具」の境界は、子ども時代の経験によって人それぞれ違うのだろう。友人宅にあった、サーキットゲームや野球盤ゲーム、人生ゲームは玩具であった。
 夏季特別展「玩具伝説」は展示物も楽しみなのだが、「おもちゃ」か「玩具」かを自分の基準で分類してみたい。全ては「玩具」なのだが。

 

玩具伝説 おもちゃの60年史

期間: 2020年7月23日(木)〜8月30日(日) 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館: 月・火曜日(祝日は開館)
場所: 愛荘町立歴史文化博物館
入館料: 一般300円・小中学生150円


学芸員による展示解説
8月2日(日)・16日(日)10:30~11:00 / 13:30~14:00
歴史文化博物館 企画展示室/参加費  無料(要入館券)

ワークショップ「昔のおもちや・ゲームで遊ぶ」
展覧会にも登場したおもちゃを体験できます!
8月23日(日)10:00~16:00
歴史文化博物館 研修室 / 参加費  無料(要入館券)

愛荘町立歴史文化博物館

滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺878
TEL: 0749-37-4500

無料入館日: 8月8日(土)〜10日(月・祝)

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

小太郎

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