バレンタインはキャンドルナイト

　2月14日の日曜日に彦根の四番町スクエア・夢京橋キャッスルロードでキャンドルナイトが開催される。滋賀県一円8会場で同時開催される灯りのイベント「滋賀のおもてなし旅 びわ湖灯り絵巻」に連動して彦根観光協会が開催する「彦根灯花会（とうかえ）」の一環で、キャンドルナイトの他にも、LEDによる街路樹のライトアップや、四番町スクエア周辺の飲食店でワンドリン＆ワンピンチョスの食べ歩きイベント「彦根バレンタインバル」も同時開催される。
　昨年も2月14日に同様のイベントが予定されていたが、天候不良のため中止となった。さらに毎年11月に開催されているひこねキャンドルナイトで言えば、昨年は佐和山の麓で開催、一昨年は雨のため中止となったので、夢京橋キャッスルロードで行われるキャンドルナイトは実に2年ぶりということになる。
　彦根でキャンドルナイトが行われるようになったのは、ちょうど10年前、国宝・彦根城築城400年祭のプレイベントとして金亀公園で行われた2万灯のキャンドルイベントが発端だ。その後、ひこねキャンドルナイト実行委員会が発足し2008年からは会場を夢京橋キャッスルロード周辺へと移して開催を続けてきた。今回のキャンドルナイトでは、四番町ダイニング前と宗安寺を中心に、赤いキャンドルホルダーを使って1万灯のキャンドルを灯す予定だ。
　幸い今年は暖冬で例年より冷え込みもいくぶんましだ。バレンタインの夜、赤いキャンドルグラスに揺れるあかりを眺めながら過ごすのもいいだろう。

【編集部】