モンデクール長浜で「ながはまふるさと百景」イラスト展開催！

　実はまだ平和堂「モンデクール長浜」に行ったことがない。長浜駅とモンデクール長浜の2階部分が連結しており、改札を出てそのまま入ることができるらしい。久し振りに電車に乗って行ってみようかと思った。彦根からだと、米原→坂田→田村→長浜、彦根ー長浜間に3つの駅がありちょっとした旅である。目的は買い物ではなく「ながはまふるさと百景」イラスト展だ。開催場所もモンデクール長浜の2階ホールだというから都合がいい。
　「どこか懐かしさを感じる長浜市の自然豊かで、歴史的情緒溢れる街の姿や神社・仏閣など、後世に残し、伝えたい風景を集めたイラスト展」だという。案内にはかつて訪れたことのある場所であったり、心に残る人と出会った景色があった。長浜タワー、菅山寺、深坂古道・深坂地蔵の3枚のデータをお借りした。長浜タワーを知っている人は少ないだろう。菅山寺、深坂古道は行きたくてもなかなか辿り着くのは難しい場所だ。そんな理由で選んだ3枚である。
　かつて、葉書に託して送るものがあった。それは、相手を思い息災であることを、訪れた場所、訪ねたい場所など、写真やイラストを添えて投函した。託すのは書かれた文字ではなかったのだが…。ほんの10年か、せいぜい20年ほどの昔の話である。受け取ったデータを見ながらそんなことを思った。
　このイラスト展の主催は、「ながはまマーチング委員会」だ。「地域のまちづくり」をマーチング（まち＋ing）と称する全国まちづくりネットワーク「マーチング委員会」のメンバーで、長浜市に根ざした情報サービスを行いながら、地域情報の受発信を支援し、住民・商店・企業の地域活性化・観光事業を支援するプラットホームを目指している。
　「ながはまふるさと百景」の中でどれほどの風景を知っているだろう。多分、多くて20景、旅をしたいところがいっぱいあるに違いない。Post Cardなども販売しているのだろうか……。切手を選んで送りたい人の顔が浮かんだりするのである。　

【小太郎】