戦国無双の刀剣展 「銘切り」イベント開催

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 彦根市 2015年2月23日更新

 「銘切り」、聞いたことがあるようなあるような無いような言葉だ。
 調べてみると、刀匠が自分の鍛えた作品に鏨(たがね)で名前(銘)を刻む作業を銘切りというらしい。日本刀の柄に被われる刀身部分を茎(なかご)と呼ぶが、ここに銘が切ってある。彫るのではなく「切る」のである。
 鏨を槌で叩き、鉄の表面に切り込みを入れ、窪みを作っていく。彫れば鉄くずが出るが、切るから鉄の総量は変わらない。これが銘を切るという所以である。
 彦根の夢京橋あかり館で「戦国無双の刀剣展」が行われている。戦国アクションゲームの最高峰といわれる「戦国無双」(株式会社 コーエーテクモゲームス)に登場する武将キャラクターが使う武器を、現代の刀匠たちが受け継いだ伝統の技で現実の世界に再現した9作品を展示している。
 開催は3月8日までだが、2月28日と3月1日の両日、「銘切り」イベントが行われる。戦国無双に登場する「綾御前大薙刀(薙刀)」を鍛えた 二十六代藤原兼房さんが、プレートに銘を切ってくれることになっている。
 この機会に世界にひとつしかない、銘切りネームプレートを手に入れてはどうだろう(1枚1,200円)。

戦国無双の刀剣展 「銘切り」イベント

日時: 2015年2月28日・3月1日10:00〜17:00
場所: 夢京橋あかり館 2F MITSUNARI 11 展示内

1枚1,200円(税込・プレート代含む)

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

雲行

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