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東近江市の記事一覧

  • 2011年8月24日

    深い緑と惟喬親王祭 まち・文化

     7月18日、僕は深い緑の中にいた。大きな台風6号が接近し、ざわざわと雨がまじっていた。なでしこジャパン優勝の話題で日本中が盛り上がった日だ。  昔、湖東3ダム巡りを友人と志したことがあった。オフロードバイクが健在だった頃だ。永源寺ダム、宇曽川ダム、犬上ダムを同じ道路を通らずに巡るというものだ。何度も試みたが未だ... 続きを読む

  • 2011年8月19日

    2011の夏を快適に過ごす
    旨さの秘訣は乾燥にあり、ゆで具合には個性がある まち・文化

    さまざまな種類の乾麺  夏、冷たい麺類がおいしい季節だ。 たっぷりの湯をわかし完全に沸騰したら、麺をパラパラと入れる。再沸騰するまで蓋をし、蓋が持ち上がったら外す。(吹きこぼれに注意) 麺がふわっと回るくらいに湯の温度を保ちながら所定の時間ゆがく。(98℃の法則) 麺をあげ、冷水でぬめりがとれるまで洗う。... 続きを読む

  • 2011年8月3日

    2011の夏を快適に過ごす
    柿渋染めアロハシャツ まち・文化
    天然成分の消臭・殺菌作用

    柿渋染めの生地  今年の夏は、スーパークールビズ実践の人もいるだろう。夏の定番ウェア、アロハシャツも注目を浴びている。開襟で大胆な柄が特徴だが、柿渋染めの生地を使った個性的なアロハシャツがあると教えてもらった。  旧能登川町にある「おおまえ」は生地や織物を企画開発し、製品化している会社だ。  「25年前にお客... 続きを読む

  • 2011年7月26日

    波うさぎ、再び まち・文化

     少し前、編集部に封書が届いた。波うさぎの棟瓦と町史だろうか、コピーが2枚入っていた。東近江市の猪子山『上山天満天神社』に波うさぎ(竹生島文様)があるらしい…。資料をお送りくださったDADAの読者の方、ありがとうございました。  資料の出典は記されていないのだが『旧本社の棟瓦と神輿の四方の台座の所に「なぎさに走る... 続きを読む

  • 2011年7月6日

    団子茶屋ならぬ、団子喫茶にて お店
    mille

    店主の千菊紀子さん  八日市を走る八風街道を南に入ったところに「mille(ミル)」という喫茶店がある。ドリップで淹れるコーヒーに紅茶、モーニング、サンドイッチ。週刊誌を片手にカウンターの一人客、テーブル席ではグループがにぎやかにしている。皆が思い思いの時間を過ごす、ごく当たり前の喫茶店の時間が流れている。 ... 続きを読む

  • 2011年6月14日

    石の側らに…… ひと
    磯部瑛仁さん

    アメリカ先住民居住区でペリドットを採集(2歳)  小さな男の子がハンマーを手に岩場にいる写真を見せていただいた。磯部瑛仁(いそべあきひと)さん1歳。父に連れられて採集に訪れた場所での記念写真である。瑛仁さんは、現在近江兄弟社高校3年生、17歳になる。12歳のとき多賀の鍾乳洞・佐目の風穴で、古代人の歯を発見した... 続きを読む

  • 2011年5月13日

    高靇神 — 龍に戴く冠 まち・文化

     田に水が入る頃、名前の解らない神様に出会った。東近江市池田町辺り、愛知川沿いの堤防にその神様はおられる。雨を冠に龍と書く漢字を読むことができない。「毎月1日と15日に、お花を供えています」という地元の夫人の話では、「水の神様と聞いています」ということだった。愛知川河岸の「高靇神」は、龍神様には違いはなかろ... 続きを読む

  • 2011年5月8日

    和室の小宇宙 ひと
    齋藤友佳子さん

    床の間の書と生け花  床の間に、書が掛けられ花が生けてあった。庭に視線を転じると濃い桃色の花の残像が重なった……。  齋藤友佳子さんは、「どの道も上達しなければという気負いをもたずにいたことが、続けてこられた理由のひとつです。書道をしてちょっと疲れたなと思ったらお茶を点て一服して、一息ついたらピアノを弾いて…... 続きを読む

  • 2011年4月13日

    毎週金曜日はパン日和 お店
    ガレージ パン日和

    小さな看板が開店の目印  永源寺の八風街道沿いに、週に一度、オープンするパン屋さんがある。金曜日に歩道に出る木製の小さな看板が「ガレージ パン日和」開店の目印だ。食パンの断面が描かれただけのシンプルなものである。そのシンプルさに心惹かれた……。  ガレージ パン日和は、平岩節子さん(40)が2年前に開いたパン... 続きを読む

  • 2011年4月4日

    キュレルの居心地 お店
    Natural Kitchen Cure'l

    五個荘にある「Natural Kitchen Cure’l」  「我が家のように……」という表現を、ときどき使うことがある。でも、我が家にはないもの、プラスアルファがあるからこそ、その場所に心惹かれるのだと思う。その何かとはなんだろう……。  五個荘にある「Natural Kitchen Cure... 続きを読む

  • 2011年2月19日

    1000まで49 まち・文化
    ボランティア110番動物園

    「動物さんの野菜畑です。狸さん。荒らさないでね!」の看板  雪が積もって境界が判らなくなった駐車場の向こうは畑なのだろう……。「動物さんの野菜畑です。狸さん。荒らさないでね!」と手書きの看板があった。「ふれあいひろば ボランティア110番動物園」。  行き場をなくした小動物たちが命をつないでいる場所である。園... 続きを読む

  • 2011年2月17日

    お好み焼き考 特集
    お好み焼きと白ご飯

     この季節、雪が降った降らないという話、除雪の具合を嘆くと共に、ダシの濃さ、味噌の種類、おもちの形、お雑煮の味つけ…など関東・関西の食文化の違いが話題になる。  人気アニメ『名探偵コナン』、118話で大阪の高校生探偵服部平次がコナンをお好み焼き屋に案内するシーンがある。そこで服部平次は「おっちゃん、飯も忘れんといてや」... 続きを読む

  • 2010年12月14日

    永源寺・桑の里から糖尿病予防を発信! まち・文化

    世界糖尿病デー: 世界では10秒に1人が糖尿病で命を失っており、日本でも40歳以上の3人に1人が糖尿病患者であるとされている。世界的な脅威のなか、国連はインスリンを発見したフレデリック・バンティングの誕生日を世界糖尿病デーに指定した。全世界が協力し糖尿病の予防・対策を啓発するイベントを開催することで社会的な関心を高... 続きを読む

  • 2010年10月3日

    井伊直興公の2つの墓 まち・文化

    2010年9月19日に井伊直岳氏が永源寺を公式参拝 明治以降歴代藩主参拝は、公には途絶えていたが、井伊家第18代当主井伊直岳氏が公式に墓参りをされ、霊廟が一般に公開された。 松雲寺の井伊直興公霊廟(東近江市妹町644) 永源寺の井伊直興公霊廟(非公開)  彦根藩井伊家の墓所は、彦... 続きを読む

  • 2010年8月16日

    うまいもんをうまいように お店
    季節料理 ひのや

    「うまいもんをうまいように」の看板  国道307号線から永源寺方面に向かっていたときのことだ。「うまいもんをうまいように」と書かれた看板に出会った。「季節料理ひのや」と店名にはある。寿司や豆腐の文字もあるから和食店だと見当はついたが、気になるのは「うまいように」の部分である。一体どんな風にうまいのだろう…。看... 続きを読む

  • 2009年12月15日

    虎の威を借りずキツイねー ひと
    「楽しく生きるヒント 創作ことわざ集 」大林和夫さん

    『楽しく生きるヒント 創作ことわざ集』  編集部に一冊の本が届いた。 『楽しく生きるヒント 創作ことわざ集』(文芸社)というタイトルだった。古来より伝わる故事・諺(ことわざ)が現代社会に合わなくなっているのと、使われることが少なくなっているため、出来る限りオリジナルに近く、解釈を現代風に置き換えアレンジしたも... 続きを読む

  • 2009年11月14日

    ハンダ付けに光を! ひと
    ノセ精機 野瀬昌治さん

    ウェブを通じて全国から注文が入ってくる。  その人からいただいた名刺は一風変わっていた。「はんだつけに光を!」と手書きされたその文字からは何か熱いものが伝わってくる。自らを「はんだつけ職人」と名乗る野瀬昌治さんの名刺である。  東近江市で「ノセ精機」を営む野瀬さんは、ハンダ付けのノウハウをHPやDVD、書籍な... 続きを読む