ポポポ食堂のごはん

Vol. 4 バジルペースト

このエントリーをはてなブックマークに追加 2012年9月21日更新

 残暑の厳しい毎日が続きますが、9月という言葉の響きだけでも、秋に近づいた感じがします。今年はプランター栽培したバジルがとても元気で、例年以上の収穫ができました。以前よりもずいぶん身近になった食材のひとつですが、増えすぎても使い道に困りますよね。バジルはシソ科のハーブなので、冷奴や和え物など、シソの代わりの薬味としても使っていただけますが、大量に消費するとなれば、やはりバジルペーストでしょうか。イタリア北西部ジェノヴァの郷土料理として有名で、別名ジェノベーゼペーストとも言います。材料をミキサーにかけるだけの簡単ペーストは、冷凍保存もできるのでおすすめです。バジルの葉とオリーブ油を混ぜ、あらかじめ冷凍庫で冷やしてからミキサーにかければ、熱が伝わりすぎず、鮮やかな緑色が保てますよ。

材料

バジルの葉(枝を除く)50g、松の実(なければクルミでもよい) 30g、塩 小さじ1/2、にんにく 1かけ、オリーブ油 100ml、パルメザンチーズ(粉)大さじ5

  1. バジルの葉を洗い、水気をきれいにふき取る。
  2. パルメザンチーズ以外の材料をミキサーにかけペーストにする。
  3. パルメザンチーズを加えて混ぜる。

あきこ プロフィール

明石出身。管理栄養士。イタリアで3年間の料理留学。滋賀県内の大学で非常勤講師として勤務。おいしく食べること、について幅広く研究中。

ポポポ食堂は、Polpo(ポルポ:たこ)、Porco(ポルコ:ぶた)、Pomodoro(ポモドーロ:トマト)の頭文字3つをとってポポポです。

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