湖東・湖北の「馬」
2014年は午年。湖東・湖北の「馬」にちなんだ史跡・名勝を紹介したい。
石馬寺
東近江市五個荘石馬寺町にある石馬寺は、聖徳太子縁の寺で、太子の馬が石と化して池に沈んでいたことから石馬寺(いしばじ)と号したといわれている。聖徳太子直筆「石馬寺」の三文字の木額、太子が馬をつないだ松の樹は本堂に安置してある。また、石化した馬は参道の石段下の蓮池に現存する。
僕が訪れたのは昨年の9月14日で、境内の不動明王の石像が印象的だった。ピグモンのような、或いは、『千と千尋の神隠し』に描かれていたような石像である。ちゃんと取材したいと思いながら年を越えてしまったが、午年の今年は、実現したい。
しかし、この石像、ビリケンにも似ているような気もする。初代の琵琶湖大仏と共に注目の仏像である。