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長浜市の記事一覧

  • 2010年1月5日

    「うちの」というましっそ弁当 お店
    ましっそ家

    お弁当の店「ましっそ家」  お弁当の店「ましっそ家」は、家庭の味を大切にしたお弁当を食べてもらいたいと、衣斐典子さんがオープンしたお店だ。  衣斐さんと、マネージャーの奥長豊文さん、そして衣斐さんのお子さんとご両親も手伝いながら、どのおかずも手作りで、注文を聞いてから、調理して盛りつける。「うちのからあげ弁当... 続きを読む

  • 2010年1月3日

    豊国さんの虎石 まち・文化
    加藤虎之助清正が寄進した庭石

    豊国神社の「虎石」  JR長浜駅北側にある豊国神社は、長浜のまちの基礎を築いた豊臣秀吉を祀る神社だ。地元では「豊国(ほうこく)さん」の愛称で親しまれている。  境内のひょうたん池のすぐそばに「虎石」と呼ばれる大きな石が、木々に囲まれるようにしてひっそりとある。秀吉の忠臣であった加藤清正が寄進した庭石である。こ... 続きを読む

  • 2009年12月18日

    鉄板焼かスイーツか迷った末に お店
    鉄板焼きダイニング&スイーツ&グリルバー MASAO

    MASAOの店内  長浜、大通寺の表参道にこの夏、鉄板ダイニング「MASAO」がオープンした。お店のホームページにはケーキを紹介するページがあって、オペラのケーキに「ビールが合う」とある。スイーツと鉄板焼……、意外な組み合わせだ……。バタークリームやチョコレートを使った濃厚なオペラにビール、この組み合わせがか... 続きを読む

  • 2009年12月3日

    職人まちの小さなシフォンケーキ お店
    コテト工房

    コテト工房の看板  大通寺の東側を南北に走る道を十里街道と呼ぶ。職人が多く住んでいたことから職人まちとも呼ばれ賑わったというが、現在はひっそりとしている。だからこそというのだろうか、なぜか気になる通りとして時々思い出したように十里街道を訪ねることがある。  「コテト工房」を見つけたのはそんなときだった。シフォ... 続きを読む

  • 2009年11月24日

    佛ヶ淵の千手観音 まち・文化
    長浜市川道町

    「佛ヶ淵跡」と刻まれた石碑  長浜市川道町の西、集落のはずれ、「佛ヶ淵跡」と刻まれた石碑が姉川と山本山を背景に建っている。  こんな話が伝わっている。 ——もともとは現在の木之本町杉野に祀られていた観音さまが何らかの理由で村を流れる杉野川を経て、高時川から姉川に至り川道にたどりついた。——  故に、佛ヶ淵とい... 続きを読む

  • 2009年10月2日

    畑の中に建つ竹生島 一の鳥居 まち・文化

    畑の中に立つ「竹生島の一の鳥居」  旧びわ町早崎の集落の東のはずれに、竹生島の一の鳥居と呼ばれている鳥居がある。付近はただ畑が広がるばかりで、不思議な光景である。「島から離れたこの場所に鳥居があるのは、竹生島の参道がここにあったことを表しているのだ」と、長浜城歴史博物館の学芸員である北村大輔さんが教えてくださ... 続きを読む

  • 2009年9月30日

    瓦の上、そばの下 お店
    レストラン「小谷城」の戦国瓦そば

    須賀谷温泉  すき焼きのルーツは、畑を耕すのに使う鋤(すき)の金属部分の上で肉を焼いて食べたのが始まりだという。ずっと以前、教科書か何かで読んだ……、その大胆な発想に感心したことを覚えている。何故、鋤を使う必要があったのか、書かれていたのかもしれないが記憶にない。  小谷山に近い須賀谷温泉内のレストラン「小... 続きを読む

  • 2009年8月16日

    夏こそタイ料理 お店
    ヤム・タイ

    ヤム・タイの店内  長浜で5月にオープンしたタイ料理店「ヤム・タイ」は、タイのいろんな家庭料理が揃っている。タイ料理といえば辛いイメージがあるが、単に辛いだけではないそうだ。例えばトムヤンクンに代表されるように、酸味とさまざまなスパイス、ナンプラーの香りが絡まりあった料理が多い。  ヤム・タイのテーブルには砂... 続きを読む

  • 2009年8月9日

    模型というこの世界 ひと
    オリオン模型 坂本昭憲さん

    オリオン模型の店内  大通寺の表参道に「オリオン模型」がある。ふいに何処からか現れる時間限定の店のようにウインドーが明るく浮かんでいた。仕事を終えて、辺りが暗くなっていたせいだろう。  プラモデルの箱が積まれた店内を背景に、時間をかけて作り込まれたプラモデルの完成品がディスプレーされていた。かつて朝までプラモ... 続きを読む

  • 2009年6月28日

    大通寺山門に登る まち・文化

    夏中の期間、露店がずらりと並ぶ。  子どもの頃、夏の楽しみといえば「げちゅうさん」だった。露店がずらりと並び、人ごみをかきわけてあちこちのお店をきょろきょろして、何を買ってもらおうかとわくわくした……。綿菓子はなぜか買ってもらえなかったので、大人になった今は気兼ねなく食べることができるのが嬉しい(別な気兼ねはあ... 続きを読む

  • 2009年6月14日

    いいあんばい(塩梅)のたこ焼き お店
    たこ焼き 伸ちゃん

    中がふんわりを追求した伸ちゃんのたこ焼き  たこ焼きのポイントは何か、ということをときどき考える。というのも私は大のたこ焼き好きだからである。その基準のひとつに、生地の堅さ加減というのがあると思う。モチモチかトローリか、のどちらかの食感に大別されるのではないだろうか。  「たこ焼 伸ちゃん」のご主人坂井伸行さん... 続きを読む

  • 2009年5月10日

    揚げたてコロッケに秘められた、コホクノダイズの可能性 お店
    コホクノダイズ

    移動販売車で湖北地域の道の駅を巡回する。  くいしんぼうな私は、食べることにはいろいろな希望や期待がある。できたてを食べたいというのもひとつの願望である。  揚げ物は、数ある食べ物のなかでも、できたて、が重視されると思っている。そんなことを思うのは、ずいぶん久しぶりに揚げたてのコロッケを食べたからだ。油をきった... 続きを読む

  • 2009年4月26日

    レキジョのための基礎知識 1
    石田町を歩こう! まち・文化
    長浜市石田町

    石田会館はかつての三成屋敷跡に建てられている。 石田会館の敷地内には三成の銅像がある。  今、10代から20代の若い女性を中心に、戦国時代が一大ブームである。  長浜市石田町を訪ねたときのことだ。石田町は関ヶ原の合戦で、西軍を率いた戦国武将・石田三成の出生地として知られている。カメラを片手に独り、路地裏... 続きを読む

  • 2009年4月12日

    山組の個性 まち・文化
    長浜曳山まつり

     今年も曳山まつりの季節がやってきた。15日の本日では狂言が奉納される。今年の出番山は鳳凰山(祝町組)と、壽山(大手町組)、猩々丸(船町組)、高砂山(宮町組)だ。  長浜曳山まつりの曳山は全部で13基あり、子ども役者が狂言を演じる舞台をもつものは12基。毎年四基ずつ登場し、3年ごとに出番を迎える。  絢爛豪華な装飾が施... 続きを読む

  • 2009年3月8日

    記憶のなかのカレーうどんを求めて お店
    カレーうどん専門店 忠助 —CHUSUKE—

    「石焼チーズカレーうどん」を注文した。カツオとサバなどから出汁をとった特選スープとうどん。とろける チーズの相性が絶妙な一品。  今や二大国民食としてラーメンと双璧をなすカレー。その専門店は巷に多い。そして、うどん屋は和食の中でも最もポピュラーな専門店である。  長浜市にある風の街CAN’S CIT... 続きを読む

  • 2009年3月8日

    人工衛星いぶき、人工衛星だった寶乃露 お店
    元祖 堅ボーロ本舗

     1月、種子島宇宙センターから人工衛星が打ち上げられた。地球全体の二酸化炭素やメタンなどの濃度分布を宇宙から観測する世界で初めての温室効果ガス観測技術衛星だ。地球温暖化現象の問題への貢献を目的としている。衛星の愛称は「いぶき」。地球の息づかい(息吹)である二酸化炭素を観測する衛星である。そして「いぶき」は、春の... 続きを読む

  • 2009年2月22日

    お雛様から始まる…… まち・文化

     今、彦根や長浜のまちなかでは、雛をテーマに商店街や店ごとにさまざまな雛人形が展示されている。彦根では8つの商店街で、長浜では約60店舗で、代々受け継がれる歴史あるものや、クラフトの店ならではの手づくり雛との、一期一会、運命的な出会いがある。  長浜・大手門通り商店街にある玉八紙店に飾られているの... 続きを読む