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光流の記事一覧

  • 2017年12月30日

    藁細工で伝えるもの ひと
    野村源四郎さん

     「稲は一つも無駄がないのや、実は食べる米、藁は縄やら俵、草鞋になり、田んぼを耕す牛の餌にもなって、田にすきこんだら肥料になるしなぁ。ほして、米は連作できるのもほかの作物と違うすごい作物なんやで」と教えてくれたのは東近江市大沢町に住む野村源四郎さん(90)だ。  野村さんは農政事務所の前身にあたる食糧事務所に長... 続きを読む

  • 2017年9月29日

    古橋のオオサンショウウオを守る会 まち・文化

     9月10日、長浜市木之本町古橋で「今年もオオサンショウウオに会いたいなぁ! 第4回古橋の大谷川の生き物調べ」と言う長いタイトルのイベントが行われた。会場となった同市立高時小学校には、魚をすくう網やバケツを手にした親子や長浜バイオ大の学生など約100人が集まり、まずオオサンショウウオの生態や活動経過に... 続きを読む

  • 2017年8月28日

    彦根繍を知る まち・文化

    「松に孔雀図」(1220×790mm)個人蔵 写真提供:愛荘町立歴史文化博物館 「日光陽明門と神橋図」(1610 ×950mm)個人蔵 写真提供:愛荘町立歴史文化博物館  「彦根繍(ひこねぬい)」は色鮮やかな絹糸で一針ひと針根気よく図柄を刺していく日本刺繍で、彦根市京町の青木刺繍ただ1社が名乗っている... 続きを読む

  • 2012年7月25日

    柿渋ワークショップ まち・文化

     日本の伝統塗料の一つに“柿渋”がある。歴史は古く、布や和紙、竹、木などあらゆるものに用いられていたが、化学染料や化学塗料などにとって変わられ、姿を消して行った。「あー、知っている」と記憶をよみがえらせて頂けるとしたら、番傘だろうか? 和紙や竹製の柄、骨に柿渋を塗ると、紙は防水性や強度が高まり、防腐や防虫、抗菌効... 続きを読む