「彦根」を含む記事一覧

  • 2021年7月7日

    湖の小糸漁! まち・文化

    朝日とともに帰港。湖からみるはじめての朝日だった。 小鮎  「お中元」のことを考えていた。「お歳暮」なら年の暮れ、しかし「中元」がわからない。中国の道教由来の文化らしい。中国の暦では1月15日は上元、7月15日は中元、10月15日を下元という。中元は日本でいう「お盆」。仏教の風習と混ざり、お世話になってい...  続きを読む

  • 2021年7月2日

    湖東・湖北 ふることふみ 82
    『彦根城総構え400年』(三) まち・文化

    奥山家墓所(ただし六左衛門の墓石はない)  前稿では六左衛門が誕生する頃までの奥山家について記したので、今稿では六左衛門について書いてゆきたい。  「国宝・彦根城築城400年祭」の頃から井伊谷での井伊家を調べていた私は、井伊直親が暗殺された後に鳳来寺山に逃れることとなった虎松(のちの直政)に同行し幼い虎松を守...  続きを読む

  • 2021年6月17日

    湖東・湖北 ふることふみ 81
    『彦根城総構え400年』(二) まち・文化

    奥山氏居館跡(浜松市北区引佐町奥山)  大河ドラマには大きな功罪がある。通常では注目されない人物をも描くことで世の中に周知される功。その反面、ドラマに登場しなかったために重要性が失われる誤解を招く罪。近年では『麒麟がくる』が後者であり、『真田丸』は前者だった。  平成29年(2017)の大河ドラマ『おんな城主...  続きを読む

  • 2021年5月20日

    湖東・湖北 ふることふみ 70
    『彦根城総構え400年』(一) まち・文化

    彦根城研究の先駆け『彦根山由来記』(昭和44年再版分)  元和8年(1622)彦根城築城第二期工事が終了する。これにより彦根城は城下町を含めて現在に近い町割りが完成した。  2007年、実際よりも1年ずれる形で『国宝・彦根城築城400祭』が開催されてから15年が経過する来年(2022)こそが本当の意味で彦根...  続きを読む

  • 2021年5月19日

    大蔵省用地の石碑 まち・文化

     僕は大人になってからほとんどテレビを観ない人間になった。毎週同じ時間にテレビの前に座わり連続ものを観るなど到底叶わない。  だが今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」は、渋沢栄一が主人公である。観なくてはならないと思った。全て観ようと僕が決心したというのは青天の霹靂のようなものである。  今年に限って観る気にな...  続きを読む

  • 2021年4月16日

    湖東・湖北 ふることふみ 79
    『渋沢栄一の義姪になった彦根人』 まち・文化

    韮塚直次郎と美寧の墓(深谷市明戸 阿弥陀寺 韮塚家墓所)  渋沢栄一の義兄である尾高惇忠の意に沿って富岡製糸場の女工たちを教育した人物が遠城繁子であることを前稿で紹介したが、もう少し深く掘り下げて考えると、惇忠が女工募集を行って3年後に突然やって来た繁子の行動も、繁子や夫・謙道について惇忠が知っていることも...  続きを読む

  • 2021年4月2日

    井伊神社の枝垂れ桜 まち・文化

     飲食を伴う花見はほとんどしたことがないが、一度だけ、ずいぶん昔に井伊神社の枝垂れ桜の下で花見をした。満開の桜がポツンとあるようで「こんな場所があったのか」と驚きながら、立派な桜を私たちだけでだけで独り占めし、花の下でよく笑い、よく食べた。  井伊神社は佐和山のふもと、清凉寺、龍潭寺と並んである。さらに進めば大...  続きを読む

  • 2021年3月31日
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    マラリア撲滅とコロナ禍 まち・文化

     コロナ禍の二度目の春である。  2016年、「彦根・昭和新道 マラリア撲滅と彦根城外堀」という記事を書いたことを思い出した。  日本に古くから存在する「土着マラリア」は、別名を「おこり」という。高熱、吐き気などの症状が現れ、死にいたることもある伝染病だ。シナハマダラカがマラリア原虫を人の血液に媒介する。  彦根銀座か...  続きを読む

  • 2021年3月16日

    湖東・湖北 ふることふみ 78
    渋沢栄一の義兄を助けた彦根人 まち・文化

    『遠城謙道傳』繁子略歴一部(遠城保太郎 / 一鳳社金山印刷所)  2月スタートという異例の形で大河ドラマ『青天を衝け』の放送が始まった。日本資本主義の父とも称される渋沢栄一なので、全国に関連する事業や企業などがあるため滋賀県内でも渋沢栄一の足跡に触れることがある。  その反面、幕末には尊王攘夷を志し高崎城を奪...  続きを読む

  • 2021年2月11日
    No Image

    湖東・湖北 ふることふみ 77
    井伊直政公生誕460年 まち・文化

    井伊直政公生誕地の碑(井伊谷龍潭寺)  永禄四年(1561)2月19日、彦根藩祖井伊直政が井伊谷で産声を上げた。つまり2021年は直政公生誕460年となる。  直政が誕生した頃の井伊家については大河ドラマ『おんな城主直虎』で語られ、私も『井伊家千年紀』に記しているため既にご存じの事柄ばかりになるかもしれないが...  続きを読む

  • 2021年2月5日

    電話が無い「テイクアウトOK」のカフェキッチン!? お店
    I am Jackie.

     彦根市の「七曲り」と呼ばれる通りは、彦根城下町と中山道高宮宿を結ぶ道で、何度も折れ曲がっているのでその名がある。仏壇の職人が集住していることで知られ、数多くの古民家が残っている。  昨秋、江戸時代後期の町家をリノベーションし、市川祐生さん(33)がハンバーガーとタコスの専門店をオープンした。もともとイタリアン...  続きを読む

  • 2021年1月18日

    湖東・湖北 ふることふみ 76
    明智光秀に仕えた彦根藩士(後編) まち・文化

    神吉城祉の神吉頼定の墓(兵庫県加古川市東神吉町 常楽寺)  木俣守勝は九歳で徳川家康に出仕するがこれは幼すぎるわけではない。当時に武士たちは元服前から主に自らの子を預け教育や人間関係の構築を任せている。こうすることで主従関係が穏便に保たれたとも考えられる。しかし守勝は19歳で徳川家を出奔した。  守勝が徳川家...  続きを読む

  • 2020年12月10日

    石田群霊碑 まち・文化

    佐和山山中に在り続ける石田群霊碑  山を染める紅葉が美しい季節である。DADA発行日の翌日、11月23日には、「琵琶湖一周のろし駅伝」が開催される。多賀町の5か所の城跡が10時に一斉にのろしを上げてスタート。39か所の城跡を時計回りでめぐり最終の佐和山城に12時18分頃に到達するらしい。  この日、彦根市では...  続きを読む

  • 2020年12月7日

    湖東・湖北 ふることふみ 75
    明智光秀に仕えた彦根藩士(中編) まち・文化

    神戸城祉(かんべじょうし・三重県鈴鹿市)  徳川家康の祖父・松平清康は名将だったと伝わっている。混乱が絶えなかった西三河を統一し、今川氏輝(義元の兄)や織田信秀(信長の父)と対等に渡り合える人物だった。しかし二十五歳の若さで家臣の阿部正豊に暗殺される(守山崩れ)。余談ではあるが、清康を刺した刀は村正の一派であ...  続きを読む

  • 2020年11月13日

    湖東・湖北 ふることふみ 74
    明智光秀に仕えた彦根藩士(前編) まち・文化

    楠城址(くすじょうし:三重県四日市市)  大河ドラマ『麒麟がくる』を観ていると、今までのドラマではあまり描かれなかった人物や出来事が濃く描かれる傾向が強いため、個人的に登場を期待している人物がいる。それは木俣守勝である。  守勝は『おんな城主直虎』の最終回で、徳川家康から井伊直政に預けられた武将の一人として登...  続きを読む