Vol. 24 きな粉のシフォンケーキ
今回はきな粉を使った香ばしい和風のシフォンケーキのご紹介です。
ふんわりとしたシフォンに仕上げるポイントはメレンゲのかたさです。メレンゲがかたすぎると卵黄生地と合わさりにくくメレンゲがつぶれる原因になるので、あえてゆるやかな角が立つやわらかいメレンゲを作りしっかりと混ぜ合わせましょう。
焼き上がったシフォンは温かいうちに型から外すとせっかく膨らんだ生地がしぼんでしまうので注意してください。
お砂糖を黒砂糖に代えるとこくがでますし、牛乳を豆乳に代えるのもヘルシーでおすすめです。
材料 17cm シフォン型
卵4個(Mサイズ)/ 薄力粉55g / きな粉20g / 砂糖65g / サラダ油40cc / 牛乳50cc
準備
- オーブンを180度に温めておく
- 卵を卵黄と卵白に分け、卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく
- 薄力粉ときな粉は合わせて3回ふるっておく
- 牛乳は人肌に温めておく
作り方
- ボウルに卵黄をほぐし、砂糖を1/3量加え泡立て器で白くもったりするまでよく混ぜる。
- 1にサラダ油と牛乳を順に加えその都度混ぜ、ふるっておいた粉類も3回に分けふるい入れ混ぜる。
- 冷やしておいた卵白に塩ひとつまみ加え泡立て、垂らしてみて跡が残るくらいになったら残りの砂糖を2〜3回に分けて加え泡立てる(柔らかい角がたつまで)。
- 卵白をひとすくい卵黄生地のボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜる。残りの卵白も2〜3回に分けて加えゴムベラで泡をつぶさないようにしっかり合わせていく。
- 型に生地を流し入れ、竹串などで何周か円を描いたら(大きい泡を消す)型の筒の部分を押さえながらトントンと空気抜きをする。
- オーブンで約30分焼く。生地の割れ目まで焼き色がつけば焼き上がり。
- 焼き上がったらすぐに逆さにし、背の高い瓶などにかぶせて冷ます。
gatto プロフィール
1979年彦根生まれ彦根育ち。
彦根市銀座町に念願の店舗「季節のお菓子とおやつ gatto」をオープン。夫と息子と娘、猫のうりとの5人暮らし。