Vol. 18 新茶の白玉団子
今回は新茶を使った和菓子をご紹介します。
新茶が多く出回る季節となりました。新茶とは一般的に立春から八十八夜の頃に収穫された新芽の茶葉で、これを飲むと1年間無病息災で過ごせると伝えられています。旨味成分が多く、1年で最もフレッシュな清々しい香りと甘みが楽しめるそうです。
お団子に入れる茶葉は、少量なのにお茶の香りがほんのりとして、この時期だからこそ味わえるお菓子になっています。
時間が経つと少し硬くなり風味も落ちますので、出来立てをお召し上がりください。
材料 20個分
煎茶の茶葉 大1/2(使うのは小1)/ 抹茶 3g / 白玉粉 50g / 砂糖 10g / 水 50cc
準備
- 煎茶はすり鉢ですり、粉末状にしておく
- トッピング用のきな粉やゆであずきを用意しておく
作り方
- ボウルに水以外の材料を全て入れ軽く混ぜ、水を少しずつ加えながら耳たぶくらいのかたさになるまで手で練り混ぜる。
- 鍋に湯を沸かし弱火にし、茹でていく(1を2cm程度の団子状に丸め真ん中に親指でくぼみをつけたもの)。
- お湯に浮き上がって1分程経ったものから冷水に引き上げる。
- 水気を切り、きな粉やゆであずきなどを添えていただく。
gatto プロフィール
1979年彦根生まれ彦根育ち。
彦根市銀座町に念願の店舗「季節のお菓子とおやつ gatto」をオープン。夫と息子と娘、猫のうりとの5人暮らし。