Vol. 88 りんごのケーキ
今回はりんごを使った焼きっぱなしのケーキをご紹介します。旬のりんごは生でいただくのが一番ですが、りんごは熱を通しても美味しく味わえる果物なのでケーキやマフィン、ジャムやコンポートなどたくさん出回る時期に楽しみましょう。特に紅玉は絶妙の酸味があるのでケーキのフィリングにぴったりです。多くは出回っていませんが見つけたらぜひ紅玉で作ってみてください。
材料 18cm 丸型1台分
薄力粉 150g / 無塩バター 150g / グラニュー糖 135g / 卵 150g / りんご(できれば紅玉)約2個 / レモンの皮のすりおろし 1/2個分 / 塩 ひとつまみ / バニラオイル 少々 / アプリコットジャム(仕上げ用)
準備
- 薄力粉をふるっておく。
- 無塩バターと卵は室温に戻しておく。
- 型に型紙を敷いておく。
- りんごは皮を剝いて16切れになるように切ってラップしておく。
- オーブンを180度に温めておく。
作り方
- 指がすっとはいる程度の柔らかいバターをボウルに入れ泡立て器でよく混ぜグラニュー糖を加えふんわりするまで泡立てたら、ほぐした卵を4回に分けて加え(分離しないように)その都度よく泡立てる。
- 1にレモンの皮のすりおろし、バニラオイル、塩を加え混ぜる。
- ふるっておいた粉を3回にわけてふるい入れゴムベラで混ぜていく。
- 型に生地の2/3を入れて平らにならす。りんごを隙間なく一周敷き詰めるように並べるたら上から軽く押さえる。
- 残りの生地を上から入れてりんごの隙間を埋めていく。りんごが生地から少し出ていても構わない。10cmくらいの高さから型を落として180度のオーブンで45分焼く(オーブンによって焼き時間は違います。焼き色が途中でつきすぎる場合はアルミホイルをかぶせて焼く)。
- 焼けたら型から取り出し型紙もはずしてラップで包んで冷ます。仕上げにアプリコットジャムを塗りあれば粉糖をかける。
gatto プロフィール
1979年彦根生まれ彦根育ち。
彦根市銀座町に念願の店舗「季節のお菓子とおやつ gatto」をオープン。夫と息子と娘、猫のうりとの5人暮らし。