つくって、食べよう

第76回 イタリアの毎日のごはん 〜ジャガイモ編〜

このエントリーをはてなブックマークに追加 2011年4月20日更新
イタリアの毎日のごはん 〜ジャガイモ編〜

 新年度、新生活、新入生…4月は始まりの季節ですね。食べものも然り、新〜、とつくフレッシュな春野菜が軒先に並びます。どの野菜も甘くてやわらかくてとてもおいしいのですが、中でも皮つきのままで調理できる新ジャガイモは私のお気に入りです。イタリアでもこの時期に新ジャガイモが登場するのですが、フライやマッシュにして主菜の付け合わせにしたり、パンに混ぜ込んだり、ゆでて小麦粉と混ぜてニョッキにしたり、季節に関らず1年をとおしてジャガイモの消費量が多いのに驚いた記憶があります。
 さて、イタリアの数あるジャガイモ料理で今回ご紹介するのはオーブン焼きです。適当な大きさに切って調味料をババッとかけるだけ、後はオーブンが仕上げてくれる超簡単料理です!じんわりと火をとおしていくことで、イモの甘味が引き出されて、ついつい手が止まらないおいしさですよ。


新ジャガイモのオーブン焼き

材料(4人分)
新ジャガイモ 500g、にんにく 1かけ、A(ローズマリー1枝、塩小さじ 1/2、オリーブ油 大さじ2)

作り方

  1. 新ジャガイモを皮つきのまま一口大に切る。ニンニクは皮をむいてつぶす。
  2. 1とAを混ぜ合わせ、耐熱皿に入れて210℃のオーブンで約30分、じゃがいもに火が通るまで焼く。

あきこ Profile

1977年生まれ。兵庫県明石市出身。京都の大学に在学中、旅行をきっかけにイタリアに魅了される。その加熱ぶりは卒業論文のテーマを「バルサミコ酢」にしてしまったほど。卒業まもなく管理栄養士の資格を取得。半年後、憧れのイタリアへ料理の勉強に旅立つ。2004年4月より彦根市内に勤務し、現在は湖国ライフを満喫中。

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