「ライブ」を含む記事一覧

  • 2018年9月28日

    Extravaganzi!! まち・文化

     平出智子(ひらでともこ)さんからスミス記念堂でコンサートをしたいとご連絡をいただいて1年近くになる。  平出さんは、滋賀県東近江市の出身である。近江兄弟社(現・ヴォーリズ学園)中学・高校を経て、エリザベト音楽大学パイプオルガンコースを卒業。しばらく音楽活動から遠ざかっていたが、2008年渡仏。古楽部門に定評の...  続きを読む

  • 2017年10月24日

    即興のこころで ひと
    野本由香さん

    ダンスホール紅花にて photo by Junko Kanazawa  野本由香さんが彦根にやってきたのは、今からちょうど20年前、1997年5月だった。生まれ故郷である愛媛県松山を出て住んだことはなかったという野本さんは、結婚と同時に、それまで縁もゆかりもなかった滋賀県へ移り住んだ。  新しい住処を決めるた...  続きを読む

  • 2015年5月11日

    音なりの庭 at コホウアン まち・文化

     近江孤篷庵の近くに生まれ育った中居真理さんは、地元にいた頃は一度も孤篷庵を訪れたことはなかったという。周囲の自然を借景に取り込んだ庭、その庭を眺めるためにつくられた開放的な建物が気持ちよく、「近所にこんな場所があったなんて」と驚いたそうだ。「この気持ちのいい場所で音楽を聴いたりしたら気持ちがいいだろうなあ」とい...  続きを読む

  • 2014年1月27日

    ドロップハウスで癒されて お店

    日替わりプレート  米原駅から徒歩5分のところにある県立文化産業交流会館内の一角に、カフェ「ドロップハウス」はある。癒しの空間を提供したいと、店主の金澤智子さんが同館の使われていなかったスペースを活用して2010年にオープンした。  広い店内にはグランドピアノが置かれている他、金澤さんの仲間が作ったキャンドル...  続きを読む

  • 2013年11月11日

    スミス記念堂で世界一の口笛を! まち・文化

     彦根城の堀端に建つスミス記念堂は日本でも数少ない和風礼拝堂だ。外観はお寺そのものだが、内部は西洋の文様やキリスト教をモチーフとした彫刻が施されている。道路拡幅に伴い解体されることになっていた記念堂を、NPO法人スミス会議が移築再建し、管理運営を行っている。記念堂は彦根の近代化遺産であり国の登録有形文化財だが、一般に公...  続きを読む

  • 2013年9月23日

    古本を片手に過ごす一日 まち・文化
    ひこねウモレボン市

    ウモレボン市のキャラクター・「ワサンボン」。2011年の第1回ウモレボン市開催とともに誕生。無口そうにみえて、twitterなどで発言している。  小学生の頃、週末ごとにせがんでは、古本屋に連れて行ってもらっていた。図書館も好きだったけれど、古本屋の方が好きだった。自分のお小遣いでも買える本がたくさんある古本...  続きを読む

  • 2013年4月19日

    耳を澄ませ! スティーヴ エトウ 酒蔵ライブ まち・文化

     昨年、10月26日から28日までの3日間、豊郷、米原、彦根の3地域で、秋原北胤監督の『家』の滋賀ロケが行われたことは以前に話したが、いよいよ6月1日より彦根のビバシティシネマで公開となる。  原作の『家』は、明治44年(1911)に島崎藤村が発表した自伝的長編小説で、藤村自身を投影した小説家を主人公に据え、生家...  続きを読む

  • 2013年2月25日

    ジプシー・ジャズ まち・文化

     世界中に一体どれだけの種類の音楽文化が存在するのだろうか?  ひこね市文化プラザで開催されている「ワールド・ミュージック・トリップ」シリーズは、2011年の4月よりスタート。世界各国の伝統に培われた独自の素晴らしい音楽や舞踊を本場のアーティストを中心に、その魅力あるステージで紹介していくことを目的としている。飛...  続きを読む

  • 2009年7月12日

    コルトレーン ナイト まち・文化

    高橋知己(sax) 竹内 直(sax)  7月18日、陶芸家の村長泰如さんがプロデュースするJAZZライブ第2弾が、2月に行われた渡辺貞夫さんのライブに続き、岡村本家の酒蔵を改装したホール「蔵しっく館」で行われる。ご自身もJAZZプレーヤーであった村長さんが「本物が伝える感動を、より多くの人に知ってもら...  続きを読む