「オコナイ」を含む記事一覧
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2020年3月2日
山内さんの愛おしいもの・コト・昔語り オコナイの「五汁」と「油揚げ」 まち・文化
秘密基地(別宅)にはさまざまな道具があり、自作の道具で豆乳の絞り方を実演してくれた ご縁があって、長浜市木之本町古橋にお住まいの山内喜平さん(92)和子さん(92)ご夫妻にお会いしてお話を聞き色々教わっている。ふと耳にする山内さんのお話が面白い。今回は、古橋では3月初めに行われるオコナイにちなむ「五汁」と「... 続きを読む
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2018年4月5日
山内さんの愛おしいもの・コト・昔語り 2 まち・文化
ご縁があって、長浜市木之本町古橋にお住まいの山内喜平さん(90)和子さん(90)ご夫妻にお会いしてお話を聞き色々教わっている。ふと耳にする山内さんのお話が面白い。「愛おしいもの・コト・昔語り」は、私が聞いたなかでも、これはと思った、或いは伝えておきたい山内さんの記憶である。今回は「オコナイ」に関するものだ。 1月か... 続きを読む
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2018年4月2日
御鏡餅 まち・文化
オコナイ(木之本町古橋)「オコナイ」は少し前までは当たり前に行われていた祭礼で、現代社会が失ってしまった何かしらの欠片があることを感じる。過去より受け継いだ文化の最後の砦であるような気もする。オコナイをカタカナで書くのは「行」「神事」「お講内」など地域によって様々な表記があるからだという。 古橋のオコナイについては今号4頁で『山内さ... 続きを読む
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2014年2月26日
オコナイの季節 2 まち・文化
「オコナイ」とは、村内の豊作と安全を祈願し、一月から三月にかけて繰り広げられる神事のことだ。基本的には、御鏡をつくり神仏に供え、直会があり、次の年のトウヤ(頭屋・当屋・塔屋/「屋」を「家」とする場合もある)を決める。丁度今頃がオコナイの季節だ。 木之本町北布施のオコナイを見学させていただく幸運に巡りあわせた。... 続きを読む
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2014年2月17日
オコナイの季節 まち・文化
「オコナイ」は今となっては不思議な儀式である。少し前までは当たり前に行われていた祭礼で、現代の効率と効果を追い求める社会において、何かしらの失ってしまった欠片の多くがあることを、感じることができる。過去より受け継いだ文化の最後の砦である。 「オコナイ」とは、『村内の豊作と安全を祈願し、一月から三月にかけて繰り... 続きを読む
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2011年3月19日
春を迎える責任 まち・文化
木之本町黒田のオコナイ木之本町黒田のオコナイ 前号で紹介した木之本町田神山観音寺のオコナイがあった日、同町黒田でも、黒田神社のオコナイがあった。湖北ではオコナイが終わると本格的な春が訪れる……。 オコナイは基本的に、村内の豊作と安全を祈願する神事だ。御鏡をつくり神仏に供え、「直会(なおらい)」があり、次の年の当番にあたる「トウ... 続きを読む
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2011年3月9日
日本の風景 オコナイ まち・文化
長浜市木之本町木之本町の田神山観音寺のオコナイ 「オコナイ」は今となっては不思議な儀式である。少し前までは当たり前に行われていた祭礼で、不思議と感じるのは何かしらの失ってしまった欠片の多くがあることを、感じることができるからだろう。 「オコナイ」とは、『村内の豊作と安全を祈願し、一月から三月にかけて繰り広げられる祭りの... 続きを読む
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2010年4月19日
勧請縄のある風景 まち・文化
高月町森本の弓引きと大綱引き神事湖北で勧請縄(かんじょうなわ)が見られるよと教えてもらい、3月21日冷たい雨の降る日、高月町森本に向かった。 勧請縄は湖南や京都、奈良などに残る風習で、集落の魔よけとして村の出入り口を横切るように縄を吊ったのが由来とされる。現在は集落内の神社に縄がかけられ、1年に一度その縄を付け替えるところが多い。お正月飾... 続きを読む
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2009年11月24日
佛ヶ淵の千手観音 まち・文化
長浜市川道町「佛ヶ淵跡」と刻まれた石碑 長浜市川道町の西、集落のはずれ、「佛ヶ淵跡」と刻まれた石碑が姉川と山本山を背景に建っている。 こんな話が伝わっている。 ——もともとは現在の木之本町杉野に祀られていた観音さまが何らかの理由で村を流れる杉野川を経て、高時川から姉川に至り川道にたどりついた。—— 故に、佛ヶ淵とい... 続きを読む
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2009年2月22日
オコナイ — 高月町東阿閉 まち・文化
『美しき世界は感謝の心から』の言葉でよく知られるヤンマーの創業者山岡孫吉の故郷は東阿閉。公民館は彼が寄贈したもので、ヤンマー会館とも呼ばれている。 昨年から「オコナイ」に魅せられている。道徳で言うオコナイではない。インディアンの名前のようでもある。アイヌの地名のようにも思える。「オコナイ」と聞... 続きを読む