米原市の記事一覧
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2016年11月17日
古民家タイ食堂 ラムちゃん お店
後藤ラムヤイさん 「ラムちゃん」こと後藤ラムヤイさんにはじめて会った時、「微笑みの国・タイ」というあのフレーズが浮かんだ。それぐらいすてきな笑顔で、ラムヤイさんは迎えてくれる。 大工だったご主人のお父さんが建てたという日本家屋で、ラムヤイさんが「古民家タイ食堂 ラムちゃん」を始めたのは昨年七月。店名の「ラ... 続きを読む
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2016年6月2日
ゆっくりマルシェ in まいばら まち・文化
今月から、伊吹山のふもとのルッチプラザで、「ゆっくりマルシェ」が隔月で始まった。 近頃、手づくりのものなどを販売する定期開催のマルシェがあちこち開かれるようになったが、このマルシェにははっきり示された方向性があり、それが「ゆっくり」である。出店するお店は、暮らしにまつわる衣食住やエネルギーについて、「ていねい... 続きを読む
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2016年4月11日
うわさのシフォンケーキ屋 お店
シフォンケーキ yon一年ほど前に会ったきりになっていた方が、わざわざ電話をくださって、おいしいシフォンケーキ屋があると教えてくれた。なんでも、シフォンケーキだけをこだわって作っていて、知る人ぞ知る店になりつつあるのだという。これは行かねばと、すぐに訪れた。 店の名まえは「シフォンケーキ yon」。店のドアを開けると、磨かれたアメ... 続きを読む
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2016年3月4日
冬の伊吹山を登る まち・文化
山に登るようになってから、いつしか憧れというか目標のように思っていたことがある。それは、「雪山に登る」ことだ。雪山となるとやはり伊吹山に登りたい。冬の伊吹山は、アルプスの山々には及ばないものの本格的な雪山の要素を備え、天候がよければ初心者でも登れないことはないという。登山者の中には、伊吹山には冬にしか登らないと... 続きを読む
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2015年9月28日
あしもとにある恵み お店
山のごはん よもぎ谷すじは、日が落ちるのが早い。刻々と日が傾いてゆく奥伊吹の山あいの道を、夕暮れに追われるように車で登っていく。刈り取りの始まった棚田、その端に建てられた古びた小屋に目を奪われた。 甲津原の集落に入ると、澄んだ水が流れる水路で、ミョウガをざぶざぶ洗っているひとがいた。鮮やかな紅色が山盛りになっていて、なんだか良... 続きを読む
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2015年9月23日
霊仙絶景 まち・文化
9月5日土曜日午前9時、晴天の青空の下、僕は霊仙山最高点1094メートルの頂に立っていた。目の前に広がるカレンフェルトと呼ばれる浸食された石灰岩が点在する広々とした草原は、どこか遠くの本格的な山岳地帯に来ているようで、とても滋賀県内の、それも登山口まで車で30分ほどの近所の山に来ているとは思えないくらいの絶景だっ... 続きを読む
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2015年9月4日
井伊直孝を祀る米原の「直孝神社」 まち・文化
彦根市本町「大信寺 井伊直孝歯廟」 今、彦根では「井伊直弼公生誕200年祭」が開催されている。幕末、開国の英断を行った井伊直弼公だが、政治家としてだけではなく、茶の湯や和歌など文化人としても一流を極めた直弼公の知られざる魅力が特別展や、彦根城博物館でのシリーズ展示で紹介され、市内各所ではユニークなイベントが... 続きを読む
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2015年4月15日
まいバーラちゃんの旅 まち・文化
米原市近江公民館まいバーラちゃんという人形が、旅をした。2012年10月1日から翌年3月31日までの半年間に、11都県19カ所、人の手から手へと渡っていく冒険だった。背中には、まいバーラちゃんを受け取ったひとがメッセージを書くための手帳を背負っていた。 はじまりは、米原市近江公民館のゆるキャラとして、「まいバーラ」が誕生した... 続きを読む
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2015年4月13日
三成タクシー、遂に現る!! まち・文化
戦国アクションゲーム「戦国無双4」に登場する武将キャラクター石田三成がタクシーにラッピングされ走っている。これは彦根市・米原市・長浜市の3市と各市の観光協会で構成する「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」が企画したもので「三成タクシー」という。 石田三成に関する知識を問う試験に合格した認定ドライバーの車にのみ「... 続きを読む
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2015年3月13日
湖東・湖北ふることふみ7 前田慶次が渡った琵琶湖(2) まち・文化
米原湊のモニュメント(米原駅) 慶長6年(1601)10月24四日に伏見の上杉屋敷を出発し、翌25日に堅田から沖島東の「弁財天嶋の世渡」を過ぎ薩摩港で餉を済ませた前田慶次の旅を前稿で紹介した。 今稿ではその続きを見て行くが、実はこの先は「さほ山のあなたなる前原の湊につく」としか書かれていない。つまり佐和山... 続きを読む
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2015年1月28日
『カロムロード』18年目の邂逅 1
ヴォーリズさんのクロックノール まち・文化多賀「里の駅」にて 1月10日、僕は多賀町一円にある一圓屋敷にいた。江戸時代の庄屋が安政4年(1857)に建てたもので、平成20年に所有者の一圓六郎氏がNPO法人彦根景観フォーラムに譲渡。現在は同団体と、地元住民らが組織する多賀クラブとが結成した団体「多賀『里の駅』」が地元の町おこしの拠点として活用している... 続きを読む
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2014年11月14日
伊吹山の麓の小さな文具店 お店
佐々木文具店伊吹山の麓、米原市春照に小さな文具店が開店した。 お店の名前は「佐々木文具店」。店主の岡田友美さんは、このお店を開く前から、同名の「佐々木文具店」という屋号で、オリジナルの消しゴムはんこや便箋などを作成しイベントに出店しながら活動を続けてきた。友美さんとは、友美さんのご主人でミュージシャンの岡田健太郎さんを通... 続きを読む
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2014年10月6日
弥高いも まち・文化
実はこれ、サツマイモである。国道365号線の一本山側の道を関ケ原方面へしばらく行くと右側にある。どうして今まで気づかなかったのか…、止まってゆっくり観賞したいと思うほど、リアルなサツマイモだった。名産なのだろうか…、車を止めて写真を撮った。草が絡みつきはっきりしないが、どうやら「弥高いも園」と書いてある。 道... 続きを読む
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2014年5月21日
石田三成公お手植えの藤 まち・文化
米原市世継にある春日神社に「石田三成公お手植えの藤」が伝わっている。5月2日快晴、ゴールデンウィーク真っ只中、湖岸道路の渋滞を回避しようと横道に入り、ボケラーっと休憩を決め込んだ。長閑である。世継会館の駐車場に大きな「世継まちあるきMAP」が建っていた。優れたMAPだと思った。世継という地域の古代から現代までを... 続きを読む
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2014年3月19日
暮らしを彩る器と出会おう お店
Salut! 暮らしの道具店カフェブームの昨今。カフェでの楽しみは料理や飲み物、店内のインテリアや音楽はもちろんのこと、かわいくておしゃれな食器も大切なポイントだ。 そんな食事が楽しくなるような食器を、カフェだけでなく毎日の暮らしにも取り入れてほしいという思いから、昨年の6月にオープンしたのが食器専門店「Salut!(サリュー)暮らしの... 続きを読む
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2014年3月17日
頭の整体、身体のメンテナンス いわせ整体研究所 お店
米原市磯の湖岸道路沿い。一軒家に「いわせ整体研究所」の看板がかかっている。人間の頭部が描かれたイラストに「+頭の整体」とある。整体というと、身体をゴキゴキと鳴らして矯正をするイメージがあるけれど、頭の整体とはいったいどのようなものなのか。 いわせ整体研究所は、1996年に長浜で開院。その後彦根に移り、5年前か... 続きを読む
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2014年2月13日
自分たちの「しゃぎり」を繋ぐために まち・文化
「しゃぎり」とは曳山まつりにおけるお囃子のことだ。曳山の巡行時や歌舞伎が始まる前には篠笛や摺鉦、締太鼓に長胴太鼓を用いて必ずしゃぎりが演奏される。毎年10月上旬に行われる米原曳山まつりでは、このしゃぎりを年齢や性別、居住地にかかわらず多くの人で奏でている。 山組のひとつ松翁山は7年前「松翁山しゃぎり保存会」を... 続きを読む