「トンネル」を含む記事一覧
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2013年11月18日
餌指町の「大蔵省」・余呉町菅並の「北海道」 まち・文化
餌指町の大蔵省用地石碑 僕はずっと場所にある記憶やモノに宿っているはずの記憶、多分、そういうのが好きなのだと思う。勝手に考え盛り上がり、適当なところで遡るのを諦めて喜んでいる。そういう作業が気に入っている。 彦根には城下町特有の地名が残っていて、今でも、地の人は誇りを込めて旧い町名で話をする。例えば、連着... 続きを読む
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2013年8月30日
日本で2番目に古い隧道 まち・文化
滋賀県側「柳ヶ瀬隧道」 相変わらず暑い日曜日だった。予想はしていたけど捗るものはなにもなく、午後、カメラを持って出かけることにした。とりあえず北へ……、少しは涼しかろう。福井県境を目指した。積雪記録でお馴染みの余呉町柳ヶ瀬の集落を通り抜け、雁ヶ谷(かりがや)の分岐を右にルートをとると、「柳ヶ瀬隧道」がある。... 続きを読む
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2013年4月4日
マンボな話 まち・文化
大野木ワンダーランドのマンボ マンボである。先日、先輩からフェイスブック経由で問い合わせがあった。 隧道の話題で気になることがありました。マンポという言葉をご存じでしょうか。昨年出版された『湖猫、波を奔る』(弟子吉治郎著 / サンライズ出版)という竹生島と湖北地区を舞台にした小説があります。前半部分で西... 続きを読む
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2013年3月18日
風光随一、隧道を抜けて春の絶景を! まち・文化
湖北隧道(八田部側)。隧道を抜ければ奥琵琶湖の絶景が広がる。 湖北隧道(月出側)。右から「湖北隧道」 湖北隧道(八田部側)。左から「風光随一」 インターネットを見ていたら『約18.8kmのドライブウェイに樹齢20年から25年の桜(ソメイヨシノ、八重桜等)が約4000本咲き乱れます』奥琵... 続きを読む
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2013年2月20日
冬の隧道へ行ってきた まち・文化
2013年1月29日 佐和山隧道 ZTVの「フレッシュ!びわドロップ」という番組取材があって、トンネルにまた行ってきた。国鉄時代の仏生山(むしやま)トンネル、佐和山隧道、旧横山隧道。いずれも美しい煉瓦トンネルだ。仏生山は漢字の違いを指摘されることがよくあるが、トンネル名は「仏生山」、トンネルのある山の名前は... 続きを読む
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2012年11月20日
賤ヶ岳隧道 まち・文化
賤ヶ岳隧道は、大正13年着工、4年後の昭和2年(1927)7月に完成している。残された工事銘板には村田鶴の名はないが、意匠は横山隧道・佐和山隧道と酷似している(『“道”を拓いた偉人伝』(永冨謙著・イカロス出版株式会社・2011年)。現在のトンネルができるまでは国道のトンネルとして使われていた。本当は「賤... 続きを読む
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2012年6月20日
隧道と村田鶴 佐和山隧道 まち・文化
佐和山町側から撮影 湖東・湖北に大正時代から昭和初期にかけて竣工したいくつかの隧道(ずいどう・すいどう )がある。「隧道」とは、トンネルの古い呼び方だそうだ。湖東・湖北の隧道のいくつかは、美しい意匠を持ち、設計者は「村田鶴(むらたつる)」という人物だった。前回、横山隧道(長浜市鳥羽上町/米原市菅江)の記事を... 続きを読む
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2012年6月4日
隧道と村田鶴 横山隧道 まち・文化
横山隧道米原市側 横山隧道長浜市側 トンネルは魅力的である。それを抜けた時に現れる新しい世界にいつもワクワクする。そういえば、子どもの頃も、ジャングルジムでも、土管でも穴を抜ければ向こう側にはいつも別世界が広がっていた。紙を丸めた筒だって同じである。 一ヶ月ほど前、彦根の佐和山の裾野にある仏生山... 続きを読む
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2012年5月3日
龍神とトンネル まち・文化
今年は辰年、龍神について調べていたら、龍神とトンネルの話にいきあたった。 東海道本線・米原~彦根間には、昭和31年(1956)11月19日に電化されるまで、短いトンネルがあった。仏生山(むしやま)トンネルという。現在のJR琵琶湖線より山側、滋賀県東北部浄化センターの敷地内を走っていた。当初、トンネルではなかっ... 続きを読む
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2009年3月8日
賤ヶ岳トンネルのビル? まち・文化
トンネルを抜けると、一変する景色に驚くことがある。国道8号線の賤ヶ岳トンネルもそのひとつだ。山が迫る木之本町大音側から山梨子側に出ると、奥琵琶湖の湖面が光っている。 このトンネルの帰りのコースでいつも気になっていたことがある。山梨子側の入口にトンネルと一体化するように「ビル」が建っているのだ。交通量の多い国道... 続きを読む