「浅井」を含む記事一覧

  • 2016年6月9日

    滋賀県第二峰 金糞岳へ登る まち・文化

    金糞岳から白倉岳方面を望む  金糞岳は、滋賀県で2番目に高い山だ。民話では、伊吹山の神が金糞岳の神と高さを競い、負けた伊吹山の神が金糞岳の神の首を切り落としてそれが竹生島となり金糞岳は2番目に高い山になったとされている。  金糞岳へ登るには、高山キャンプ場から続く谷の両側の尾根伝いに花房尾根コースと中津尾根コ...  続きを読む

  • 2015年5月11日

    音なりの庭 at コホウアン まち・文化

     近江孤篷庵の近くに生まれ育った中居真理さんは、地元にいた頃は一度も孤篷庵を訪れたことはなかったという。周囲の自然を借景に取り込んだ庭、その庭を眺めるためにつくられた開放的な建物が気持ちよく、「近所にこんな場所があったなんて」と驚いたそうだ。「この気持ちのいい場所で音楽を聴いたりしたら気持ちがいいだろうなあ」とい...  続きを読む

  • 2014年10月13日

    ドラマがあった まち・文化
    読売旗小学生野球

     10月4日・5日、台風の気配を感じながら全試合が終わるまでは雨が降ることのないように祈りながら、浅井町野球場で少年野球を観戦していた。少年たちのユニフォーム姿に、グランドのニオイがよみがえる。ユニフォーム姿がしっくり馴染んでいる奴が巧く、そして強い気持ちを持つプレーヤーだ。僕はずっとそう思っている。...  続きを読む

  • 2013年6月10日

    とんてんかんと響く鍛冶屋町へ まち・文化

     長浜市鍛冶屋町。約840年前から鍛冶職人が暮らし、武具の生産や野鍛冶で栄えた歴史を持つ集落である。明治期には100軒以上が野鍛冶をしていたというが次第にその数は減り、昭和38年頃には姿を消したという。  その鍛冶屋町で今月22日と23日の両日、地元のまちづくり委員会が企画した「とんてんかん in 鍛冶屋」という...  続きを読む

  • 2013年1月25日

    鉄作家×鍛冶屋のまち ひと
    鉄作家 山田大輔さん

    鉄作家の山田大輔さん  「人生の第二章がここで始まったみたいです」。鉄作家である山田大輔さんが昨年秋、長浜市鍛冶屋町に移住し湖北で新たな風を起こそうとしている。  鍛冶屋町は名前の通り鍛冶職人が多く暮らした土地である。その歴史は古く、秀吉の時代には武具の生産で活躍し、その後は農鍛冶へと形態を変えながら技術を継...  続きを読む

  • 2011年9月28日

    マクロビで、ニコニコになる お店
    ナチュラルカフェ にこにこ

    店主の大平真紀さん  旧浅井町に6月「ナチュラルカフェ にこにこ」がオープンした。マクロビオティック食のカフェレストランである。マクロビとも略される食事法の一種だ。  「日本人本来の食生活である玄米菜食を軸にした食事法です。マクロビオティックは『自然に即した命のあり方』との意味をもちます。自分も自然の一部であ...  続きを読む

  • 2011年3月21日

    江展望 2011
    三姉妹の小谷城脱出ルートをたどる —こじき坂の伝承— まち・文化

    谷間のこじき坂  浅井三姉妹が生まれ育った小谷城は織田信長軍の攻撃により落城し、浅井長政は城内で自刃、長政の妻市と三姉妹は城外へ逃れた。母子の行き先には諸説あり、信長の居城・岐阜城とも、信長の弟の居城があった伊勢だともいわれている。近江には、三姉妹は旧浅井町平塚の実宰院(当時は実宰庵)にかくまわれたという説が...  続きを読む

  • 2010年11月6日

    江を知る まち・文化
    洞寿院の葵と菊の紋

    実宰院 茶々(淀殿)が寄進したと伝わる昌安見久尼の木像(実宰院)  9月、小谷城でテレビロケがあった。放映が予定されているのは、来年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」。江の生涯が、2人の姉・茶々、初の人生も織り交ぜながら語られるようだ。  江は2度の結婚を経て、3度目、文禄4年(1595)23歳のと...  続きを読む

  • 2010年7月22日

    退屈する贅沢の時間 お店

    田舎の一軒家をイメージした外観  365号線沿い、姉川の合戦の舞台にほど近いところに、日帰り温泉「あねがわ温泉」がオープンした。お場は温泉の醍醐味「源泉かけ流し」のほか、体の代謝を高める高濃度の「炭酸泉浴」、天然鉱石を使った「蘇生の湯」やジャグジーがある。半分は露天風呂になっていて、光があふれ、開放感たっぷり...  続きを読む